今日のシネマ
今回はちょっとおもしろい取り上げ方をしてみました。
まず 『十二人の怒れる男』。
1957年の作品なので まだ私が生まれる前です!!
カラーじゃありません。
”アメリカ映画史に残る傑作ドラマ・・・”
と TSUTAYAのイントロダクションに書かれていました。
元々はTVドラマだったようですね。
17歳の少年が起こした殺人事件に関する陪審員の討論が始まったが、
誰が見ても有罪と思えたその状況下で、
ひとりの陪審員が無罪を主張した事から物語は動き始める……。TSUTAYAより
99%は陪審員の討論のシーン。
十二人全員の意見が必ず一致しなければならない。
ここで ”有罪” と決まると この少年は死刑になる。
そんな責任重大な事なのに 最初は軽いノリで話し合いが始まる。
そしてその緊張感がもっと感じられないのは
次の 『12人の優しい日本人』
これは1991年に三谷幸喜とサンシャインボーイズの脚本で作られています。
『十二人の・・・』 をモチーフにしてはありますが
全く雰囲気が異なります。
三谷幸喜だから もちろん喜劇仕立て。
犯人も十七歳の少年から 美人の若妻に変わってる。
もう一つは2007年にロシアで作られたもので
これはオリジナルの雰囲気を壊すことなく
12人の ”怒れる男” が火花を散らす。
ロシア、日本、アメリカ・・と
製作されたのが新しい順番で観ました。
もしも初めに日本のを観ていたら
印象が違ってたかもしれないけど
一番好きなのは オリジナルのアメリカのでしたね。
こうやって並べて観るのも ないかなか興味深いな。
日本でも 裁判員制度が始まりました。
これは映画の中だけの話ではないのです。
もし自分が選ばれたら・・・
* * * * * * * * * *
さて・・・・
実はあと数本、レビューが残っていますが
残念ながら time up・・・
来年に持ち越します。
今年は80本の映画(DVD)の紹介をしました。
これは昨年よりも40本も少ない・・・
ま、仕方ないですね。
今年は秋からバタバタの生活でしたから。
そういうわけで 一年のまとめもできませんでした。
毎年末に決めている 年間ベスト10も
今年はお休みさせていただきます。
あ、いや、年明けて 時間があったら
2009年を振り返って・・・
みたいにしてアップしようかな。
気が向いたら・・・・ね。
このような自己中心的な映画感想に1年間お付き合いいただき
誠にありがとうございました。
来年も同じスタンスで(!)やりますので
どうぞよろしくお願いいたします。
今日現在、DISCASさんのリストには251本登録してあります。
今年の分を取り戻すためにも いっぱい観るぞ~~!