今日のシネマ
2008年 アメリカ
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~溜まってるレビューを片づけようシリーズ~
溜まってるレビューではありますが割と最近観た一本。
っていうか やっと回ってきたって感じ。
すごく楽しみにしてました。
だって イーストウッド 作品だもの。
この作品を最後に、俳優という立場は退くというイーストウッド。
もしそれが本当なら こんなにラストにふさわしい作品はないんじゃないか、って思いました。
主人公のウォルトは すっごい偏屈なじいさんです。
人種差別的な言動が多いし 全く愛相ないし。
だけど 毛嫌いしていた隣人との関わりによって
すこーしずつ変化していくの。
そういう話ってよくあるんだけど
この人がやると なんかこう一枚も二枚も上質な作品になる。
頑固が宝に思える。
『グラン・トリノ』 っていうのは車の名前だそうです。
私は車、全然わからんのですが
ウォルトにとってグラン・トリノは
自分の歴史であり アメリカそのものだったんだろうね。
観て損はない一本・・・
いえ 是非、観てほしい作品です。