伊坂幸太郎 著。
妹から回ってきました。
何冊目の伊坂になるんだろ。
安藤っていう兄弟がいます。
兄は自分の思った事を他人に言わせる〝腹話術″ができ
弟はジャンケンに絶対負けないのと、10分の1なら全て当てちゃう能力を持つ。
前半の「魔王」は兄が中心。
後半の「呼吸」はその5年後で弟が中心。
その兄弟とは別に犬養って大物が出てきます。
ムッソリーニを彷彿とさせる若き政治家。
「魔王」って誰のこと?
安藤兄弟? いいえ。
犬養? いいえ。
長いものに巻かれる君、そして私。
寄らば大樹の陰に隠れる君、そして私。
それが魔王。
「考えろ 考えろ マクガイパー」