今日のシネマ
2021年 日本
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ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説を
「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主演・佐藤健と瀬々敬久監督のコンビ、阿部寛の共演で映画化。
東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で
全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生した。
被害者はいずれも善人、人格者と言われていた男たちだった。
宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎は、2つの事件からある共通項を見つけ出す。
そんな中、利根泰久が容疑者として捜査線上に浮かび上がる。
利根は知人を助けるために放火、傷害事件を起こしたて服役し、
刑期を終えて出所したばかりの元模範囚だった。
犯人としての決定的な確証がつかめない中、第3の事件が起こってしまう。
(映画comより)
7月中旬 鑑賞
レンタル開始当時、希望者が多くてかなり待ちました
ミステリーとしても、ヒューマンドラマとしても見応えがある内容でした
東日本大震災での混乱と、その9年後に起きた連続殺人事件
物語はその両方を交互に映しつつ
微妙に絡み合った糸を 時間をかけて解いていきます
震災が生み出した孤独や格差と同時に この作品の大きなテーマになっているのが
「生活保護」という制度
財政難を理由にした厳しい線引き、不正受給者の問題、
はたまた 充分条件を満たしているにもかかわらず
罪悪感や扶養照会を気にしての受給拒否・・
これもまた、置かれた立場によって寄り添う心に差が出る話でした
見方を間違えると、ただただ矢面に立っている人が悪者になって終わってしまいます
”護られなかった者” ”護ってあげることができなかった者”
それぞれの悲しみが心に響く作品でした
佐藤健、清原果耶、倍賞美津子、阿部寛、メインキャストの安定した演技に加えて
岩松了、奥貫薫、井之脇海、西田尚美、三宅裕司 など 錚々たる役者さんたちが出ています
政治家の不正なお金の流れなどをニュースで見る度に
あんたらの影で実際に こうやって泣いてる人がいるんだよ、と
ムカムカが止まらなくなるのです
2022-51
はい!アマプラで先週観ました。
ご存知のように本を読んでから、、でしたので、、少し違う箇所あり。でしたけど やはり良い作品でした。
護られなかったーーの、前の作品(内容 関連してます)を少し前に読みました。順番は逆でしたけど〜それは 【境界線】と言う作品です。
それについては またブログで書きますね。
今日も良い一日を!
実際の日本の政治家に対して、怒り爆発ですね。でも、不正があった政治家でも、次の選挙の時は当選してしまうことが多いのですね。落選する方もいますが---。
原作では 清原果耶ちゃんの役は
男の子だったのですよね
あと、ラストのあの二人のやりとりもなかったのかな?
「境界線」同じく宮城県捜査一課の話のようですね
中山七里はドンデン返しがあるから面白いですよね
ブログ楽しみにしています
けいこさん いつもありがとうございます
この映画は実話ではないですが
震災でも 生活保護の現場でも
同じようなことが実際に起こっていると思います
上は何を見ているのか 何を考えているのか
選挙前だけじゃなくて 自分が議員になっても
しっかり日本の現状を見て欲しいですね
takan32さん いつもありがとうございます
映画は観たかったんですけど…
観てなくて…
なにか大きなことが起ると
それに付随して色々な事が事件が
発生しますよね。
震災もですがそれ以外にも色々…
その度に日本の政府や政治家の対応や
対策が…あまりにずさんだったり後手後手
だったりで情けなくなります。
ホント選挙の時だけじゃなくてちゃんと
しろよ~って思いますね。
お返事遅れてごめんなさい
mikaさん、原作は読んでいるのですね~
そっか・・原作とは少し違う箇所があるようですね
震災は実際に起こり、
生活保護も実際にある制度
これは実話ではないですが
似たようなこと、絶対に起きていたと思うんです
目線をどこに置くかで 気持ちの膨らませ方が
違ってきますよね
窓口になる人たちの大変さもわかった上で
しっかり全体を見なければ、と思いました
でも、元はやっぱり上の人たち・・・
色々事件が起きる度に むかつきます
しかし、その人たちを選んでいるのも国民なんですよね・・
😓
mikaさん、いつもありがとうございます