今日のシネマ
2017年 日本
漫画家・押見修造が実体験をもとに描いた同名コミックを、
「幼な子われらに生まれ」の南沙良と「三度目の殺人」の蒔田彩珠のダブル主演で実写映画化した青春ドラマ。
上手く言葉を話せないために周囲となじめずにいた高校1年生の大島志乃は、
同級生の岡崎加代と校舎裏で出会ったことをきっかけに、彼女と一緒に過ごすように。
コンプレックスから周囲と距離を置き卑屈になっていた志乃だが、
加代にバンドを組もうと誘われて少しずつ変わっていく。
やがて、志乃をからかった同級生の男子・菊地が強引にバンドに加入することになり……。
(映画comより)
観ていて苦しくなりました。
その苦しさっていうのは、”孤立感”
記憶の中で、自分がかつて経験したことがあるような空気を感じたから。
別にいじめにあっていた訳ではないのだけど
クラスに気が合う人が一人もいなくて、
学校に行くのが嫌で嫌でたまらなかった中2の時。
でも、だからって登校拒否をする勇気もなかったから
とにかくじっと目立たぬように息をひそめていた時期。
もう50年近く経つのに、そういう苦しい思い出って
すごく鮮明に残っていたりするのです。
話を映画に戻します。
志乃は極度のあがり症で、家族や友達との会話は問題がないのに
緊張すると吃音で言葉が全く出なくなってしまう・・・
高校に入学し、初日のクラスで自己紹介の時、
家であれだけ練習したにも関わらず、自分の名前すら言えずクラスで浮いた存在に。
同じクラスの加代は、人に干渉せず自分の世界を持っている。
ミュージシャンになるのが夢なのに、いざ歌うと音程がはずれる・・・
ひょんなことをきっかけに志乃と加代は友達になる。
ここでもう一人、菊地って男子がいて、
ウザいキャラだと思っていた彼も、実は悩んでいた。
”観た人の数だけ世の中の風通しが少しずつよくなり、生きやすくなると感じさせる快作”
ライターの高森郁哉氏はこう評価していました。
個性を認め合える、弱味をストレートに出せる、
そういう友達が一人でもいたら
それだけで毎日が楽になるのにね。
わかります。
実は私も同じ経験あります。
私はまさにその背が高い方の女の子でした。
私も中3です。
交換日記とかしてました。
でも・・・自然消滅。
・・いや、きっと私から距離を置いたんだ・・・
だから 『5㎝の向こう岸』 聞いた時、
何とも言えない気分に・・・
ほんと、よく頑張ったね、はいびちゃん!
私はまだ部活(バレー)があったから
学校に行けたんだと思う。
それがなかったら・・・どうなっていたんだろう。
いろんなことを乗り越えて今があるんだね。
ほんと、よく頑張った!
思春期の思い出は様々でしょうね。
初デートが中3だったかな(笑)
背の高い女の子で、私の方が小さかった…(-.-)
コンプレックスを抱いた初デートでした。
そのあと、振られた…(-.-)
ほぼほぼ、3学期まで、親しい友人できずに、
苦労したな~。
春の遠足が、大嫌いだった。
よくがんばったよ!