今日のシネマ
1993年 香港
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れます◆
演ずることに全てを捧げた二人の男の波乱に満ちた生涯を、
京劇『覇王別姫』を軸に描いたチェン・カイコー監督作品。
身を持て余した遊廓の母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた小豆。
淫売の子といじめられる彼を弟のようにかばい、
辛い修行の中で常に強い助けとなる石頭。
やがて成長した二人は、それぞれ“程蝶衣”、“段小樓”と名を変え、
京劇界きってのスターとなっていた……。(TSUTAYAより)
見ごたえ十分で172分の長編大作!
が、長さより内容に、正直ちょっと疲れちゃいました
主演は今は亡き レスリー・チャン
京劇、というものにあまり興味がなかった(というか、よく知らない)のがいけなかったのか
あまりに壮大な物語だし、中国の歴史にも疎いので
話についていくのが精一杯でした
子供時代を描いた前半はテンポも良く、
子役たちの名演でぐいぐい惹き込まれましたが
伝統文化である京劇が、時代の浮き沈みの中で翻弄される様子、
そしてその中でしか生きられなかった主人公、 蝶衣(レスリー・チャン)の悲しい人生が
これでもか、と迫ってきて苦しくなりました
文化大革命が始まり、京劇が弾圧されるシーンでは
かなり前に読んだ「ワイルド・スワン」を思い出しました
これは、生半可な気持ちではなく、しっかり肝を据えて観た方がいい映画です
あと、中国の歴史がわかっているともっと理解できたかな
レスリー・チャンの妖艶さは見事としか言えませんが
なんだか辛くって・・
この映画を「自分にとっての最高作!」と掲げている人もいらっしゃるし、
すごい映画だとは思うのですが
自分の無知さがこういう時、足を引っ張るんだわ~
少し前に中国の歴史ドラマを夢中で観てました、、衣装も美しいし 俳優さんたちも綺麗。
京劇は ずいぶん前に北京で一度観ました(ビザ必須の時代に(笑))
衣装が素晴らしかったことしか覚えてませんが。
両作品とも観たはずなんだけど、両方とも(ほとんど)記憶に無い(苦笑)。
中国の映画では、2~3作しか良いのを挙げられません()。
自分にとっては、➊アメリカ映画 ➋日本映画 ➌イギリス映画
❹フランス映画 ➎インド映画 etc。
まぁ、これからも、適当に楽しみましょうね。
ワシも大陸の歴史には疎いですから
きっと訳が分からない場面に出くわし、
作者の本意を知るには苦労しそうですよ。
ワシは邦画・アメリカ映画の順ですが、
最近の邦画は良いのもありますよ。
いつもありがとうです。(^_-)-☆応援!
フォローも有り難うございました。
今日も良いお天気の土曜日の朝を迎えました。今日も暑くなりそうですが・・・洗濯日和で、お出かけにも良いけどね・・・、
緊急事態宣言中でもあり、ちょっと、外出は自粛も大事なことだが、感染の心配が無い場所だったらいいでしょう。
ご趣味の登山などもこれからのシーズンいいですね
貴女もご趣味がたくさんお楽しみのようですが、このよう映画も、その一つのご趣味のようですね・・・また、これから一緒に楽しまさせて貰います
又ねお立ち寄り下さい・・・ありがとうございました。
日本でも世界でも歴史に強いと
映画を見ていても10倍楽しめる・・
と 今まで何度思ったことか・・
私は不勉強なので、かなり損しているかと思われますが
その映画で、勉強になるものもけっこうあるんですよね~
大河ドラマもそんな感じで観ています
京劇・・・実際に観たらすごいんだろうな、って思います
けいこさんはいろいろ行かれているし勉強家でもあるから
知識が豊富ですよね~!見習いたいっ!
けいこさん、コメントありがとうございます
この映画、ちっぷさん、観ていたのですね
評価がものすごく高くって
ちょっと気後れしながら観ました
「ワイルドスワン」は映像化されてないと思います
私は本ですね
昔は邦画はあまりみなかったのですけれど
最近はけっこう観ますね~
あと、敬遠していた韓国映画!
面白いのが多くってびっくりです
ちっぷさん、コメントありがとデス
映画ってやっぱりいいですよね~(笑)
歴史や背景を知っていると
映画はもっともっと楽しめると思うのですが
不勉強なばかりにもったいないことしてるなぁ~って
そうですね 日本映画も頑張っていますよね
本場のアカデミー賞を観ていると
最近は韓国映画がすごいです
今まで敬遠していたのですがここ数年で観始めたら
面白いのがたくさんあって
今は韓国映画に注目しています(韓流ドラマは一切見ませんが 苦笑)
sugichanさん、コメントありがとうございました
いえいえ、こちらこそ、ありがとうございました
まとまりのないブログですが
よろしくお願いいたします
緊急事態宣言が延長になってしまって
どうしたものかと・・・
山に行きたくてうずうずしています
映画はほとんどが家でDVDです
映画館の大きなスクリーンで観たいですが
どうかな~~
日本中の・・・世界中の人たちの生活が変わってしまいましたね
来年の夏はマスクしなくても大手を振って歩けるように
なっているといいですね
コメントありがとうございました
この映画は、私をアジア映画の素晴らしさを教えてくださった、故淀川長治さんを思い出します。そして初めて観た?中国の映画だったと思います。佇まいの美しさ、言葉の流れの美しさ・・・歴史を絡めて・・・残念ながら我が家で、DVDで観ましたが、京劇シーンは大きなスクリーンで観たかったです。
☆少々、スレズレですが
その後淀川さんのお奨めの「赤いコーリャン」「宗家の三姉妹」「黄色い大地」「菊豆」なども観ましたが、近年は中国映画は少しで、今は韓国映画優先です。ドラマも観ています。(*^-^)
淀川さんは、95年に著書で、
韓国のイム・グォンテク監督の「風の丘を越えて/西便制」、台湾のホウ・シャォシエン監督の「恋恋風塵」「悲情城市」
イランのアッバス・キアロスタミ監督の「友だちのうちはどこ」「オリーブの林をぬけて」などなどを褒め称えています。私は特に「風の丘~」のパンソリ、「悲情城市」の日本統治(後)に驚きました。
そして、著書では
"日本人よりも映画がよくわかっていることに感心した。日本は、この今のアジアの映画エネルギーを持ってはいない"と 記しています、が・・・2021年の今はどうでしょうか?
それにしても今の韓国映画の多様な面白さ興隆を見ると、流石、淀川さんと思ってしまいます。
つい「さらば、わが愛/覇王別姫」で、淀川さんを思い出してお邪魔してしてしまいました。💦
淀川さんが 大好き でした(*^-^)