今日のシネマ
やっぱりどうしても観たくって
用事を伸ばして劇場へ。
ネタバレになるので これから観に行こうと思ってる方は
スル―してくださいね。
私は普段、映画を観終わった後、
じっくり静かに一人だけで余韻を楽しみたい方なのですが
これはなんかちょっと 誰かと話したい気分になりましたね。
なんでだろ。
宣伝バンバンやってるから既に大まかなストーリーはおわかりかと思いますが
本当の悪人は誰なのか・・・
っていうのが この映画のテーマ。
妻夫木クン演じる祐一と 深津絵里チャン演じる光代。
地方に住む若者の寂寥感や閉塞感。
なんとかしたくてもどうすることもできない二人の日常が
すごく丁寧に描かれています。
だからその後に起こる事件が
なんだかそうなるべくしてなったかのように思えてしまう。
一定した緊張感が続き 息をするのも忘れそうなほど
引き込まれてしまいました。
そして 加害者、被害者の家族に対しても同じ。
二人の逃亡と並行して
それぞれの家族が大切なものを守ろうとする、
失っても尚、そう信じようとする強い気持ちが
ますます祐一と光代の悲哀を引き立たせていました。
本当に誰一人余計な人物はいなくって
それぞれの演技も素晴らしかったと思います。
深津絵里チャンが モントリオールの授賞式で
「これは共演者、スタッフ、皆で勝ち取った賞」
みたいなコメントを言ってたけど
映画を観終わった時、それが良くわかりました。
すごく深くって すごく重くって ハッピーになる映画ではないけれど
観て良かった、と思いました。
尚、この映画、PG12指定 がついていますのでご注意を。
今日のシネマ
2008年 アメリカ
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン◆
~溜まってるレビューを片づけようシリーズ~
かなり前に観ました。
ウィル・スミス は大好きだし すごく楽しみにしてたんだけど。
・・・・私はダメでした。
ダメっていうのは 共感できなかった、って意味。
最初から中盤過ぎまで何がなんだかわからない感じで進んでいきます。
普通はそれらの謎がだんだん解けてきて
それと比例して こちらの胸のつかえも取れてきます。
が、 この話は違う。
意味がわかればわかるほど 重く、辛く、切なくなる。
なんでそこまで? って。
彼と同じ境遇の人は 世の中にたくさんいると思う。
誰にも起こりうることかもしれない。
だけど・・・・
そう、この 「だけど・・」 と 「何で・・・」
っが ず~~っと最後まで続くんです。
終わってからも・・・
私はやっぱり 共感できない。
出演は他に
ロザリオ・ドーソン 、 バリー・ペッパー 、 ウディ・ハレルソン 他・・・
「あなたのためなら私は死ねる」
ほんと?
軽々しく言ってはいけない言葉です、これは。
今日のシネマ
2008年 アメリカ
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン◆
~溜まってるレビューを片づけようシリーズ~
溜まってるレビューではありますが割と最近観た一本。
っていうか やっと回ってきたって感じ。
すごく楽しみにしてました。
だって イーストウッド 作品だもの。
この作品を最後に、俳優という立場は退くというイーストウッド。
もしそれが本当なら こんなにラストにふさわしい作品はないんじゃないか、って思いました。
主人公のウォルトは すっごい偏屈なじいさんです。
人種差別的な言動が多いし 全く愛相ないし。
だけど 毛嫌いしていた隣人との関わりによって
すこーしずつ変化していくの。
そういう話ってよくあるんだけど
この人がやると なんかこう一枚も二枚も上質な作品になる。
頑固が宝に思える。
『グラン・トリノ』 っていうのは車の名前だそうです。
私は車、全然わからんのですが
ウォルトにとってグラン・トリノは
自分の歴史であり アメリカそのものだったんだろうね。
観て損はない一本・・・
いえ 是非、観てほしい作品です。
今日のシネマ
2009年 アメリカ
溜まってるレビューを片づけようシリーズ (苦笑)
ご存知、カールじいさんです。
パパと二人で観ました。
年と共に涙腺がユルユルになってる私は
全編に渡って うるうるし通し。
冒険シーンの内容が 想像してたのとちょっと違ってたけど
やっぱりピクサーは裏切らない。
探検家チャールズ・マンツが悪役になってますが
そうなってしまった経緯は わからなくもない。
ストーリー的に悪役がいた方が わかりやすいし。
特にお子チャマには。
でも大人な私からすると(笑)
エリーとの約束であった パラダイス・フォールへの旅を
もうちょっと違う形の冒険に描いてほしかったかなぁ なんて
勝手なこと思ってしまいました。
だって、冒頭のエリーとのシーンが
あんなに素敵なんだもの。
でもね・・・
人生はいくつになってもやり直せる。
っていうメッセージは しっかり伝わってきました。
明確な目標、強い気持ち。
年を取れば取るほど 諦めという弱気が邪魔しようとするけれど
やってみると案外いい手ごたえを感じる時もある。
いろんな事に前向きな心で ガンバロー。
そして、無理って感じたら 迷わずに手を引こう。
やってみないと 無理かどうかもわからないしね。
結果より 挑戦したってことが自分の宝物になっていく。
・・・・ような気がする。
併設されてたショップで 上の材料を購入しました。
上のブルー系の写真を見てください。
左のビーズは一見すると丸小に見えますが
なんとピーナツみたいな形をしています。
こんなビーズ、初めて見た。
チェコ・ファルファーレビーズ というそうです。
要チェック!
さて、さっそく昨日のサークルでこれらを使ってアクセ製作。
自分の持ってるビーズを加えて出来上がったのが
この二つです。
まあまあ、思い通りにできたかな。
あのピーナツビーズ、実際に通してみるとこんな感じになります。
おもしろいでしょう?
まるで編んであるみたい。
ああ、もっといろんな色、買ってくれば良かった!
実はこのビーズ、私の大好きな クー・ドゥ・ビジュウ のものでした。
浅草橋に行くと、必ず寄るお店。
久々に行ってみようかなぁ~。
そろそろお昼、というわけで おやつと共に・・・
昨日はなんと二人でした!
夏休み終わったばかりで
皆さん忙しかったり 体調を崩されたり。
なのでおやつは食べ放題。 (笑)
ま、こんな日もありますね。
Fさん、来てくれてありがとう。
一人にならずにすみました。
次は10月!