やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

12歳の誕生日

2017年12月07日 | 日記(息子・小6)

今日、息子は12歳になりました。

 

ここ最近の誕生日のお祝いは、セレッソ大阪のリーグ戦最後の試合を観に行くことが多かったのですが、今年はJ1昇格も優勝も関係なく、前節で3位が確定していたこともあり、しかも新潟での試合だったので、自宅で観戦することになりました。

 

その代わり、3日の日曜日にばあばを呼んで、自宅でピザ&ケーキのささやかなお誕生会をしました。

 

今年のプレゼントは、実用的にレインスーツ

モンベルのレインスーツなのでびっくりするほどお高くて、ばあばと私達からの共同のプレゼントになりました。

それプラス、「死ぬまでに行きたい欧州サッカースタジアム巡礼」という本を一冊、息子に贈りました。

 

「カンプ・ノウ」や「サンチャゴ・ベルナベウ」など、欧州の主要なスタジアムの写真や解説が載っていて、スタジアム好きの息子はとても気に入ってくれたようです。

 

いつか、欧州のスタジアムでサッカーの試合を生で観戦し、スタジアムの雰囲気を肌で感じるのだそうです。

そのために、しっかり働いてお金を貯めるのだと言っていました。

 

今日、7日の夕食はちょっと贅沢にすき焼きにして、息子の好きなイチゴも用意しました。

交換日記には、おめでとうのメッセージと私の気持ち。

 

生まれてきてくれて、ありがとう。

すくすくと育ってくれて、ありがとう。

〇〇と過ごす一日一日を、ありがとう。

 

今日から始まる12歳は、小学生から中学生に、キッズから大人へと踏み出す一年になり、色々なことを経験するだろうけど、ドキドキハラハラ、楽しみながら過ごしてほしい。

 

もうすぐ息子はサッカースクールから帰ってきます。

少し遅れて夫も帰ってくるでしょう。

 

今年もまた、幸せだなぁと思う一日がやってきました。


中学校体験入学とサッカー

2017年12月02日 | 日記(息子・小6)

先日、中学校の体験入学がありました。

 

息子が選んだ科目は、体育。

晴れればソフトボールで、雨ならフットサルの授業を行うらしく、

「雨降れ~、雨降れ~。」

と、願っていましたが、当日はとても良いお天気になりました。

 

息子はソフトボールが苦手なので、その日の朝は不安そうに登校していきましたが、帰ってくるなり上機嫌でこう言いました。

 

「俺、インパクトあるみたいで、中学の先生に何度も声かけられた。

帰りにな、『サッカー部、待ってるからな!』って、言われてん。」

と。

 

学年で恐らく一番背が高い息子は、一番目に付くことは間違いないでしょう。

また、小学校の先生から息子の特性について何らかの声かけがあったのかもしれません。

とにかく、体験入学は楽しく参加出来たようでした。

 

さて、サッカー部の顧問らしき先生に、「待ってるからな!」と、名指しで声をかけられ、息子は一気にサッカー部入部へと気持ちが傾いたようです。

それまでは、「中学で他の部も見てから考える」と言っていたのですが、またサッカー熱に火が付いて、少しでも上手くなりたいと、

「FC(地元のサッカークラブ)に戻りたいねん。」

と、何度も言いにくるようになりました。

 

FCは、再入部したとしても4ヶ月後には卒業です。

それに、児童精神科の医師から「もう少し良くなるまで待ってほしい」と言われています。

 

「今なら、FCでやっていけると思う。」

と、涙目で訴える息子を、

「『もうちょっと待って。』って、お医者さん言ってたやろ。FCに戻って、もし調子が悪くなったら、良くなるまで時間がかかるから、今は、中学生になって万全の状態でサッカー部に入れるよう、基礎体力とかを付けていこう。」 

と、繰り返し息子を説得し、毎日10~20分ぐらいの体幹トレーニングに付き合っています。

 

体幹トレーニングの他にも、家の周りをダッシュしたりボールタッチのトレーニングをしたりして、息子は頑張っています。

 

中学生になればサッカー部でやっていけるのか、本当のところ、やってみなければ分かりません。

どこまで配慮を求めることが出来るのか?

他の部員とうまくやっていけるのか?

人より疲れやすい息子が、勉強や他の学校生活と両立できるのか?

心配すればきりがありません。

 

でも、サッカーが大好きで、そのために体を動かし運動することは、息子の成長を大きく促していることは間違いありません。

この夏まで1回も出来なかった腕立て伏せが、ある日突然出来るようになり、今では15回以上出来るようになりました。

体も心も少しずつ成長し、「今なら」という思いは私にもあります。

 

あと4ヶ月経てば、息子は中学生。

中学でも、良き先生、良き友達に恵まれますように。

サッカー部で、大好きなサッカーを思いっきりやり続けることが出来ますように。


気持ちを切り替えられない

2017年11月26日 | 日記(息子・小6)

勤労感謝の日、息子は、友達と家で遊ぶ約束をしていました。

その友達は中学受験をするらしく、学校が終わってからも毎日5時間くらい塾で勉強をしているのでなかなか遊ぶことが出来ず、23日なら12時から3時半まで遊べるということでした。

 

ばあばからのランチのお誘いも断り、早めに昼食をとらせ、じっと待っていましたが、友達は来ません。

「お昼時やから、1時頃になるんとちゃう?」

と、1時まで待たせて、友達の家に電話をかけさせましたが、留守電になっていました。

さらに1時間待ち、もう一度電話をかけさせましたが、やはり留守電だったようです。

 

「用事が出来たんかなぁ。残念やなぁ・・・。」

私がそう言うと、息子は何も言わずに自分の部屋に入ってしまいました。

 

「うわ~、うわ~!」

泣き顔を見せまいと自分の部屋に入って泣いているのに、泣き声(と言うより叫び声)が大きすぎて家中に響き渡っています。

 

気持ちが切り替えられず、昼から何も手に付かずにいる息子が不憫でもあり、2時半頃、今度は私が電話をかけてみました。

2回目で繋がり、その男の子が出ました。 

「お母さんに『家から出たらあかん』って言われてて・・・、〇〇君に代わってわってもらえますか。」

 

息子に電話を代わると、

「うん、分かった。それじゃあ・・・。」

文句の一つも言うことなく、拍子抜けする程あっさり話を終えました。

 

ところが、友達と遊べないことが分かってからも、息子の調子はよくなりません。

サッカーゲームを始めても、ゲームの設定がこれでよかったのかと不安になり、集中することが出来ずに泣きながらやめてしまいました。

 

「どうしたらいいか分からん。」

不安は募るばかりで、ついには、

「明日学校へ行けるかなぁ・・・。」

と、言い出しました。

 

結局、夜になっても息子の調子は良くならず、不安で自分の部屋では眠れず、その日は寝室にやってきました。

 

「せっかくの休みやのに、残念やったね。」

息子が落ち着くように、ハンドマッサージをしてあげました。

 

都合が悪くなって、遊べなくなってしまう。

連絡がないのはちょっと…、とは思うけれど、子ども同士ではよくある話です。

「遊ばれへんようになったんやな。」

と、気持ちを切り替えられればいいのですが、息子は、仕方のないことと分かっていても心が落ち着かなくなってしまうのです。

うまく気持ちの切り替えが出来たなら、もっと楽に過ごせるのに・・・。

  

その日の交換日記には、

「つかれた・・・何か分からんけど落ち着けへん・・・

どうすればいいのか分からへん・・・

どうしても先の事を考えてしまう・・・」

と、書かれていました。

 

この先のこととは、どれくらい先かというと、「今からやることをやったあと」だそうです。

つまり、今からやることがうまく出来るように思えなくて、自信がなくて不安になるということでしょうか

 

繰り返し繰り返し「だいじょうぶだ」ということを経験するしかありません

うまく出来ないことだって、なんとかなるものだし、そこから学ぶこともあるのです。

 

頭ではなく、心からそう思えるように・・・。 

 


いい顔してる

2017年11月17日 | 日記(息子・小6)

昨日は、夫と息子、それぞれがいい顔をして家に帰ってきました。

 

夫は、まだ研修で仕事らしい仕事はしていないそうですが、

「いい人ばかりで、良さそうな職場だ。」

と、言っていました。

 

ただ、2か月後は別の倉庫に移動になる予定なので、そこも良い職場であるといいですね。

風呂上がりに体重を量ると、800gも減っていたそうで、こちらも順調みたいです。

 

さて、息子、修学旅行に出発するときはあまりに不安そうで、私も切なくなりながら「行ってらっしゃい!!」と送り出しましたが、帰って来たときは、とてもいい顔をして元気いっぱいでした。

 

木曜日はサッカースクールの日で、すでに5時を過ぎてしまい始まっていましたが、

「遅れても行く!」

と、やる気満々です。

 

ココアを飲んでサッカースクールに行く身支度をしている間に、修学旅行の話・・・

ピレネー以外の全てのジェットコースターに乗ったこと。

ジェットコースターに乗る前に、友達が緊張してトイレに行ったままなかなか帰って来なくて探しに行ったこと。

お昼ご飯は、5月の旅行で入ったお店で「ミートスパゲティ」を食べたこと。

朝の薬がなくなったこと。

荷物の整理を先生や友達に手伝ってもらったこと。

一日目にお土産をいっぱい買ってしまったので、スペイン村でサッカーグッズを見つけのにお金が足りなくて買えなかったこと。

みんなで政治家のポスターをまねてポーズをし、カメラマンさんに写真を撮ってもらったこと。

時間のない中でいっぱい話をしてくれ、思いっきり楽しんできたことが分かりました。

 

春の遠足の時は、家にたどり着くなり熟睡してしまったので、帰って来たらぐったりだろうと思っていたのに、息子は着替えてすぐにサッカースクールへと行ってしまいました。

 

一回のハグもなし。

それはとてもいいことなんだけれど、拍子抜けというか、なんかちょっとさみしい。。。

 

とはいえ、二人のいい顔を見るのは、やっぱり嬉しいですね。


行ってらっしゃい!!

2017年11月15日 | 日記(息子・小6)

今朝、息子は修学旅行で伊勢志摩へと出発しました。

 

早朝からサッカー日本代表強化試合のベルギー戦があって、どうしても生で試合を観るんだと、息子は4時半に起きてきました。

私も同じ時間に起きて、朝食を作った後、旅行の準備は昨日に終わっているにもかかわらず、着せていく服や持って行かせる服をどうしようかと、出発の時間ぎりぎりまで迷っていました。

 

今日の夕方から気温が下がり、この土日は年末年始並みの冷え込みになるのだとか。

明日の朝一番から昼過ぎまではスペイン村(パルケ・エスパーニャ)で過ごすことになっていて、息子が気温に合わせて上着を着たり脱いだりするとは思えず、出発前に「これを着てね。」と指定しておく必要がありました。

 

とはいえ、実際の体感温度までは分からないので、

「寒かったら、上着をこれに変えるんやで。」

と、ダウンジャケットを余分に一枚持たせるしかありません。

 

持ち物の準備は昨日息子と一緒にしましたが、「おふろセット」「2日目の着替え」「2日目寒かった場合の上着」など、それぞれの袋にラベルを貼っておきました。

 

サッカーの試合が終わって、5分後に出発です。

 

「明日、必ずまた会えるよなぁ。」

心配そうに言う息子。

「当ったり前やん! 

会われへんかったら、大変やで。」

 

ハグしてハイタッチを繰り返す息子を送り出します。

 

「さぁ、7時集合やろ。

楽しんどいでや~!

行ってらっしゃい!!」

 

曲がり角に消える息子を見送り、後は、息子と友達、先生方に任せるしかありません。

 

だいじょうぶ! 

何かあっても、何とかなる!!

きっと楽しんで帰ってくるはずです。


色々積み重なって・・・

2017年11月10日 | 日記(息子・小6)

運動会が終わってからずっと調子が良くない息子。

 

先日、子育て支援センターでプレイセラピーがあり、先生(4月から女性の先生が担当してくださっています)から、

「不安の原因を考えてもし分かったとしても、どうすることも出来ないこともあるから、無理して探さなくていいよ。

それより、楽しいことやリラックスする方法を考えよう。」

と、言われたそうです。

 

けれど、リラックスできない息子は、いつも夕食を食べ終えたぐらいから調子が悪くなってしまい、翌朝学校に行くまでが本当にしんどそうで、見ていて辛くなります。

 

「図工は、今、何作ってるの?」

「委員会って、どんな仕事するの?」

「お笑いの打ち合わせはいつするの?」

「ナップサック出来た~?」

 

そんなことを、息子がハグしに来た時に、少しずつ聞いていくと、息子の答から思うことがありました。

一つずつは、本当に些細なことなのです。

 

「版画をするんやけど、俺だけまだ下書きが出来てない。」

「お楽しみ朝会でやること考えて、修学旅行の翌日までに企画書を出さなあかんねん。」

「お笑いの打ち合わせは、中休みにしようと思ってる。」

「ナップサックな、失敗して下に重ねて縫ってって、だいぶん解かんなあかんねん。

修学旅行まで間に合うかな~。」

(家庭科で作ったナップサックを背負って、修学旅行に行くそうです。)

 

しなければならないことが積み重なって、しかも、自分だけうまく出来ていないことがあって、それが息子を落ち着かなくさせているようです。

 

水曜日の朝、それはそれはしんどそうな顔をして、息子が言いました。

 

「1時間目終わった休み時間に版画の下書き仕上げて、中休みはお笑いの打ち合わせをして、3時間目終わった休み時間だけ休憩して、昼休みは委員会の打ち合わせするわ。

出来るかなぁ、だいじょうぶかなぁ・・・。」

 

「あれもこれも考えたらしんどいから、今せんなあかん目の前のことだけ考えて一生懸命やった方がいいで。

出来へんことは、先生に相談したら、出来る方法を一緒に考えてくれるから。

それに、休み時間はゆっくりして、気分を切り替えることも大事やで。」

 

息子を送り出した後、息子がすでにいっぱいいっぱいになってる様子なので、先生にフォローをお願いしようと思っていたところ、通級の先生からお電話がありました。

その日は、放課後に市のソーシャルスキルトレーニングが行われることになっていて、その確認でした。

 

通級の先生から息子の様子を尋ねられ、すごく調子が悪いことを伝えました。

息子からちょくちょく聞いた話から、しなければならないことが積み重なっていっぱいいっぱいになってしまっていること。

修学旅行の班分け後に学校で調子が悪くなったことや、家ではカーペットが真っ直ぐかどうかとか、イスの角度が気になり出していること。

そして、今朝、聞いた話など。。。

 

通級の先生は、

「パンパンで、爆発寸前ですね。

担任と相談して、フォローできるところはフォローさせていただきます。

ナップサックは、また、通級で見させてもらってもいいかなと思います。

今日は、ソーシャルで〇〇君とも話す時機会があるので、話を聞いてみますね。」

 

息子が学校へ登校してからは、私に出来ることなんて限られています。

先生にフォローをお願いするしかありません。

 

「もうすぐ修学旅行なんで、学校ではいつも普通に友達とも楽しそうにしているとは聞いていますが、2日間もだいじょうぶなのかな、と、不安に思っているのですけど・・・。」

 

「連絡ファイルにも書いてくださってましたね。

だいじょうぶですよ。

帰って来た時は、疲れて、がくってなってしまうかもしれませんが、行ったら向こうで何とかなるし、結構楽しんでくると思いますよ!」

 

少し、心が軽くなりました。

学校や修学旅行先のことは先生にお任せして、私は、無事に送り出すことを考えようと思いました。

 


臨時休校中

2017年10月24日 | 日記(息子・小6)

22日の日曜日は、台風の影響で叩きつけるような豪雨でした。

雨は翌日午前中に止んだものの、大雨警報が出たまま未だ解除されず、市内全域に避難勧告が出ている状態なので、小・中学校も2日続けて休校中です。

大きな被害は聞いていませんが、尋常でない雨が降り続けたため、少しの雨でも土砂災害の可能性が高いということなのでしょうか。

 

日曜の夜、台風は月曜未明には静岡方面に進んでいるという予報でした。

朝9時半までに警報が解除されないと、学校は臨時休校になります。

そのため、息子は、

「台風よ~、ゆっくり進め~!」

と言いながら、大雨の中、何度も玄関の外に出て空を確認していました。

 

「今の空見たって、意味ないで~。明日の朝の状態で決まるんやから。」

私がそう言っても、

「念じれば、きっと停まる!」

と。

 

「いやいや、停まってしまったら大変なことになるで。

そこらじゅう浸水したらどうするん!?」

 

そんな話をしていましたが、月曜日の明け方に雨は小降りになり、10時前には止みました。

しかし、大雨警報は今日の13時現在もずっと継続中。

 

天気予報では、明日の0時からまた雨の予報です。

明日こそは学校に行ってほしいと願っているのですが、どうなることでしょうか。

 

臨時休校になって喜んでいた息子も、ぼそっと一言。

「やっぱり学校に行きたい。友達に会いたいわ。」

 

長いお休みになって、少し落ち着いたのかな。  


「落ち着かへん!」「どうしよう…。」「だいじょうぶ?」

2017年10月22日 | 日記(息子・小6)

これでもか、というくらいに雨が降り続いています。

水曜日に運動会が出来たことが奇跡のようです。

 

さて、息子は、運動会の翌日から調子が悪くなってしまいました。

そして、金曜日は定時に登校できず、久々に学校に遅れる旨の電話をしました。

運動会までは応援団の朝練を一日も欠かすことがなかったというのに、どうしたことでしょう?

運動会で力を使い果たし、疲れがピークになってしまったのでしょうか?

 

木曜日の夜から体や思考が動かなくなってしまったかのように、宿題は出来ないし、何を聞いても「分からん!」を繰り返すばかりでした。

また、落ち着かずにハグしにくるというよりは、私にぎゅ~っとしがみついている感じで、

「落ち着かへん!」「どうしよう…。」「だいじょうぶ?」

を繰り返すのです。

 

「何か心配なことある?」

「何が、『どうしよう?』って不安なん?」

と、聞いても、ただただ

「分からん・・・。」

と、言うのです。

 

あれだけ運動会で頑張り、応援団もやり切って、息子の自信になったと思っていたのに、「何がどうして?」と、信じられない気持ちです。

 

息子との話の中で一つ気になることがあり、担任の先生に聞いてみました。

「家庭科では、今、何をしているのでしょうか?

〇〇に聞くと、『エプロン』って答えたのですが、エプロンは5年生の時に作ったはずだし、そう言うと、『分からん』って、言うのです。

昨日は、何を聞いても『分からん』って答えていたので、ただしんどくて考えられないだけかもしれませんが、家庭科での様子はどうでしょうか?」

 

先生は、

「ナップサックを作っています。

あ~、もしかすると不安の原因かもしれませんね。」

と、思い当たることがあるような感じでした。

「『ゆっくり、落ち着いてからでいいから、学校においでや。

ナップサックは、一緒に説明しながら作るから心配いらんで。』って、〇〇君にお伝えください。」

と、仰ってくださいました。

 

結局、その日、息子は2時間目から登校し、元々2時間目が通級教室での授業だったので、通級の先生とお喋りしながらナップサックを作ることになりました。

3時間目からは通常教室に戻り、普通に授業を受け、友達とも楽しく過ごせていたようです。

  

 けれど、家に帰って来てからは、また不安で落ち着かない息子。。。

 

「落ち着かへん!」「どうしよう…。」「だいじょうぶ?」 

そう言いながら、しょっちゅうまとわりついてくる息子に、私も同じことを感じてしまいます。

 

この重さ、息苦しさ、「どうにかして!」という思い・・・。

これがそのまま息子の辛さなのでしょうか。

息子がこれを常時感じているのだとしたら、本当にしんどいことです。

 


小学校最後の運動会

2017年10月19日 | 日記(息子・小6)

今日もしとしと雨が降っています。

一昨日のお昼3時頃から昨日の昼過ぎまで雨がやんで、昨日の午前中にいたっては晴れ間が広がっていました。

運動会のために天が動いてくれたのでしょうか。

 

昨日が雨なら運動会は中止となり、金曜日にダンスや組体操など演技だけを発表会という形で、たとえ雨でも体育館で1学年ごとに行われることになっていました。

なので、こうして小学校最後の運動会を無事に行うことが出来て、本当に良かったです

 

プログラムの順番が雨天仕様となり、ダンスなどの演技が優先的に行われましたが、昼過ぎからポツポツと降り始めた空模様もなんとか持ちこたえ、各学年の演技、競技は全て終了しました。

全員参加の大玉転がしと整理体操、PTA種目が中止となっただけです。

 

6年生の組体操は、通常なら運動会の最後、クライマックスにくるものですが、雨が降らないうちにと10時頃に行われたので、例年のように演技後に感極まって泣いている児童も保護者も少なかったように思います。

私自身もじ~んとこみ上げるものはありましたが、父の遺品であるカメラで息子を追うのに夢中になっていました。

息子はみんなより頭一つ背が高く、すぐに見分けることが出来るのですが、何分体が大きいために組体操の土台となって、顔すら見えないことが多かったです。

 

応援合戦のときも、応援団として堂々とした息子の姿に胸が熱くなりましたが、目頭がうるうるする程度で済んでいました。

 

食事休憩の後、一番最初に6年生の騎馬戦があり、息子の出番は終了しました。

その後、各学年の競技が順に行われました。

もう真剣にカメラを構えることもありません。

 

運動会の学年ごとの競技は決まっているので、全て息子がその学年に行ったものです。

1年生の「玉入れ」

2年生の「かぼちゃのデカパンリレー」

3年生の「綱引き」

4年生の「台風の目」

5年生の「棒引き」

 

ああ、もう滂沱の涙です。

私が見ているのは、目の前の子ども達ではなく、同じ学年だった頃の息子でした。

 

毎年、運動会の時期は大変でした。

1年生のときは、少しだけみんなより動作が遅れ、いつも先生が横に付いてくれていました。

2年生で音声チックが出ました。

3年生では、「何か入っているかもしれない」と、普通に物を食べることが出来なくなりました。

思えば、これが強迫性障害の始まりだったのかもしれません。

順調だと思えた4年生、3日前に体調を崩し、前日に熱を出しました。

5年生では、強迫性障害をぶり返してしまいました。

 

そうした大変さを抱えながら、いつも一生懸命だった息子。

負けなかった息子。

全ての運動会を私に見せてくれました。

 

最後の運動会でも、6年生として、応援団として、頼もしい姿を見せてくれました。

 

ありがとう! 誇りに思うよ!!


おつかい

2017年10月15日 | 日記(息子・小6)

雨で、運動会が延期です。

明日は代休で、火曜日と水曜日が運動会の予備日となっていますが、予報では木曜日までずっと雨になっています。

どうなるんでしょうか・・・。

 

予定がはっきりしないため、いつにも増して息子は落ち着かない様子で調子が悪そうです。

ここ数日は自分の部屋では眠れず、寝室で眠るようになりました。

 

さて、雨の予報であっても、晴れて運動会になることを想定してお弁当の準備はしなければなりません。

運動会といえば、おにぎり。

息子は、お弁当の中でもおにぎりが一番好きだと思います。

なのに、我が家の塩が残り少なくなっていることに、昨日の夕方になって気が付きました。

 

これは、大変!

主人が車を使っているし、この雨だと自転車にも乗れません。

もし、歩いて買いに行って、運動会前に股関節の調子が悪くなると一大事です。

 

息子に、おつかいに行ってもらうことになりました。

「『塩』を買ってきてね。

『アジシオ』じゃなくて、普通の『塩』やで。」

と、言うと、

「どうしたらいいん?」

と。

 

「コンビニの人に、『塩、ありますか?』って聞いたら、教えてくれるから。」

「『アジシオ』持ってきたら?」

「『普通の塩ありますか?』って、聞いてみて。

『塩』とか『食塩』って書いてるのがいいねん。

もし、なかったら、イズミヤで買って来てね。

お駄賃に、〇〇の好きなパンでもアイスでもお菓子でも、何か一つだけ買ってもいいからね!」

 

コンビニまで歩いて5分、さらにそこから5分もかからない場所にイズミヤ(スーパーマーケット)があります。

 

「イズミヤのどこで買ったらいいん?」

と、聞くので、

「1階の食品売り場。調味料とか売ってるところ。『菓子』とか『調味料』とか書いているプレートで探すか、お店の人に聞いてね。」

と、教えました。

 

息子は、欲しいものが特にないせいか、あまり自分では買い物をすることがありません。

せいぜい、ノートがなくなってイズミヤに買いに行ったり、明日のパンがなくて、コンビニにおつかいに行ったりするくらいです。

息子に千円を渡し、少しドキドキしながら送り出しました。

 

恐らく、息子はもっとドキドキしていたでしょう。

コンビニに塩がなかったのか、息子が家を出て20分を過ぎた頃から、私のドキドキにソワソワが加わりました。

 

30分過ぎた頃、「ただいま~!」と、やっと息子が帰ってきました。

コンビニの袋とイズミヤの袋を提げて。。。

 

「コンビニになかった?」

「うん。イズミヤでな、レジの人が『810円です』って言うから、お金足りひんかったらどうしようって、ちょっとパニくった!」

と。

「81円の間違いで、ほっとしたわ~。」

 

息子は、コンビニに塩がなかったので、先にお駄賃のアイスだけ買ってしまったようです。

ハーゲンダッツのクッキー&クリーム、287円。

塩がどれくらいの値段か全く知らないけど、残金713円あればだいじょうぶだと思っていたそうです。

 

いやいや、アイスを先に買うのが問題です。

20分以上アイスを持ち歩いたら、融けてしまうでしょう!

なぜ、先にアイスを買うのか? 

しかも、ハーゲンダッツ。。。

 

アイスを買うのは、買い物の一番最後やで。

融けるやろ~!

イズミヤで買ったら良かったのに。」

と、言うと、

「そうやった!」

と。

イズミヤなら、ドライアイスだって付けてくれます。

 

塩81円に、お駄賃のアイスが287円。。。

あ~、『好きなパンでもアイスでもお菓子でも・・・』と、言った私が悪い。

『100円前後の』って、付け加えるべきでした。

 

でも、親子とも勉強になりました。

 

融けたハーゲンダッツのアイスは、再び凍らせて食べてもおいしかったそうです。