やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

今日で最後

2025年01月30日 | 日記(息子・高校生)

息子の通う通信制高校は、今週月曜日から単位認定試験が始まりました。

 

息子は、4日連続で登校して受験し、今日、全ての試験が終わりました!

 

結果は一週間後ですが、ほぼ合格できると思います。

あとは、サッカー部の練習があるだけ。

ほっとしたせいか、先ほどから少し頭痛がしています。

 

なんとしても受験させなくては!

と、私の方が気負っていたのかもしれません。

 

週に一度か二度の登校がやっとだった息子。

4日連続の登校で疲労もピークになり、

「もう無理、限界!」

「途中で退席するかもしれへん。」

と、弱音を吐く息子を、

「どうしても無理やと思ったら、出て来たらいいから!

30点以上取れて合格出来たらラッキー、

あかんかっても、試験受けるだけ受けといたら、追試受けられるし・・・。」

と、なだめ励まし、なんとか教室へと連れて行きました。

 

そうです!

受験しなければ、追試は受けられません。

そうなると、高校卒業が延期になるし、しかも1科目だけ受講し直すことは出来ず、最低4科目受講することになってしまいます。

 

1時間目からの試験もあったので、朝起きられるか、満員電車に乗ることが出来るのか、とても不安でしたが、息子は頑張りました!

 

中学生時代は家でも学校でもほとんど勉強することなく卒業した息子が、通信制高校の決められた課題を全てこなして卒業するのです。

 

親子で通い続けた通学路も今日でおしまい。

 

帰りの車窓から見る景色が、ちょっとだけ滲んで見えました。

 

とはいえ、卒業式はひと月以上先。

(息子は、卒業式には出ないそうですが・・・。)

その間に、息子と一緒にこれからのことを考えていこうと思います。

 

 


地域猫ちゃん

2025年01月09日 | 猫の話

昨年から、左耳をカットした地域猫ちゃんが我が家にやって来るようになりました。

 

 

この猫ちゃんが来ると、相変わらず我愛羅はにゃんにゃん鳴きますが、まるちゃんのときほど激しくはなく、今のところおしっこをすることもありません。

この子が、女の子だからでしょうか。

 

ただ、年末から我愛羅が体調を崩し、体重が400gも減っていたので、ストレスになっている可能性はあって、猫ちゃんが我愛羅と同じエイズキャリアでも家族に迎えることは無理そうです。

 

 

寒さの厳しい季節、無事に生き延びてと願わずにはいられません。

 

カバーをかけた自転車と自転車の間に、大きめのキャリーバックを段ボールとプチプチ梱包材でくるんで、中に毛布とカイロを入れて寒さをしのぐ所を作ってみたのですが、1ヶ月経っても猫ちゃんが中に入った様子はありません。

 

避妊手術をされたときの怖い記憶が残っているのでしょうか。

 

せめて、猫ちゃんが顔を見せてくれたときには、栄養たっぷりのご飯を食べてもらうことにしています。

 

うちの市では、地域猫活動をするための資金を集めるためにふるさと納税のクラウドファンディングを行っています。

 

10月末から3ヶ月間で、目標額は300万円

全て地域猫活動に使われるため、返礼品はありません。

私も少しだけ参加させていただきましたが、現在270万円ぐらい集まっているそうです。

 

市の税金を地域猫活動に使うのは賛否両論があるのでしょう。

市政の行うべきことはたくさんあって、税金には限りがあります。

その中で、地域猫活動のためにと寄付されたお金で、捕獲器の購入や不妊・去勢手術をするための補助金、飼い主のいない猫の命と住民の生活環境を守る取り組みを行うとのことです。

 

猫は生後6か月ごろから妊娠可能で、一度妊娠すると2か月ぐらいで4~8匹の赤ちゃんが生まれます。

また、猫は交尾排卵動物なので、交尾するとほぼ確実に妊娠するのだそうです。

だから、野良猫を何もせずに放置していると、「1匹のメス猫が3年後には2000匹以上にも増える」と、環境省の試算で出ているそうです。

 

過酷な環境で生きる野良猫の寿命は5~6年。

市内で1年間に200匹以上の猫が交通事故等で道路で亡くなっていることが確認されているそうで、見えないところではそれ以上の命が失われていることでしょう。

 

誰もが少しでも生きやすい世の中になりますように・・・。

 

 


2025年が始まる!

2025年01月05日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

2025年が始まりました!

 

みなさま、本年もどうぞよろしくお願いします

 

さて、2025年は、久々に無事に元気で迎えることができました。

お天気にも恵まれ、穏やかなお正月休みとなりました。

 

食事の準備や洗濯、ちょこっと掃除する等、やっていることは普段とそんなに変わりはないのですが、出かける用事もなく、息子の登校やレポートを促す必要もなく、気楽なものです。

 

図書館で予約待ちだった本が、年末に一度に順番が回ってきたこともあり、読書三昧のお休みでした。

 

「リラの花咲くけものみち」藤岡陽子著、「香君」上下巻、上橋菜穂子著、この三冊は読了し、今は「告白撃」住野よる著を読んでいるところです。

 

一方、息子の調子は悪そうです。

強迫観念というのでしょうか、頭の中で常に責められているような感じだそうです。

 

例えば、すき焼きを食べるとき、息子が卵を割ってかき混ぜていると、

「ちゃんとかき混ぜれてる?」

と不安になって、泣きそうな顔をしてずっとかき混ぜ続けているのです。

 

そんなこと・・・

ちゃんと混ざってなくてもだいじょうぶなのに・・・

 

息子も分かってはいるのです。

それでも、声がするから不安になるのです。

 

4日のメンタルクリニックを受診する日がとても待ち遠しく感じました。

 

1時間みっちりカウンセリングを受けた後の診察で、息子は、先生に調子を聞かれ、

「調子はあまりよくないです。

気力がなくて、お風呂に入るのもやっとな感じで、途中で上がってきたり・・・。

何も出来なくて、あと、なかなか眠れません。」

と、答えていました。

 

「インフルエンザやコロナはだいじょうぶでしたか?

休日診療所がえらいことになっていたみたいですね。

駐車場がいっぱいで、車が入れずに並んでいたと、患者さんから聞きました。」

 

「体は元気です。」

と、息子。

 

「強迫観念が酷いみたいです。

『これでいいんすか?』みたいな、後輩が茶化して聞いてくるような声がずっと聞こえる、みたいなことを言ってました。」

と、私。

 

「う~ん、強迫観念を抑える薬はマックスで出しているのですけどね・・・。

あと、増やせるとしたら、リスパダールを3錠にしますか?」

と、聞かれたので、

「眠りが深いというか、朝10時頃までぐっすり寝ているので、さらに日常生活に支障が出そうな気が・・・。」

と、私は言いました。

 

「そうですね。

体に出ているようですね。

すみませんが、もう4週間、このままの薬で様子を見させてください。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、トリンテリックス錠10mg(2錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてのエチゾラム錠のみ0.5mgを一日6錠までを2週間分」を処方されることになりました。

 

次の診察は、2月1日です。

 

この先、トリンテリックスが効いてくる見込みはあるのでしょうか?

 

息子は、以前、

「レクサプロより意欲は出るけど、その分疲れる。」

と、言っていました。

 

今は、疲れ切ってしまって、意欲がないの?

 

もう一つの心当たりは、進級、進学の時期が近いから。

 

息子と同年代のお子さんが前にも横にもそこら中にいる住宅街で、私も時々、胸がひりひりすることがあります。

 

息子は息子の人生を頑張って生きている!

 

迷いなく言えるけれど、ありのままを受け入れることって、なかなか難しいことなのです。

 

それに、ありのままって、ずっとそのままでいいということではないし、ありのままの自分でどう生きて大人になっていくのか、息子と一緒に考える一年となりそうです。