やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

悲しかった読み聞かせ

2024年11月28日 | 読書・読み聞かせ

2学期の読み聞かせを行いました。

 

私は、11月の第3週と第4週の木曜日の朝の読書タイムに、2年生と3年生に読み聞かせをすることになりました。

 

選んだ本は、どちらの学年も「こえだのとうさん」ジュリア・ドナルドソン作、アクセル・シェフラー絵、いとうさゆり訳。

 

 

 

NHKのEテレで何度かアニメ放映されているので、知っているお子さんも多いと思いましたが、私の好きな絵本の一つなので読むことにさせていただきました。

 

主人公は、なんと小枝。

しかもお父さん。

ある朝、こえだのとうさんがジョギングをしていたら、犬のおもちゃにされたり、白鳥の巣を作る材料にされたり、ぷかぷか流れ着いた浜辺で、砂のお城に掲げる旗の支柱にされたり、ついには、遠く離れた町の家で暖炉のまきにされたりしてしまいます。

こえだのとうさんは、愛する家族のもとへ帰れるのでしょうか!?

 

・・・というお話なのですが、もちろんハッピーエンド!

「とうさん、とうさん、こえだのとうさん! 〇〇〇には ようじん ごようじん!」

というリフレインも楽しいです。

 

たった10分の持ち時間。

朝起きて、しんどいな~と思いながら、なんとか頑張って登校してきた子もいるかもしれません。

ちょっとほっこりしたり、少しでも明るい気持ちになってくれたらなぁと思います。

 

今回の読み聞かせは、2年生も3年生もし~んと静かに聞いてくれました。

それはそれは、静かすぎてこちらが緊張してしまうくらいです。

 

本当は、もっとリラックスして聞いてもらえると嬉しいのですが・・・。

 

2年生の読み聞かせのあと、子ども達が声をそろえてお礼を言ってくれたのですが、そのとき、先生が姿勢を正すよう注意し、上靴をきちんと履いていないお子さんを見つけて叱り、彼がなかなか履き直そうとしないので、先生は何度も叱って、終いには「失礼やろ!」とその子を怒鳴りつけてしまいました。

 

私の胸はきゅ~っと苦しくなり、きっとその子や周りの子ども達は、小さな胸を私以上にぎゅ~っと痛めているのだろうなと思いました。

 

すぐ教室から離れる私に、先生のご指導をどうこう言えません。

 

でも、私からは、机の下の足元なんて全く見えないのです。

それよりも、物語で楽しい気持ちになって、今日も一日頑張ってほしいと思っている読み聞かせの時間を、最後にこんな悲しい気持ちで終わらせることになったことが、残念で残念で仕方がありません。

 

どうか、この読み聞かせの時間が子ども達のトラウマなんかになりませんように・・・。

 

 



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