聖書には王バラクがバラムに、イスラエル人の災いを願い求めるように、という指示に対し、バラムは一貫し神エホバの聖霊の導きによる格言的な詩を述べ、イスラエル人を祝福したことが記されていました。バラムは、どんな場合も神エホバの喜ばれることを行いました。
引き続き場面はイスラエル人が、神エホバのおきてを破り、モアブの娘たちと性的不道徳行為をしたことが次のように記されています。神エホバはどのように裁きを執行なさるでしょうか。聖書は次のように記しています。
「イスラエルが̪シッテムに住んでいた時、民(イスラエル人)はモアブの女性たちと性的に不道徳な行為をし始めた。女性たちは、自分たちの神々に犠牲を捧げる時に民(イスラエル人)を誘い、民は食べたり神々にひれ伏したりするようになった。イスラエルはペオルのバアルの崇拝に加わり、エホバはイスラエルに激怒した。エホバはモーセに言った。「この人々の指導者を全員捕らえて処刑し、真昼にエホバの前で杭に掛けなさい。エホバの燃える怒りがイスラエルから離れるためである」。モーセはイスラエルの裁判人たちに言った。「それぞれ、ペオルのバアル崇拝に加わったこの男たちを殺しなさい」。
ちょうどその時、1人のイスラエル人がミディアン人女性を兄弟たちの近くに連れてきた。それはモーセとイスラエル人の民全員の目の前であり、民は会見の天幕の入り口で泣き悲しんでいた。祭司であるアロンの子エレアザルの子ピネハスはそれを見ると、すぐに民の中から立ち上がり、やりを手に取った。そして、そのイスラエルの男性の後を追って天幕に入り、2人を突き刺した。そのイスラエルの男性とその女性の生殖器を刺し通したのである。すると、イスラエル人に対する神罰はやんだ。神罰で死んだ人は2万4000人に上った」(民数記25:1~9)。
上記に紹介しました通り、イスラエル人は神エホバのおきてを破り、モアブの女性たちと性的不道徳行為をし始めたことが記されています。イスラエル人は性の不道徳だけではなく、バアル崇拝や偶像崇拝にも陥り、神エホバを激怒させました。そのため、モーセはそのようなイスラエルの男性を殺すように指示を与えました。その指示を受けたピネハスは、まずやりを取り、性の不道徳を始めた1人のイスラエル人とメディアン人の女性を刺し殺しました。その結果、エホバの神罰は止みましたが、神罰を受けて死んだ人数が2万4000人だったことが記されています。神エホバは性の不道徳を容認しない神であることを明確に示しておられます。現在社会は性の不道徳や偶像崇拝が蔓延していますが、間もなく神エホバが処断をされます。そうした悪から出ることを神エホバは勧めています。
上記の出来事の後、神エホバはモーセに何を話されたでしょうか。次回に引き続きお伝え致します。
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