神エホバは、ご自分の預言者イザヤを通し、ご自分の民イスラエル人は、何度も神エホバに反抗し、仲間を不当に扱い、心の中でうそを考え、偽りを語ることを明らかにされました(イザヤ59:11後半~13)。当時のイスラエル人は神エホバの教えから遠く離れていました。
イスラエル人は神エホバの教えを受けながら、公正も義も真実もない状態に陥っていました。イザヤは霊感を受け次のように記しています。
「公正は追い返され、正義は遠くに立っている。真実は広場でつまづき、正直さは入ってくることができない」(イザヤ59:14)。
当時エルサレムの都市の門の内側には公共広場があり、年長者たちがそこに集まって、イスラエル人の法的な訴えを取り上げ、裁きを行っていました(ルツ4:1,2,11)。そうした年長者の男子は、義を持って裁き、公正を追い求めるべきであり、わいろを受け取ってはなりませんでした’(申命記16:18~20)。しかし、実際には、公正や正義から離れ、自分勝手な考えに基づき裁いていました。さらに悪い事には、誠実に善を行おうとする人々を、格好の獲物と見做しています。そのためイザヤは次のように記しています。
「真実は消え失せる。悪から離れる人(善を行おうとする人)は物を奪われる」(イザヤ59:15前半)。
当時のイスラエル人は、「真実が消え失せ」ただけはなく、善を行おうとする人に不義を行ったのです。神エホバはイスラエル人の不義をどのようにご覧になられ、何とイザヤは記しているでしょうか。その内容は次回にお伝え致します。
WWW.JW.ORG
並び咲く アガパンサスに 強き雨 今日の一句
庭に咲いている「白色ムクゲ」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます