皆様方も、人間の容姿や人体の造りを学び、畏怖の念を抱くまでにくすしく創造されていることにお気付きと思います(詩編139:14~16)。しかも、聖書は、地球の環境が殿の得られた後に、人間は男性も女性も「神の像(あたち)」に創造されたことが次のように記しています(創世記1:1~27)。このことは何を意味しているのでしょうか。
「次いで神(エホバ)は言われた、「わたしたちの像(かたち)に、わたしたちと似た様に人を造り、彼らに海の魚と天の飛ぶ生き物と家畜と全地と地の上を動くあらゆる動く生き物を服従させよう」。そうして神(エホバ)は人をご自分の像(かたち)に創造してゆき、神の像(かたち)にこれを創造された。男性と女性にこれを創造された」(創世記1:26,27)。
上の聖句に記されている通り、人間は男性も女性も「神の像(かたち)に」創造されたことが記されています。男性も女性も「神の像(かたち)」に創造された、とは何を意味しているのでしょうか。それは、次のことを意味しています。
1.男性も女性も、性による差別があってはならない、ことを教え、どちらも偉大な創造者エホバ神にとって平等の存在なのです。ですから、互いに愛し、互いの尊厳を尊重しなければならないのです。
2.「神の像(かたち)」に創造されているとは、偉大な創造者エホバ神の比類のない特質の愛、公正(義)、知恵、力、を丁度映像を映し出すように反映できる能力が備えられていることを示しています。ですから、聖書を通して神エホバの比類のない特質を学び、その優れた特質を正確に反映した生き方ができます。これらの優れた特質を生き方に表さないなら、「人間失格」になることを示唆しています。
3.さらに「神の像(かたち)」に創造され、他の生物より人間が優れた能力をそなえているのは、地上の生物を「服従させる」ため、つまり管理・世話する能力が備えられているのです(創世記1:26)。生物を含めて地球環境を守る責務が人間には与えtられているのです。ですから、神エホバは環境破壊を進める者を間もなく地上から断ち滅ぼす、ことを言明されています(啓示11:18)。私たち人間は美しい地球環境を維持し、家畜や動物たちを虐待することなく、世話・管理をする必要があるのです。
4.「神の像(かたち)」に創造されていることから、もはや戦いを学ばず、戦いの道具・武器を平和の道具に打ち変え、世界中の人々が互いを愛し、平和を創り出す、ことが神エホバに依って求められているのです(イザヤ2:4.マタイ3:9.ヨハネ13:34)。
創世記1章16節に。「わたしたちの像(かたち)」にと、「わたしたち」と、いう複数形の言葉になっているのは、神エホバと、神エホバの傍で優れた働き手としてエホバのご意志を天で行っていたイエスのお二人を表わし、神エホバが天でイエスに語り掛けた言葉です(箴言8:22~31.ヨハネ1:1~3)。あなたも、くすしく神の像(かたち)」に創造されていますので、確固とした者のお一人として、神エホバに栄光と賛美を帰す方々と共に歩まれば幸いです(啓示4:11)。
台風の 北東進路 注視せリ 今日の一句
道辺に咲いている「カンナ」
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