城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

芽吹きのツルベ(1032m)に登る 19.4.19

2019-04-19 20:40:14 | 山登り
 間戸山(点名「北方」443.3m)に続く、2番目の三角点踏査地点が今日の三等三角点「大井」。この山は「ツルベ(1032.3m)」として、マニアの間では知られている。検索してもあまりひかからない。数少ない中では、冬期に登る例が多いようだが、大垣山協の機関誌「わっぱ」380号(6年前の無雪期)に記録があるらしいが、私が入会する直前の山行で手元には記録はない。
 旧根尾村樽見を過ぎるとその目的地大井地区はある。記録にある神社の横に車を停め、神社の階段を登り、裏手から植林された中を登っていく。

 登り始め
 道らしきものはないが、ヤブはないので歩きやすいところを選びながら登っていく。植林の道もますます傾斜を増していく。最初は私が先頭であったが、K氏、E氏に抜かれて、最後尾を歩くことが多くなる。植林帯を登り切った先に四等三角点「大井谷」があったが素通り。少し下って、おかしいことに気づく。このままだと谷に下りてしまう。少し登り返し、右の方を下る(ここがほとんど唯一の下る箇所)。
 植林帯から落葉樹林帯に変わる。ヤブはほとんどなく歩きやすいが、相変わらずの急な登りが続く。枯れ葉の間に埋まったカタクリをときどき見かける以外花は少ない。木々の枝は芽吹きを迎えており、少し黄色く見える。雨もポツリポツリと落ちてくる。

 芽吹き
 やっと八谷に伸びている尾根との合流点(850m付近)に達する。

 合流点 正面が山頂の一角
 その後、石が露出する斜面を登っていくと、見たことのない花(つぼみがほとんど)に出会う。しかも、あちこちにある。(家に帰って調べると「ハシリドコロ」。毒草でこれを食べると走り回るところからの名前らしい。これなら鹿も食べることはできない。)

 ハシリドコロ
 やっと山頂に続く稜線に達した。少し窪地があり、水が溜まっている。少し下り、再び登ると笹のヤブが我々を待ち構えていた。幸いすぐに三角点のある山頂に達することができた。早速の仕事は、三角点の写真撮影。

その後の昼飯となった。E氏だが、腰を悪くしていることもあって、ザックの軽量化を図っている。いつもあるはずのコンロ、お湯、ラーメン(これは軽いが)そしてビールが今日はない。いつもよばれてばかりいる私としては、数少ないお裾分けの機会だ。私としては、早い重量化?を待っている。下りは、E氏の赤布に導かれ、迷うことなく神社に降り立った。この後は、定番の温泉、淡墨温泉に立ち寄り、今日の大汗をながす。温泉からは今日登ったツルベと雷倉が見えた。

 淡墨温泉屋根越しのツルベ

コースタイム 神社7:15→山頂10:25~11:00→神社13:00

 
コメント
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