今日は、3月27日谷汲の妙法ヶ岳を登った同じメンバーで小津権現山(1157.7m)を登ってきた。名古屋から遠路はるばる来てくれるOさんを持っていたら、旧知の同じ町内のHさん(大垣山協に所属)と出会った。彼女は飯盛山に山シャクを見るため行くという。私たちは小津権現山に行くと言ったら、小津からの杉谷林道は土砂崩れとかで途中で通行止めになっていると教えてくれた。その情報を聞きつつ、行けるところまで行って、もし行けないなら、行き先を貝月山に変えればいいと思った。林道を登っていくと、途中で工事中のマークがあった。重機が停まっていたところまで進んだが、そこからはもう道はなかった。そこで旋回し、途中で登山者の車らしきものがあったが、さらにその下の路側に車が停めれる場所があった。後から来た車も私の車の上に停めた。工事場所には私たち登山者あるいは魚釣りの人のための道も付けられていたので、無事に通過することができた。
工事現場を見るとかなり大がかりな道路工事で、下部にコンクリートを打ち、壁をつくり、そこに土を入れるような工事で、期間は6月30日までとあった。林道を15分ほど歩いて、登山口に着いた。今日は、かなり気温も上がり、登山口までの短い登りだけでもしっかり汗をかいた。芽吹いたばかりのやさしい緑の木々を見ながら高屋山まで登って行った。ここから権現山山頂までの道のりが私は好きだ。紅葉の時期だと特に良い。4月は実は初めてなので、きっと花が一杯あるだろうと思った。しかし、この稜線はあまりにも乾いていて、植物には少し過酷な環境と推察された。高屋山付近から見られたタムシバ、そしてスミレ、山頂の手前のピークのシャクナゲ、その先の春リンドウなどしかなく、少し期待外れだった。しかし、伊吹山、伊吹北尾根、金糞岳などが望まれ、飽きることはなかった。山頂には同じルートで来た二組の登山者がいた。
山頂からの眺めはやはり素晴らしい。北の方向には残雪たっぷりの白山と随分雪が融けた能郷白山、さらに御岳、乗鞍、北アルプスなども見えた。そして、南の方角を見れば濃尾平野、揖斐川の蛇行しながら流れる様子も面白い。Oさんから何故蛇行するのかとの質問もあった。そして、食事中の話題は親の介護の話となった。皆さん、親の介護には苦労しておられるようだ。なんと言っても親が長生き(90代過ぎまで親が生きると子どもも70代前後となり、老老介護となる。親がもっと若くて要介護となると、子どもには経済上のそれ以上の負担がかかるので、一概にどちらが良いか言えない)するので、こうした会話になる。
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登山口 8:56
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SさんとOさん
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タムシバ
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山頂手前のピークから山頂
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春リンドウ
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スミレ 種類が多くなんというスミレかわからない
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シャクナゲ 11:26
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山頂まであと少し
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山頂 12:03
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山頂から白山、能郷白山
小津権現山を6月までに登ろうとしている方にお知らせする。帰りに工事関係者(プロレスの長州に似ていると言ったら同乗の二人は大笑いした)と会って、話をした。確かに、彼らからすると私たち登山者は迷惑な存在だ。今日も私たちは路側に駐めたのだが、本来はここまで入ってきてはいけないのかもしれない。また、彼が言うには落石なども工事業者に文句を言ってくる人がいるという。帰りには朝にはなかったゲートがあった。もし、小津権現山にどうしても登りたいのなら藤波谷コースの方が良いかもしれない。詳しいことは揖斐川町に聞いて欲しい。私たちは、多くの登山ルートでこうした林道のお世話になっており、それはそこに住む住民の負担により維持されていることを理解して欲しいと思う。
工事現場を見るとかなり大がかりな道路工事で、下部にコンクリートを打ち、壁をつくり、そこに土を入れるような工事で、期間は6月30日までとあった。林道を15分ほど歩いて、登山口に着いた。今日は、かなり気温も上がり、登山口までの短い登りだけでもしっかり汗をかいた。芽吹いたばかりのやさしい緑の木々を見ながら高屋山まで登って行った。ここから権現山山頂までの道のりが私は好きだ。紅葉の時期だと特に良い。4月は実は初めてなので、きっと花が一杯あるだろうと思った。しかし、この稜線はあまりにも乾いていて、植物には少し過酷な環境と推察された。高屋山付近から見られたタムシバ、そしてスミレ、山頂の手前のピークのシャクナゲ、その先の春リンドウなどしかなく、少し期待外れだった。しかし、伊吹山、伊吹北尾根、金糞岳などが望まれ、飽きることはなかった。山頂には同じルートで来た二組の登山者がいた。
山頂からの眺めはやはり素晴らしい。北の方向には残雪たっぷりの白山と随分雪が融けた能郷白山、さらに御岳、乗鞍、北アルプスなども見えた。そして、南の方角を見れば濃尾平野、揖斐川の蛇行しながら流れる様子も面白い。Oさんから何故蛇行するのかとの質問もあった。そして、食事中の話題は親の介護の話となった。皆さん、親の介護には苦労しておられるようだ。なんと言っても親が長生き(90代過ぎまで親が生きると子どもも70代前後となり、老老介護となる。親がもっと若くて要介護となると、子どもには経済上のそれ以上の負担がかかるので、一概にどちらが良いか言えない)するので、こうした会話になる。
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登山口 8:56
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SさんとOさん
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タムシバ
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山頂手前のピークから山頂
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春リンドウ
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スミレ 種類が多くなんというスミレかわからない
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シャクナゲ 11:26
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山頂まであと少し
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山頂 12:03
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山頂から白山、能郷白山
小津権現山を6月までに登ろうとしている方にお知らせする。帰りに工事関係者(プロレスの長州に似ていると言ったら同乗の二人は大笑いした)と会って、話をした。確かに、彼らからすると私たち登山者は迷惑な存在だ。今日も私たちは路側に駐めたのだが、本来はここまで入ってきてはいけないのかもしれない。また、彼が言うには落石なども工事業者に文句を言ってくる人がいるという。帰りには朝にはなかったゲートがあった。もし、小津権現山にどうしても登りたいのなら藤波谷コースの方が良いかもしれない。詳しいことは揖斐川町に聞いて欲しい。私たちは、多くの登山ルートでこうした林道のお世話になっており、それはそこに住む住民の負担により維持されていることを理解して欲しいと思う。
私の答えは洪水などにより土砂がところどころ溜まり、それにより蛇行するのではないかでした。
水の性質が蛇行させるとても勉強になりました。