孔子によると70にして「こころの欲する所に従えども矩をこえず」とある。自分の思うがままに行っても、正道から外れないという意味のようである。しかし、体力の衰えたこの身には、思っても実現できないことが多くなる。もちろん、大それたことを考えているのではない。たかだか、登りたい山に登れないということだけのことである。不完全燃焼に終わった石徹白を少し引きずりながら、まだまだ頑張れるのではと思い直す。
やっぱり山登りを愛する者としては、頂に立ちたい。この思い絶ちがたく(少し大げさ)、かねて登ってみたかった根尾側から雷倉(1168.6m)にEさん、Oさんを誘い出かけた。雷倉は5年前の3月8日小津集落から高地谷を詰め登ったのが初回で今回は2回目となる。この時は雪もどっさりあり、途中からワカンを使ったが、今回は夏靴で登った。黒田建設事務所前にある登山者用の駐車場に車を停め、八谷橋を渡り、住む人がいなくなった家屋の横を進むと登山口。登っていくと、水路が先まで続いている。斜面に沿った結構長い水路であるが、水田用に使っていたのか、水がどうどうと流れている。やがて左の方から谷が迫ってきて、ここで少し下り鉄の橋を渡る。ここからが本格的な登りとなる。
水路 帰りに撮ったので逆向きになっている
鉄の橋 ここも帰りに撮ったので対岸から撮っている
急な斜面はジグザクに道が整備されている。少し大目かなと思うほどの赤テープ、もともと広くもない尾根を登るのでこれほどのテープは必要ない。しかし、下りの場合などこの赤テープがあると本当に安心して下ることができる。左手には昨年4月に登ったツルベ(1032.3m)が見えてくる。雷倉の尾根とツルベの尾根はほぼ平行している。林道に出る手前は岩が露出していて、その間を登っていく。要所要所にはロープが張ってあるが、頼りすぎると体が振られてむしろ危ないので注意が必要。露岩帯を登り切ると伐採のための小屋でもあったのか、一升瓶などの生活の跡がある。
ツルベ
露岩帯
林道跡
林道を横切り、狭い尾根に取り付く。コースタイムによるとまだ1時間かかるようだ。最近まで雪があった急な道は滑りやすい。急登を終えるとやっと雷倉の肩に達する。右手後方には能郷白山が見えている。しばらく行くと待望の山頂となる。南西の方向には花房山が見える。そして北には残雪豊富な白山連峰が見えている。やっぱり山頂に立つと気分が晴れ晴れする。快晴で無風、ゆっくりと昼食をとる。
山頂 後方は能郷白山
白山連峰
花房山
御岳
コースタイム 駐車地7.47→山頂10.50~11.35→駐車地13.35
やっぱり山登りを愛する者としては、頂に立ちたい。この思い絶ちがたく(少し大げさ)、かねて登ってみたかった根尾側から雷倉(1168.6m)にEさん、Oさんを誘い出かけた。雷倉は5年前の3月8日小津集落から高地谷を詰め登ったのが初回で今回は2回目となる。この時は雪もどっさりあり、途中からワカンを使ったが、今回は夏靴で登った。黒田建設事務所前にある登山者用の駐車場に車を停め、八谷橋を渡り、住む人がいなくなった家屋の横を進むと登山口。登っていくと、水路が先まで続いている。斜面に沿った結構長い水路であるが、水田用に使っていたのか、水がどうどうと流れている。やがて左の方から谷が迫ってきて、ここで少し下り鉄の橋を渡る。ここからが本格的な登りとなる。
水路 帰りに撮ったので逆向きになっている
鉄の橋 ここも帰りに撮ったので対岸から撮っている
急な斜面はジグザクに道が整備されている。少し大目かなと思うほどの赤テープ、もともと広くもない尾根を登るのでこれほどのテープは必要ない。しかし、下りの場合などこの赤テープがあると本当に安心して下ることができる。左手には昨年4月に登ったツルベ(1032.3m)が見えてくる。雷倉の尾根とツルベの尾根はほぼ平行している。林道に出る手前は岩が露出していて、その間を登っていく。要所要所にはロープが張ってあるが、頼りすぎると体が振られてむしろ危ないので注意が必要。露岩帯を登り切ると伐採のための小屋でもあったのか、一升瓶などの生活の跡がある。
ツルベ
露岩帯
林道跡
林道を横切り、狭い尾根に取り付く。コースタイムによるとまだ1時間かかるようだ。最近まで雪があった急な道は滑りやすい。急登を終えるとやっと雷倉の肩に達する。右手後方には能郷白山が見えている。しばらく行くと待望の山頂となる。南西の方向には花房山が見える。そして北には残雪豊富な白山連峰が見えている。やっぱり山頂に立つと気分が晴れ晴れする。快晴で無風、ゆっくりと昼食をとる。
山頂 後方は能郷白山
白山連峰
花房山
御岳
コースタイム 駐車地7.47→山頂10.50~11.35→駐車地13.35
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