城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

三度天狗山へ 21.2.23

2021-02-23 19:59:02 | 山登り
 天狗山(1149.1m)は奥揖斐を代表する山である。三町大橋付近から見ると飯盛山と小津権現山に挟まれて端正な山容をしている。今日はここへ三度目に登ってきた。ここへの主要なルートは坂内道の駅から登る西側ルート(写真はその西側の尾根)と東側すなわち親谷(藤橋城手前)の少し手前にある鉄塔の巡視路を利用して登るルートが一般的である。おじさんの好みとしては断然東側ルートが良いと思う。道の駅から登ると前半は急登であるし、展望も悪い。一方親谷側は常に花房山、小津権現山、眼下には槿山ダム湖を望みながらのルートであり、後者が優れている。

 三町大橋と天狗山(中央白い山) 登山終了後撮りに来た 幸いくっきりとはいかないが撮れている
 今日は一日中強い風が吹いていた

 今日のメンバーは総勢5人、現地でダブルOさんが加わることが判明した。このうちM(ブログ「ブン太ココから」参照)さんは、雪山初心者で池田山、貝月山とご一緒し、是非天狗山にと誘ったのだった。登山を始めて5年か6年、城台山を通じて知り合い、是非雪山の楽しさを体験して欲しいと強力に誘った。我が親愛なる奥揖斐山荘のオーナーであるEさんも、登山の様々な魅力をできるだけ多くの人に伝えたいと願っているので、やる気を持っている人は大歓迎ということになる。さて、今日の天狗山、朝方まで雨が降っていたようである。先週降った雪が結構残っていると考えていたのだが、ここのところの気温の高い日が続いたこともあって、路側にはほとんど雪が残っていなかった。

 車を親谷の入口付近に停めて歩き出した。すぐに鉄塔の巡視路の階段が見えてきた。

 国道からこの階段を登る 標高225m
階段の先は少しぬかるんだところもある。鉄塔付近から雪がやっと出てきたが、まだワカンをつける段階ではない。

 鉄塔 7:44 標高351m
進行方向の右側、北からはずっと強い風が吹いている。そのまま壺足で登って行く。すると後発のダブルOさんが追いついてきた。さらには池田町の二人組も登ってきた。出発してから2時間、標高737m付近でワカンを装着。雪も比較的固く、沈まないが、ワカンの爪は少し急傾斜になると利かない。しかし、登るにつれ、雪も尾根の頭付近は固くなってきて、しっかり爪が食い込んでくれる。こうなるともう緩斜面では皆が急にしゃべり出す。

 900mを過ぎると右に大きく曲がり、山頂はまだ遠いが見えてくる。

 真ん中が山頂 10:12 
1075m付近になると、山頂がすぐそこに見えてくる。

 山頂は間近 10:48

山頂手前で池田町の二人組が降りてきた。風が強く、寒いので少し下ったところで昼食を取るとのことであった。いよいよ広い山頂が見えてきた。見覚えのある山頂の標識が木につけられてるのが目に入ってきた。駐車地から約4時間、待望の山頂に到着。

 木につけられた標識 随分高いところにあることから、雪はさほど多くないとわかる

 小津権現山

 花房山

ダブルOさんは風の当たらない雪庇が作る場所で昼食中だった。興奮さめやらぬMさんを中心に記念写真を撮った。

 本日のメンバー おじさんは撮影者

 雪庇下で風をよけて昼食 Mさん提供

昼食後、下りにかかった。雪の下りは本当に楽で、膝痛に悩んでいたおじさんもあまり痛みを感じることもなかったが、雪がなくなったところではいつもの様には下れない。道路に降りたって、今回無事に登れたことに感謝した次第である。

コースタイム 駐車地7:20→山頂11:15~12:00→駐車地13:55


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 光の教会・安藤忠雄の現場 2... | トップ | クリスマスローズ 21.2.28 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山登り」カテゴリの最新記事