城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

華厳寺の桜と妙法ヶ岳 21.3.27

2021-03-27 19:38:27 | 山登り
 きつい山を登る計画をたてた時はいまだに前夜などは結構なストレスがかかる。果たして計画者自身が登れるだろうかというストレスである。一方で、2時間程度で登れるような山では気も楽である。さて、今日の華厳寺の桜と妙法ヶ岳は実を言うと、Sさんの計画(もともとは4月4日に行くと言っていた。)をちゃっかりいただき、これに3月4日に伊吹山で思わぬ出会いをした名古屋の山とも(4年前の瑞浪の屏風山が最後であった)のOさんを加えて、成立したものである。妙法は2年前、まだ大垣山協にいた時、華厳寺の桜が満開の時の登って以来であった(2019年4月7日付けブログ大垣市民登山・妙法ヶ岳)。

 駐車場(無料であった。これもコロナの影響?)に車を停め、歩き出した。駐車場ではテントの設営(屋台のかわりか?)が行われていたが、時間も早く参道は人もほとんどいなかった。華厳寺初めてのOさんに道々説明をしながら、仁王門をくぐった。本堂への急な階段の前にある手洗い場には水汲み用のひしゃくがおいてなかった(今年の正月は恒例としている谷汲山参りをしなかったので)。本堂に登り、線香の煙を体に巻き付けた後、お賽銭を投じた。本堂の舞台から妙法らしき峰が見えていた。本堂から満願堂に進み、そこから木の根っこが我が物顔に張り出した道を登った。林道に出、さらに東海自然歩道と合流するといよいよ沢沿いの道となる(おそらく4月も半ば過ぎるとヒルが出そうなところである)。小さな滝を見ながら登っていくと林道にぶつかる。橋を渡ると、まもなく奥の院に到着する。ここまで駐車場から1時間、ここから山頂まではやく300mの標高差だから1時間くらいかかる。奥の院のすぐ先が門前を中心とした谷汲が唯一見えるところとなっている。このあと比較的整備された植林の中、延々と階段が続く。そして稜線に達すると、一山越えれば山頂(666.8m)となる。


 参道を歩き出す 8:29 桜は5分から7分咲き

 仁王門を過ぎた

 本堂
 
 本堂から妙法ヶ岳方面

 満願堂の狸たち

 小さな滝 9:08

 こうした小さなお堂が32本堂まで続く これは第26番

 小橋を渡る

 奥の院 9:25

 植林帯の中 階段の登りが続く 9:59

 山頂に到着 10:24 

 本堂を裏側から撮る さてこの屋根は瓦葺きか? おそらく銅板葺き(緑青らしきのが見えたので)

 その近くのしだれ桜

 仁王門を額縁代わりに桜

 名残惜しげに仁王門前の桜 人はそれなりに出てきていた 誰もがマスクをしていたのがおじさんには特に印象深かった

 さて、今回は女性ふたりとおじさんの組み合わせだった。ふたりは同年だったことがわかったが、いずれにしても女性二人となると話もはずむようだ。Oさんとは何回も一緒しているが、ここまで話を聞いたことはなかった。意外とOさんもおしゃべりであることがわかった。そして、面白かったのは、Oさんがお姉さんたちがいる関西に出かける時に、いつも彼女たちから言われるのが、「もう少し格好なんとかならないか」だった。Oさんに言わせれば、これで名古屋の駅前では十分通用する(すなわち名古屋のファッションセンスは「いなか」だということらしい)。ではその「いなか」の中のさらにいなかすなわちこの辺は一体全体どういうことになるのであろうか。言うなればデパートのファッションの中に野良着やユニクロの服を着ていることになるのであろうか。

 帰りにおじさんの畑により、菜花を二人に差し上げた。Oさんとは次回小津権現山に登ることにしている。



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1 コメント

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Unknown (揖斐の防人)
2021-03-29 09:20:57
楽しく読ませていただきました。名古屋の田舎、さらに田舎が大垣や揖斐と読み取れるところが笑いです、小津権現山のブログ楽しみです
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