城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

笹又から伊吹山 25.3.10

2025-03-10 17:52:06 | 山登り
 伊吹山は、大規模な崩落のため現在主要ルートである上野地区からは登れない。弥高尾根を利用して登れるかどうかは不明、残るは揖斐川町の旧古屋地区笹又から登るしかない。しかし、ドライブウェイは通行不可なので、北尾根までしか行けない。

 その笹又から伊吹山に今日登った!!

 経緯を書くとこうだ。山とものEさんが、かつて所属した山岳会OSKの笹又からの伊吹山のレポートを見た誰かがいて、彼はそのコースをトレースを利用して登り、それヤマップに投稿し、その記録をEさんが見つけ、同じコースを登りたいと思った。そしてその思いをおじさんに伝え、今回の計画となった。(わかりにくくてごめんなさい)

 
  今回のコース(時計回り) Eさんの計画では下半分の登りを下りも同じルートを下るはずであった
  下りのコースを変えた理由
   ①徒渉後の斜面の登り 下りにとったらしりもちの連発が予想された(車にそのままでは乗れない)
   ②登りの山頂直下の斜面 下りは怖い
  以上から山頂からドライブウェイの駐車場に下り、ドライブウェイを利用し、北尾根付近から笹又まで下ることになった。しかし、この計画により、新たな試練が待っていた。


 Eさんが大垣、垂井方面から伊吹山を撮った写真 この尾根(稜線)を右から左にたどり山頂に至るコース(岐阜県側から見ると伊吹山は鋭鋒・男性的に見え、とても恰好が良い。滋賀県側から見ると実に母性的に見える。)

 いつものように前置きが長くなってしまった。以下は写真で説明する。

 6:27 駐車地 この上にさざれ石公園がある
 軽自動車が停まっており、中には3名の東京の大学生、昨日は霊仙山に登ってきたそうだ
 私たちが先行したが、途中で追い抜かれる(スピードが違う)
 結局彼らを追いかけるような形となった(大学生の中に地元に詳しい者がいるのではと我々は考えた)


 6:33 林道を少し歩き、沢におり、徒渉 幸い飛び石伝いに渡り、濡れることはなかった

 しかし、この後取りついた斜面は超急だった。ここを下りたくないと思った。

 6:46 短い急登を終え、ほっと一息 伊吹山方面を見る

 7:12 先行の二人 EさんとKさん 

 7:22 アイゼンを着ける 650M付近

 雪は比較的固い


 8:07 ドライブウェイは近い


 8:17 ドライブウェイに出る

 そこから少しだけ移動し、尾根の末端に取りつく


 8:33 尾根を登る

 9:41 登る 急登ではないもののきつい

 9:58 最後の登り 左は地獄谷、右も急 落ちたらヤバイ!

 10:07 山頂は近い

 10:19 山頂 一等三角点地点

 ヤマトタケル像で記念写真後、誰もいないベンチで昼食
 昼食後、経緯で述べたとおり、雪の駐車場に降り立つ


 湖北の山々

 琵琶湖

 白山

 伊吹北尾根

 11:14 駐車場から乗鞍、御岳

 11:21 左側が壁のようになっている ドライブウェイがあるため、様々な雪の景色が見られる

 ここはドライブウェイ 雪の吹き溜まりがこのような壁を作る
 雪面にまずピッケルを深くさし、アイゼンで雪の壁に蹴りこむ。緊張したが、なんとか無事に通過

 11:51 ドライブウェイと白山

 笹又への夏道ルートは急斜面の横断が続き、危険と判断し、その先の尾根を利用(リーダーEさんの判断)

 12:22 下りに使った尾根

 12:25 笹又の畑が見える

 13:14 登った尾根(稜線)

 この尾根の下り、雪が腐ってきて、踏み抜くことが多くなる(疲れるー)

 この尾根の末端で最後の試練があった。笹又の道路がすぐ下に見えている。

 太いロープが垂らしてあった これがないと道路には下りれない

 13:50 やっと道路に出た 伊吹山が見える

 色々な試練があった下り、意外と時間を要した

 これで冬の通常コース、弥高尾根コース、笹又コースを登り終えた。いつも素敵な山登りを計画していただけるEさんに深謝

コースタイム 駐車地6:28→山頂10:19〜11:00→駐車地14:01


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