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2020年8月11日(火)
磐梯山山頂への稜線から裏磐梯方面を望む
手前に銅沼(あかぬま)、中央に桧原湖、左奥に飯豊連峰
心配していた崩壊壁を登り切り、ここからは高い木もない見晴らしの良い稜線歩き。 厳しい崩壊壁を登るときは意外にも樹林帯が多く、日差しを遮ってくれるので暑いながらも良い状態だった。 ここからの稜線歩きは陽射しは受けるもののさすがに風が吹いてきて、それはそれで気持ち良かった。 つばのついた帽子をビーニーに変えて歩き始める。 本当に良い景色。 そしてここからはさらにお花が多くなってくる。
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ハナイカリ
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アカモノ 実
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振り返って櫛ヶ峰。
木々のついた斜面からざっくりと切り落としたような崩壊壁。
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崩壊壁の縁を歩いていたところから、だんだんと磐梯山側にそれてゆく。
そうすると更に花の多いフィールドが現れる。
タカネナデシコ、ミヤマシャジン、オンタデ、などでいっぱいだ。
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キオン? ミヤマアキノキリンソウ?
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シシウド
お花を楽しみながら登ってゆくと金剛清水。
暑さもあって顔を洗ったりしたかったが先客があったので我慢。
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お花の斜面を登り終えると弘法清水小屋。
崩落壁を終えた後もここまで登りだったので疲れを感じ岩に座って一休み。
平日だが割と人出があった。
弘法清水小屋の脇を山頂へのトレイルに進むとすぐに弘法清水がある。
ここで顔を洗い、冷たい清水をいただき山頂へ。
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最後の登りCTが35分なのだが、これがまた堪える。
さらに道幅が狭く、上り下りの人も多かったため、
バフをしっかり鼻まで上げていたのでつらい。 ときおり息継ぎ。w
休んだ広めの場所から安達太良山が見えた。
明日も晴れると良いのだけど。。。と思いながら山頂乳首を確認。
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山頂到着!(10:29)
素晴らしい青空だ!
磐梯明神様を拝んだら景色をいただく。
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少し霞んでいるけど、素晴らしい!!
猪苗代湖の面積は日本第4位の大きさ。 周囲の田んぼも美しい。
前日に撮影したのはどの辺りかな、などと思いながら眺める。
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上の写真より少し右に目を移すと、白く霞んだあたりが会津若松の方かな。
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祠は山頂の岩場一番高い所にあるが、山頂名板は少し下にあった。
岩場に座ってコーヒーをいれ、おやつ休憩。
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記念写真を撮っていただく。
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素晴らしい眺望に後ろ髪を引かれながら下山。
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右下に弘法清水小屋が見える。
その左奥に見えるトレイルがお花畑だったようだが、よくわからず歩き損ねた。
弘法清水小屋の近く、山頂へのトレイルと分岐する場所から下山。
写真で見える緑のフィールドの先は断崖絶壁の崩壊壁。 左側の縁を見るとよくわかる。
下山路はその左側の淵の左側の樹林帯を歩いて赤沼まで下る、という感じ。
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概ねこのような樹林帯の中を歩く普通の登山道という感じ。
が、時々大きな段差はある。
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展望のない樹林帯を進み「長いな~。」と思った所、少し開けた場所から崩壊壁のこちら側の面が見えた。
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長い下りの最中には可愛らしい花も。
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八方台駐車場との分岐。 私は右へ。
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途中沢沿いを歩くが、岩が赤っぽい。
「温泉?」と思って触ったら冷たかった。
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あら。
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これはオオヤマサギソウ?
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そして樹林帯からポンッと出たら銅沼だった。
スノーシューツアーではこの湖面を歩いて行ったんだ。
岩肌からモクモクと水蒸気が上がっていた場所は見えなかった。
樹林帯で座り込むとまた虫に喰われそうだったので、ここまできてようやくお昼ご飯を食べた。
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先の場所を離れるともう赤沼を見る場所はなく、すぐにスキー場トップに出た。(14:12)
「無事ここまで戻ってきたな~。」と嬉しさひとしお。
ここを下ったらこの日の山行も終了。 不安もあったが楽しく充実した一日だった。
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車に乗ると道の駅裏磐梯に向かい、楽しみにしていたアイスクリーム。
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その後桧原湖の「磐梯山眺望箇所」(ここにもあった!)に寄り撮影をして裏磐梯は終了。
翌日の安達太良山に向け、二本松の宿へ向かった。
道すがら夕焼けの空に美しい安達太良山の姿が見えた。
翌日も晴れてほしいけれど。。。予報はどんどん悪くなる。
【追記】
この写真右側の高いピークが磐梯山山頂。 その下の方のゲレンデが裏磐梯スキー場。 トレイルは裏磐梯スキー場を登り、左方向へ進み、櫛ヶ峰と磐梯山の鞍部一番低い辺りに見える木々が付いた部分だけをたどって稜線まで登り上げた、のだろう。 下山は磐梯山山頂から右側の樹林帯のみを下ってきた。 上手いこと考えられている。 あちこちみんなそうだが、登山道を初めに作った人って本当にすごい!