2019年6月26日(水)
山上にハクサンイチゲが咲き誇る平標山に登ってみたいと思っていました。 ここ数年機会をうかがっていたつもりでしたが、どうも好機を逃しておりました。 この週末も土~日曜日は仕事、月曜日は雨でまた行けないかと思っていましたが、幸運なことにこの週の水曜日は仕事が無いのだった! 予報を見ていると曇り、雨、晴れマークが二転三転していましたが、「晴れマークが無くても曇りなら行ってみよう!」と思いました。 幸い前日辺りから晴れマークが再度つき始め、当日朝も晴れマークはそのまま。 「やった~!」と東北道を北上するも月夜野インターを降りるまで濃い曇天。 さらには時折フロントガラスを濡らす雨さえも。 「あ~。」と思いつつ三国トンネルを抜けると、なんと青空! こういう事ってあるよなぁ~。 真っ青な空に濃い緑の苗場スキー場を眺めながら登山口へ。 7時前には到着しましたが、既に先行車は多数。 皆さん待ってましたよね~。
ところで平標山の今回の登山口、湯沢町元橋は新潟県。 平標山は群馬県と新潟県の県境の山、ですよね。 それでも天気予報で平標山を調べるときには群馬県の山の中に羅列されているので、カテゴリー「群馬県」にしたのですが何だか微妙、ですみません。
どこだ、どこだと探しながら松手山経由の登山口へ。
いきなりの急登が始まります。
登山道沿いには紅いヤマツツジ。
ひと登り終え、駐車場からは割と近くに見えた鉄塔が結構遠い。w
タニウツギ
タニギキョウも。
マイヅルソウ
アカモノなど、終盤ながらもよく見られた。
ウラジロヨウラク
ベニサラサドウダンなど、今年は見られないかもと思っていたお花も多数見られて良かった。
松手山直下。 松手山の先は少しのんびりできそうだが、その先また登るなぁ。
平標山山頂はどこだろう。 一番手前?、ではないね。
この先の登りも厳しそうなので、ここ松手山山頂でいったんおやつ休憩。
登ってきた方向を振り返ると苗場山がとても近くに見える。
風もそれ程なく、虫もいないので清々しい。 日向は少し暑いくらい。
出発し始め、厳しい登りの前に少し安らぎの稜線歩き。 ミヤマキンバイ。
標高が高くなるとアカモノの花が増えてきた。
イワカガミ
ゴゼンタチバナも。
イワカガミの群落。
よく咲いている。
この先平標山山頂への登りにかかります。
ハクサンチドリもちらほらと。 ゆっくりゆっくり登ります。
急な階段になり、更にゆっくり進むとあちこちにヨツバシオガマ。
こんな急登。 蛭ヶ岳直下を思い出す。
階段を登り切ったら。。。やっぱりまだ先があった。w
けれどすぐに第一ハクサンイチゲ発見!
「おぉ~! いた~!」という喜び!
ほどなく大きな群落が。
これは本当にきれい! まだ咲いていてくれてよかった~!
平標山山頂から仙ノ倉山まで歩かないとみられないかと思っていましたが、
ここの群落もとてもきれいでした!
さらにはその先にお花畑。
まだ小さなヨツバシオガマの周りにはミヤマキンバイや、これまたまだ小さなオノエランなど。
お花ぼけてしまった。 ごめんなさい。
ひとしきり撮って、さぁ山頂に向けてレッツらゴー!
行く手左側には仙ノ倉山、その先上州、越後の山々も見えてきた。
山頂と~ちゃ~く! (11:00)
来ました! 雲は多くなっていますが、周りの景色を見てみます。
土樽方面への登山道。
平標山の家への登山道。 下山はこちらを下りました。
奥の雲の中には赤城山が潜んでいるようです。
手前の山、左の方に大源太山、右の方に三国山でしょうか。
仙ノ倉山へと続く登山道です。
仙ノ倉山は高い位置ラクダのこぶのように見える右側が山頂のようです。 遠いなぁ、と感じました。
その左低く見えるのが万太郎山。 その左後ろ辺りが谷川岳(オキ、トマの耳)、
さらに左に見えるふたつのピーク、右が一ノ倉岳、左が茂倉岳、でしょうか。
こちらアップの写真だと左奥に巻機山、中ノ岳も見えているでしょうか。
と、写真を撮ってふと隣の方を見ると「あ! のんびり夫婦の山遊びさん!」 思わず声を掛けさせていただきました。 その後私は平標山山頂でお昼ご飯を済ませ、いざ仙ノ倉山へ、と思ったのですが。。。つづく。
のんびり夫婦さんのブログでは平標、焼石岳と
ハクサンイチゲの美しい景色を拝見していましたので、
今年こそ私も!、と思っていました。
そののんびり夫婦さんに平標山山頂でお会いするとは何という偶然!、
という気持ちで本当にビックリしました!
平標山のハクサンイチゲには少し遅いのかな、という思いで出かけましたが、
想像以上に良く咲いており、また他のお花や景色も楽しめて、
私もまた行ってしまうだろうという気持ちです。
こちらこそまたどこかでお会いできればと思います!
爽やかな晴れの平標山、ハクサンイチゲなど多
くの花々と谷川岳だけなどの眺望を楽しめまし
たね。ここのハクサンイチゲの群生は大変素晴
らしいので、毎年楽しませてもらっています。
山頂でお会いでき、大変嬉しかったです。
またどこかでお会いできることを楽しみにして
います。