out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

前泊裏磐梯散策

2020-08-15 16:06:52 | 山登り in 東北
2020年8月10日(祝・月)
磐越西線のJR翁島駅近く「磐梯山眺望箇所」より磐梯山を望む
 
 3連休も終わる11日以降は山に行こうと思っていた。 少しは人が少ないだろうし、ようやく天気も良くなってきたし。 長野県を考えていたがどうも天気(予報)がさえず、せっかくなら青空が見たいなと予報を見ていると、 安達太良山の天気が良いらしく、「ほんとの空」を見に行ってみようという気持ちになった。
 
 日帰りで行くのは大変だな。 前泊したいなぁ。。。と探っていたら、そうだ、磐梯山だって登りたかった、と思い出した。 登山ルート、宿泊地、天気などを見て、9日夕方の予報が良く、 9日でもとれる宿泊先があればそれ程混んでいないとみなし、行ってみようと考えた。
 
 というわけで、10日は裏磐梯で前泊。 11日に磐梯山登山。 下山して二本松に宿泊。 12日に安達太良山登山。 の予定で出かけてきた。 10日は前夜仕事だったのでゆっくり家を出発したためお昼ごろに猪苗代湖に到着。 素晴らしい天気。 道の駅猪苗代も周辺も混んでいたのでまたトマトを買い、桜肉のコロッケバーガーをテイクアウトして山を眺めながら頂く。 とても美味しかった。
 
 その後田んぼ越しの美しい磐梯山を撮影した。 猪苗代湖越しの、とも思ったが周辺道路は混んでいたので、 裏磐梯に行き湖沼探索を楽しんだ。 散策は楽しく、サイトステーションで磐梯山登山のルートを相談できとても有益だったのだが、 蚊、アブ、ブヨなど様々な吸血昆虫(ヒルはいなかった)に献血してしまい、 手、足が大変なことになってしまった。 もちろん虫よけはしていた。
 
 夕方、翌日以降の予報を見ると11日は「晴れ」で変わりなし。 ただ、12日の予報がだんだん悪くなってきた。 さてどうなるやら。
 
磐越西線の踏切。 「電車来ないかな~。」と思ったが13時台は一本もないようだ。
 
裏磐梯に上がりここから散策スタート。
以前下の娘と来たな~、と思ったら13年も前のことだった。(^-^;
 
青空いいなぁ~。
 
レンゲ沼。
 
ヒツジグサ
 
オオカメノキ
 
 
 
ツリフネ
 
ハギ
 
中瀬沼展望台
 
中瀬沼展望台より磐梯山を望む
 
地図を見ると小さな沼があちこちに点在している。
 
オオミズアオ?
 
姫沼
 
ツリフネ
 
タチギボウシ
 
レンゲ沼
 
 
 
ホテルに到着。 ホテル庭は乙女湖に接しており、カヌーで遊んだりできるそう。(有料)
大きな部屋にひとりでは申し訳なかったが、宿がとれてよかった。
大浴場が混んでいれば部屋の風呂を使おうと思ったが、こちらも一人きりだった。
 
 
 宿は安くあげようと素泊まりにした。 コンビニで買った簡単な夕食を部屋でいただき、気楽に過ごすことができた。 翌朝は八方台登山口から登る予定で早朝に駐車場確保した方が良いと思っていたのだが、サイトステーションの方の助言で裏磐梯スキー場から登ることにした。 こちらの方が登る距離が長くなるので、いずれにしても早起きをするつもり。 登山を早く終えることができれば訪ねてみたい所もたくさんある。 この日もぐっすり眠ることができた。
 
(注意) コンビニで食料を買って前泊しようと思う場合、昼間訪ねたときはほぼ食料(弁当、おにぎりなど)はなかった。 店員さんに訪ねると、4時以降にもう一度配達がある。 釣り客などで一日中買い物客が多いので早めに買いに来た方が良い、と言われた。 早朝到着で昼ご飯を買う場合も、街であらかじめ用意しておいた方が無難。
 
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花巡り権現岳周回 #2

2020-08-13 11:45:50 | 山登り in 山梨県
2020年8月1日(土)
ギボシに向かうガレ場に咲くシコタンハコベ
 
 青年小屋を越えギボシに向かうガレ場まで来た。 青年小屋から西ギボシ、東ギボシ、権現小屋を越え権現岳までのCTは75分くらいになっている。 この見た目の遠さと険しさから比べると本当にこのタイムで行くのだろうか、と非常に不思議だった。 すごく疲れていて花を撮ったら下山しようという気持ちもあったのだが、座り込んで花を撮っていると気力も回復してきて12時までに権現岳山頂に行けるようなら進んでみよう、という気持ちになった。 が、とりあえず一番の目的はピークハントよりも花を撮る事だ。 
 
ミヤマナデシコ、イブキジャコウソウ
 
イブキジャコウソウ
 
ミヤマオトコヨモギ、ミヤマウイキョウ
 
イワオウギ
 
シコタンハコベ、奥は西ギボシ
 
シコタンハコベ
 
タカネシオガマ
 
チシマギキョウ
 
コバノコゴメグサ
 
足元の岩(石)は足を置くとゴロッとするような登りにくい斜面だが、
岩の隙間という隙間に花が咲き、感動しながら慎重に登ってゆくと
気づかぬうちに西ギボシを超えていた。
 
更に足元は悪く慎重に進みつつ、もうお花は撮らずに行こうと思うのだが、
 
とてもかわいくて撮ってしまう。 お花を見ていると楽しくて疲れを忘れるほど。
 
このような場所なのだ。 足元の岩が何気に谷方向に傾斜している。
幸い鎖はついている。
 
チョウジコメツツジ?
 
どこに足を置けばよいのか。
鎖をつかんでいても、もしツルッといったら手の力だけで自身を支えきれないだろう、と思った。
 
岩場を登り上げたら権現小屋が見えるかと思ったらまだ見えずがっかり。
そして権現岳山頂はどこ?
 
けれど上の木々の中を抜け下ったら権現小屋だった。(11:35)
やっぱりCTの2倍くらいかかってしまった。
ようやくホッとして座り込んで、ここでお昼ご飯を食べた。
山頂までのCTは5分程なのだが、本当に?
また岩場を登るようならイヤだと思いここで充分に休憩をとったのだ。
 
東ギボシを振り返る。 あの天辺は通らず、斜面をトラバースして登った来た。
 
充分休み12時には山頂に着けそうなので登る。
 
雲が流れ歩いてきた稜線が見えた。
 
そして権現岳山頂到着。( 11:57 )
この上の岩場まで登る気力はなく、ここで写真を撮ったらすぐに下山。
ここから先もまだ長旅だ。
 
下山路もギボシの岩場のような所があるとイヤだな、と思ったが、
多少上のような場所はあるものの、比較的歩きやすい道が延々と続いた。
 
ムカゴトラノオ
 
下山路は三ツ頭への登り返しがある。
雲が開ける時間帯が多くなってきて、三ツ頭への稜線が望めた。
 
編笠山も見えた。
 
左の岩が載っているピークが権現岳。
右後ろ雲が掛かっているのが赤岳。
 
三ツ頭到着。( 13:05 )
ギボシから権現岳への稜線を眺められた。 良い景色!
晴れていれば赤岳他の八ヶ岳全体、周囲の山々まで望めさらに素晴らしいだろう。
 
すぐに分岐。 木戸口公園の方へ。
 
もくもくと下り木戸口公園到着。( 14:02)
なんで公園という名前なんだろう?
 
木戸口公園から次の分岐まではCTで1時間半。 さらに長い。
下界は遠いけれど、ちゃくちゃくと下っている。
 
アサギマダラ
 
ようやく分岐に到着。 ( 15:27)
ここから観音平PまでCT40分。 まだ40分も。
しかもここからはラストスパートの上り返しがあるらしい。
 
フシグロセンノウがもう咲いていた。
 
トモエソウ
 
そして、駐車場まで上り、上り。 本当にしんどい。w
(これは振り返って下りの階段だったかも)
 
 こうして16:10には駐車場に到着でき、無事一日を終えることができた。 全工程 11時間は掛かりすぎだが、こんなものだろう。 速い人は 5~6時間の人もいれば、同じように10時間くらいかかっている人もいる。 私の場合早い時間に出発して、花も撮り、予定通りのコースを歩き、4時に終えられたのだからこれで良かったと思うことにする。
 
 八ヶ岳の花というと横岳を中心とした硫黄岳~横岳~赤岳の稜線の花が人気があるだろう。 けれど南北約30キロに及ぶ八ヶ岳連峰それぞれの山に、麓に、独自の花が咲き、展望があり、本当に魅力的な山塊だな、と改めて感じた。
 今回の権現岳もギボシ周辺の花を見るとまた訪ねてみたくなる。 次回は青年小屋か権現小屋で一泊してもっとゆっくり花の撮影を楽しみたいし、天気の良い日に展望も楽しめればと思う。
 
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花巡り権現岳周回 #1

2020-08-09 11:51:38 | 山登り in 山梨県
2020年8月1日(土)
青年小屋から編笠山を望む
 
 なかなか梅雨が明けなかった今年。 コロナもますます蔓延し、週半ばから仕事は休みだったのだがあまり現実的に山に登ろうという気になっていなかった。 しかし週末から天気が良くなりそうで、青空を見ながら週末を家で過ごしていたらきっとその時になって後悔するのだろう、とか、ここで出ていかないと再び日本全国緊急事態宣言になってしまうかも、など思い、山小屋で泊れない分麓で一泊しやり遂げることができなかったあの山に行くことにした。
 
 昨年11月編笠山に登ったが、できれば権現岳まで登り周回したかった。 この時は天気も景色も良かったのに、登り始めたら足が進まず編笠山止まり。 まぁ、私のことだから次回は景色や花を撮りながらゆっくり小屋泊して権現周回できればと思っていたが、今年は小屋泊はやめておきたい。 小屋に問題があるわけではない。 むしろ是非泊まらせていただきたかったが、万が一のことを考えて、だ。
 
 前エントリーでも書いたように、前泊し早寝をしてスムーズに就寝。 しっかり眠れてこの日の朝もシャキッと起きられた。 人より2倍も時間がかかる私だし、土曜日の観音平駐車場に停めるので到着は4時半ごろ。 入口の駐車場は既に満車。 車中泊の人、青年小屋泊まりの人、など多いのだろう。 奥の駐車場に3台目くらいで駐車。
 
あんなに寝たのに調子はそれ程よくない。
 
ほぼCT通りに雲海に到着。(5:58)
駐車場までの車中で八ヶ岳はきれいに見えていたが、遠望はどうだろう。
 
富士山の山頂がぼんやり。
 
向こうの尾根から朝陽が昇った。
願わくば復路はあそこを歩いて戻りたい。
 
苔の森を野鳥の鳴く声、ドラミングなど聞きながら歩いてゆく。
 
押手川到着。(7:00)
ここもほぼCT通り。 けど脚は重い。
青年小屋まで巻き道を行く。
 
クルマユリ
青年小屋到着(9:07)
押手川からここまでCTは1時間になっているが、約2時間かかってしまった。
花を撮っていたとはいえ、理由はそれだけではない。
 
ミヤマアキノキリンソウ(青年小屋前)
身体が随分重くなってきた。 この先が格段に険しくなるトレイル。
心配があった。 が、11時まで登って様子を見よう、と思った。
 
青年小屋では青空も見えたが、この時点で既に山は雲の中にいることの方が多かった。
風はそれほど強くないが、時折雲が流され山が見える。
 
傾斜も厳しく、トレイル面もこのように滑りやすそうな岩っぽくなってきた。
 
トレイルがガレになるとこの山行で一番見たかった花に出会えた!
 
シコタンハコベだ! 見られて良かった!
 
ミヤママンネングサ
 
そして雲が流れ向かうギボシが見えた。(10:10)
 
 
展望も期待できないし、この先は危険個所でいっぱいなので、
西ギボシまで登り切らなくても、この斜面で花を撮ったら下山してもいい、いつ下山しようか、
と考えていた。
 
ここまでに見られた花。
 
 
アオスズラン
 
 
 
キソチドリ
 
 
 
ミヤマフタバラン
 
 
 
 
 
コイチヨウラン
 
 
 
 
 
 
リンネソウ
 
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三分一湧水から飯盛山

2020-08-07 13:46:30 | 山登り in 長野県
2020年7月31日(金)
平沢峠から八ヶ岳を望む
 
  7月最終週、一度目の夏休み。 今年はコロナの影響で学校の夏休みが短縮になったため、次週からは再度仕事開始。 お盆の頃もう一度休み、にした。 が、この7月最終週はあれこれ仕事もあり、天気も悪く結局出かけることもままならず。 なんとか雨に降られず歩けそうだったのがこの 7/31(金)以降。 行けるときに行っておこう、と八ヶ岳権現岳を目指すことにした。
 
 できればあちこち山小屋泊したい所だったが、今年はやめておく。 権現岳も青年小屋か権現小屋で一泊し、ゆっくり花や景色を撮りながら歩きたかったが、なんとか一日で権現まで登って戻るには早朝に出発したい。 ということで一人で泊れる宿なら良いだろう、と前泊。 前泊のこの日も軽く歩いておく。 なかなか都外に出かけられないし、早寝早起きには歩いておくのが良い。
 
 
 訪ねてみたかったのは「三分一湧水」(山梨県北杜市)。 NHKの番組で見たのだが、八ヶ岳にしみこんだ水がこんこんと湧き出る湧水地。 その昔、三つの村が水の利用をめぐり争ったところ、武田信玄公がみな平等に水を使えるように、と作った施設だと伝えられている。
 
流れ出てきた水が水路を流れ、中央の四角の部分に備えられている三角形の石により
水が平等に三方向に流れてゆく。
 
こちらは上の水路より少し上流にある湧水ポイント。
水がこんこんと湧き出る様子は動画でどうぞ。
 
三分一湧水
 
 
水は水路を伝って下流の田畑に流れてゆく。
 
そんな田畑も見てみたいので湧水地から外に出てみる。
水車小屋があった。 かつてはこれも流れ出た水で動いていた。
道路沿いの家には水路に下りて水仕事ができるような段も作られていた。
 
水田地帯に行ってみる。
 
実は休耕田も多かった。 農業を継承するのはなかなか難しいのだろうな。
立派な水田から八ヶ岳を望む。
 
少し場所を変えて歩いていると青空が多くなってきた。
左のピークが編笠山。 右一番高いのが三ツ頭かな。
編笠山右後方に権現岳が見えるはずだが、雲に覆われている。
 
アマガエルがいた。
このカエルは色がターコイズグリーンだ。
 
こちらはよく見る感じの色。
アマガエルは環境変化などで身体の色が変わりやすいらしい。
 
南アルプスも少しずつ見えてきた。
中央が甲斐駒ヶ岳。 今年は南アルプス林道がすべて閉鎖だ。
(夜叉神峠登山口駐車場までは自家用車で通行可)
 
山の雲も取れてきたので、もっと展望の良い所に行ってみる。
 
平沢峠から飯盛山へ。
平沢峠到着時(11:30ごろ)にはトップの写真のとおりの青空。
土曜日に登ったほうが良かったか。。。
 
進んでゆくと富士山も見えた。 手前は茅ヶ岳。
 
さらに進むと左の三角が飯盛山。
 
大きなシシウドと富士山。
 
振り返ると八ヶ岳。
 
山頂と~ちゃ~く!
久しぶりの青空と富士山は「こんな感じだった?」と思うほど。
 
八ケ岳と手前右端に平沢山。
八ケ岳は一番左のピークが三ツ頭。 その右台形に見えるのが翌日に向かう権現岳。
右の方に赤岳、横岳のピークが雲の中。
山頂から下った広場でお昼ご飯にする。
 
三分一湧水の直売店で買ったブルーベリーのケーキとフルーツトマト。
山にトマト、いい!
 
ノコギリソウ
往きに見たお花を撮りながら下山。
 
南アルプス
左の方に鳳凰三山が雲から出ている。
行きたかったなぁ。
 
赤岳が顔を出してきた。 中央権現岳。
 
シモツケソウ
 
マツムシソウ咲き始め
 
 
 
上2枚ともハクサンフウロなんだろうか。
 
オオバギボウシ
 
カワラナデシコ
 
大人気
 
平沢山から飯盛山、富士山
 
瑞牆山、金峰山
 
浅間山、高峰高原
 
オオバクサフジ?
 
オオバギボウシ
 
クルマバナ?
 
ニッコウキスゲ
 
鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳まですっきり見えた。
甲斐駒ヶ岳下の白っぽく見える所が日向山。
 
夕方、すっかり良い天気になった。
明日も晴れるといいな、と思っていた。
 
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イワタバコを見に御岳山

2020-08-02 15:56:30 | 山登り in 東京都
2020年7月27日(月)
御岳山 ロックガーデンのイワタバコ
 
 7月の4連休はどこに行くこともなく終わった。 月曜日も休みなので平日なら良いだろうと御岳山に向かった。 例年御岳山のVCからレンゲショウマ開花の便りを聞くと出かけていたが、そのころだとイワタバコはほぼ終了で良い状態では見られない。 VCから22日に「イワタバコ咲き始め」がアップされていたのでこの機会に行ってみる。
 ちなみに7/28には「レンゲショウマ(富士峰園地)数輪咲き始め」、7/30には「イワタバコ見ごろ。 タマガワホトトギス咲き始め」が出ている。
 
4連休はまともに歩きもしなかったので、ケーブルカーは使わずここから行く。
 
あちらこちらでクサアジサイが見られた。
 
ムラサキニガナも多かった。
 
 
 
ヤマユリも多い。
 
ツユクサ
 
カラスビシャク
 
御師集落の一角から覗き見た展望。
 
キツリフネ
 
そして武蔵御嶽神社まで上がる。
都心方面は雲がない。 右の日の出山山頂右にスカイツリーが見える。
左斜面中央辺りに光るのが狭山湖。
 
神社境内のレンゲショウマは富士峰園地より早く咲く。
 
数輪が咲いていた。 見られて良かった。
 
神社を後にし長尾平付け根からこの日は七代の滝へ向かう。
前日、ビジターCのFBで「ロックガーデンの水量が増え冠水箇所がある」と読んだ。
もしかしたら七代の滝付近は立ち入れないかも、ロックガーデンも渡渉できず引き返すことになるかも?、
など心配はあったが引き返したとしてもそれ程の距離ではない。
 
長尾平からの急な坂を下るとモミジガサがたくさん。
 
どんどん急降下。
所々泥濘や滑りそうな場所もあるので注意しながら必死に下りてゆくと。。。
 
眼の片隅に何やら。。。
 
陶器の置物かと思った。 こんなに赤いカエルは何ガエル?
 
さらに進むと何だこれ? 思わず笑ってしまう。
調べるとミスジビロードスズメというスズメガの幼虫らしい。
 
昨年の台風19号の影響だろうか。
流木の残骸がたくさん見られる。
 
そして七代の滝近くで。
前日に来た人のレポにはこの辺一帯に水が流れ滝まで近づけなかった、と読んだ。
確かにこれに落ちたらアウト。
 
七代の滝。
こんなに水量が多いのは初めて。 見事だ。
 
滝近くのイワタバコへは近づけなかったので、
階段近くの岩場で。 こちらにもたくさんきれいに咲いていた。
 
まだツボミが多い株が多い。
 
 
 
 
 
タマガワホトトギスはたくさんのツボミをつけていた。
階段を上がり天狗岩へ。
 
バイカツツジがチラホラとまだ残っている。
 
天狗岩からロックガーデンへ。
最初の渡渉はそれ程水が被っていない。 大丈夫そうだ。
 
進んでゆくと以前よりも水量が多く迫力ある流れが見られた。
 
咲きたてのギンバイソウが見られた。
 
水量が多く流れが美しい。
が、所どころ普段小さな枝沢からの水が増えトレイル上に流れ込み、
トレイルが川になっていたり、階段が水路のようになっていたりもあった。
 
以前近くで撮影したあたりにイワタバコが見られず、
ロックガーデンでは遠くに咲くものしか見られなかった。
 
それでも、普段見られないような流れを楽しみ、
 
上流へと歩いてゆく。 流れのそばはひんやりするほどで、
登ってきたときの汗はすっかり引いていた。
 
綾広の滝。 こちらもすごい水量。
2017年に初めて来たときの画像を見るとその差が一目瞭然。
 
ロックガーデン後はそのまま御師集落方面へまっすぐ戻る。
長尾平から大岳山と奥の院を望む。 雲が掛かっていない。
 
花とロックガーデンを楽しむことができたので、後は長尾平でゆっくりして帰る。
 
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