宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
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「日本共産党の最大の魅力ー未来社会論を大いに語っていきたい」-志位委員長

2018年01月01日 | 未来社会へのプロセス

 みなさん、明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。

 「しんぶん赤旗」元旦号は、志位和夫委員長と石川康宏神戸女学院大学教授との新春対談が4頁にわたって掲載されました。 2人の対談の最後は、「未来社会論」でした。

 石川教授には、直接お会いしたことはありませんが、不破哲三氏の「『古典教室」全3巻を語る」などで学生の持っている疑問や知性・知識を求める真剣な姿勢を語っていることが印象にありました。

 今回の対談でも現役の教授として、学生の思いと石川教授の研究、努力から生まれた意見・発想が新鮮に語られているように思いました。

 石川教授は、「未来社会を論ずるときには、それがいまの資本主義社会と『地続き』のところにある社会だということの強調が大切だと思っています」「現にある問題を解決していったら社会はこういう方向に発展するしかないでしょと、日本社会の発展の見通しの問題として未来社会論を提起するというやり方です」「今と切り離されたところにある未来社会ではなく、今とつながったところにある未来社会を探求しましょうということです」等と語っています。

 志位さんは、「そうですね。 それが一番自然な語り方のように思います。 同時に、いまの資本主義社会と『地続き』のところにある未来社会という点では、未来社会の特質そのものからストレートに語ることもできると思います」とこの間の民青同盟との交流の経験を紹介し、「未来社会の問題は、遠い先の話ではなくて、いまのたたかいと『地続き』でつながっているというと話すことも、大切だと思います」と語っています。

 また、志位さんが、ハーバード大学の18歳から29歳の若い世代の調査結果や米国ミレニアル世代の資本主義や社会主義に関する調査を紹介していますが、大変興味を覚えました。

 志位さんの話では、これらの若い世代で、資本主義を支持するかどうか聞いたところ、51%が「不支持」と答え、社会主義に対しては、33%が「支持」と答えているということです。

 また、ミレ二アル世代では、どういうタイプの社会が望ましいかという質問に、44%が社会主義国、42%が資本主義社会を選択してるそうです。

 ハーバード大学の調査結果は、2016年4月頃に公表されていたようです。 日本の若い世代とは大きな違いを感じました。 同時に、私たちの努力も含めて、日本の若い世代の可能性も感じたところです。 

 未来社会は、自然にやってくるものではないと思います。 日本の未来社会は、市民、国民と野党そして私達、共産党の共同の努力とその発展によって、実現できるものだとしっかり受け止めて、今年も活動していきたいと思います。