昨年の総選挙後、一人の日曜版読者から、「もっと、共産党のことを知りたい」という要望が出され、本人と地元の支部長さん、配達・集金を担当している党員の方と綱領を中心とした学習会をはじめています。 読者の方は、72歳になり、年金で一人暮らしです。 読者になったのは、地元の支部が配布した、「ビラ」を見て、本人が中央委員会に購読の申し入れをされたことがきっかけでした。 その動機は、安倍政権への不安と怒りだと語っています。
長い人生の中で、直接共産党と出あうのは、はじめてのこと、と話していました。 本人の関心ごとは、国内政治をはじめ、国際政治、原発や環境、暮らしの問題、地域社会のこと、そして日本共産党の歴史、未来社会等、人生のなかで思い、考えてきたこと全てに関わっています。
そして、一つ一つが真剣さにあふれています。 まさに「学び合う」喜び、楽しさを感じています。 本人には、入党も進めています。 「入党するからには、しっかりやっていきたい」「そのために、もっと学習したい」と語っています。
若い世代との交流もはじまっています。 今月6日に、地元の若い市会議員と一緒に、新年のあいさつまわりを40軒ほど行った、支部長さんの話を聞きました。 選挙の時の電話などで知っていた青年のお宅を訪問したら、在宅していて話すことができたとのことです。 この方は昨年、大学を卒業し、今、都内でタクシーの運転手をしているとのことです。 支部長は、毎月行っている「おしゃべり会」を紹介し、「時間があったら、来てください」と案内したら、「いってみたい」との返事だったとのこtです。
また、バイオリンを教えている若い女性の方との出あいでは、「ピースフェア」などへの出演を話したら、「考えてみます」と言ってくれた、とのことです。
こうした、若い世代とも交流し、「学び合い」ながら、成長していくことができることを、実感させられました。
昨日の、成人式宣伝は、会場である「やまとスポーツセンター」前で、「安倍改憲NO!3000万人署名」を進めている、「大和市民アクッション」と一緒に行いました。 用意したビラ2百数十枚はすべて、受け取っていただきました。
世代を超えて、対話・交流の条件がある、その一つ一つの行動が「学び合い」の場につながっているのではないか。 そして、 このつながりこそが”党建設の力の源泉”だと感じています。