なた豆と言えば「カナバリン」ですが、私は煮たり煎じたりした”なた豆”にカナバリンの薬理作用が残っているとは
思えません。生豆(種子)に熱を加えず粉末などにして飲用するとかすれば、咽頭や扁桃腺などの炎症に文献的
な効果があるかも知れません。
カナバリンについては今後の研究に期待しましょう。
私はカナバリンの抽出実験の過程で発見した化学合成物質・・・、
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「植物ステロール」
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に注目しています。
今、植物ステロールは血液中のコレステロールや中性脂肪などを減少させる物質として注目されています。
食品業界などから熱い注目を浴びている植物ステロールに関する論文は沢山あります。
そして、いずれの論文においても植物ステロールの脱コレステロール作用を認めています。
今後、植物ステロールの大量生産技術が求められるようになるかも知れません。
私は”なた豆”から植物ステロールを効率的に抽出する技術的方法を、今回の抽出実験で確立しました。
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その他に”なた豆”から注目すべき物質のシグナルを発見。
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なた豆に関する論文要旨は下記にアクセスして下さい。
情報統計研究所:
http://kstat.sakura.ne.jp