本ブログでの統計技術では Excel 、「R」、Free online calculator などのツールを上手に使って統計分析を行う技術を紹介している.
第7章は「2標本の分布に関する技術」であり、平均値差の t検定に関する統計量を紹介している.
今回は、t検定での有意差の判断となる p値の記述と共に記載さるるべき効果量(e.s.:effect size)の技術を紹介する.
統計技術 :効果量←ここをクリック
下記URLにアクセス!!
http://toukei.sblo.jp/
なお、
上記での「R」の出力結果で、
U3(d) 、 CLES(d) 、Cliff's Delta の Index が示されている.ここで、
・ U3は非重複度(完全重複は「0.5」).
・ CLES は U3分布の重複比率.
・ 順序尺度データの効果サイズ.
・・である.詳しくは専門書などを参考にされたい.
なお、
Cohen’d は正規性分布を前提にしたものである.
また、
効果量は、Cohen's d、Hedges's g で示されることが多く、前者は標本分散を、後者は標本不偏分散を用いている.