前回に続き杉本典夫先生のコメントをご紹介します。
<<原文>>
そもそも統計学は国勢調査を研究する学問として発展し、ラテン語のstatus(国家)にちなんでstatisticsと名付けられました。
そのため、最初は主として人文科学系で用いられていました。
それがFisherが推測統計学を開発した後は、自然科学系でも用いられるようになり、人文科学系の統計学と自然科学系の統計学がそれぞれ独立して発展してきました。
そしてベイズ統計学は、主として人文科学系の統計学者によって研究され、発展してきました。
ちなみに現代医学は自然科学系の学問なので、主としてネイマン・ピアソン統計学を用いています。
しかし医学――特に疫学は人間を対象にするため、人文科学系の特徴も持っています。
そのため、ベイズ統計学が有効な場面があるかもしれませんね。
そもそも統計学は国勢調査を研究する学問として発展し、ラテン語のstatus(国家)にちなんでstatisticsと名付けられました。
そのため、最初は主として人文科学系で用いられていました。
それがFisherが推測統計学を開発した後は、自然科学系でも用いられるようになり、人文科学系の統計学と自然科学系の統計学がそれぞれ独立して発展してきました。
そしてベイズ統計学は、主として人文科学系の統計学者によって研究され、発展してきました。
ちなみに現代医学は自然科学系の学問なので、主としてネイマン・ピアソン統計学を用いています。
しかし医学――特に疫学は人間を対象にするため、人文科学系の特徴も持っています。
そのため、ベイズ統計学が有効な場面があるかもしれませんね。
次回に続く!
情報統計研究所はここから。