今は鬼界の人となった。隣地の畑の三郎さんは泣く子も黙る、関東軍の兵であった。畑荒しのタヌキを罠で捕らえる名人でもあり、武勇伝や、タヌキやマミ・鹿の話も耳にした。タヌキは罠にかかると、他の動物と違い、とても大人しいく、袋を被せ簡単に・・・との話を聞かされた。捕らえたタヌキを倉庫で飼育していたのを覚えている。タヌキというと、あの、特有な匂いが・・・当時の畑荒しの主役はタヌキであったらしい。
賢い女性には無数の天敵がいる。それは、愚かな男性である。誰の名言であるか分からないが。胸に突き刺さる言葉だ。本物のボケ老人ならば、この矢を受けても、馬の耳だが。中途半端な伊豆ボケ老人には、秋の風を感じる。
先日、娘の様な娘から、オランダ・ベルギーを訪れています。と葉書が届いた。九月二十七日の投函となっているので、この葉書が届いた時点では、すでに、帰国しているはずだ。国会が始まると夜中の帰宅も日常となる。健康には注意と、メールを・・・一人で世界を飛び回る、肝っ玉の太い娘だ。
無農薬の農園なのだが、キチキチバッタが最近、姿を見せない。このトノサマバッタも久しぶりだ。カメラを近づけるとチョコチョコと横向きに、サトウキビの葉陰に・・・それにしてもサトウキビが繁茂した・・・来月は収穫期だ・・・手作りの砂糖を・・・と、また雑事を・・・困った。