才女の曽野綾子さんの新刊のタイトルに老いの才覚、とあった・・・、伊豆ボケ老人には縁の無い言葉だと思ったが、下愚は下愚なりに、何か、役立つことが無いかと思い廻らした・・・・・先日、九十四歳で現役の医師の小母と食事をし、小母の医者になったきっかけは、清水安三〔桜美林学園創設者〕と戦中、中国で、貧困に喘ぐ女子を対象とする実務教育機関・崇貞平民工読学校を設立した氏と、共に教鞭に立ち、その縁で清水安三氏に進められたと知った。袖振り合うも、他生の縁、お釈迦様も、縁無き衆生は救い難し。との言葉もある、才覚の無い伊豆のボケ老人には伊豆のボケ老人に相応しい縁を大切にしなければ・・・ボケの才覚でも発揮・・・と儚い想いが・・・