カープな毎日

カープファンのひとりごと。

楽勝から一転ヒヤヒヤで逃げ切る

2021年06月19日 20時04分51秒 | 試合結果

広  島 302 011 113 12
DeNA 210 000 017 11
勝利投手:森下4勝4敗
敗戦投手:ピープルズ2勝3敗
セーブ:栗林1敗14S
本塁打:[広島]菊池涼7号、林3号、中村奨1号
    [DeNA]伊藤光2号、オースティン14号、宮﨑6号

 初回に2塁打と四球で2死1,2塁の先制機を作ると林の2点適時2塁打で先制し、さらに内野安打で1,3塁として西川の適時打で1点を追加して3点を先制しました。

 先発の森下は、初回に伊藤光とオースティンに本塁打を浴びて2点を失うと、2回には安打などで1死2塁とされ、大和に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 それでも直後の3回に連打で無死1,3塁のチャンスを作り、林の適時打と坂倉の犠飛で2点を勝ち越しました。5回には四球と盗塁に安打で無死1,3塁として1死後に西川の内野ゴロの間に1点を追加すると、6回は菊池涼、7回は林、8回は代打中村奨がそれぞれ本塁打を放ちました。さらに9回には四死球と安打で無死満塁のチャンスを貰い、石原の犠飛と羽月の2点適時打で3点を追加して、試合を決めたかと思われました。

 森下は、4回に2安打で1死1,3塁のピンチを招きましたが、大和を三振、京山を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、5回から7回は三者凡退に抑えて、7回を投げて7安打8奪三振3失点でマウンドを降りました。

 8回はバードが登板して、安打と連続四球で1死満塁のピンチを招いて、宮崎に押し出し死球を与えてしまいましたが、ソトを三振、代打嶺井を中飛に打ち取って1失点でふんばりました。

 9回は高橋樹が登板しましたが、堂林の失策、四球、内野安打で1死満塁のピンチを招き、2死後にオースティンに押し出し四球を与え、続く宮崎に満塁本塁打を浴びてしまいました。さらに安打を打たれたところで、マウンドを栗林に譲りました。

 栗林は、代打楠本と大和に連続適時長短打を浴びて2点を失い、1点差に追い上げられましたが、最後は柴田を一ゴロに打ち取って何とかリードを守り切って、6月初の連勝となりました。

 

 9回表終了時点で8店のリードがあり、楽勝かと思われましたが、高橋樹が失策をきっかけに崩れると3点差となったところで、まさかの栗林を投入する展開となりました。さすがの栗林も勢い付いたDeNA打線を止めきれず1点差まで追い上げられましたが、最後は辛うじて1点差を守り切りました。

 今日の勝利は、打線が先制、勝ち越し、追加点と着実に得点を積み重ねて12得点をあげたことに助けられました。その中でも5番に入った林の4安打が大きな価値がありました。初回の先制打に始まり、同点の3回には勝ち越し打、5回は好機拡大の安打、7回は本塁打を放ち、さらに9回は追加点のきっかけとなる四球を選びました。

 この連勝は林の活躍が打線を活性化させたことで成し得たことは間違いなく、この良い流れに乗って西川や鈴木誠らの状態が上がってくれば、チームも上昇気流に乗ることができ、後半戦に向けて良い戦いができるはずだと思うので期待したいですね。

 連勝はしましたが、最後にDeNA打線が明日に繋がる攻撃されたことで、明日は勢い付いた打線を止めるのが大変になるかもしれません。大道には立ち上がりに気を付けてもらうとともに、打線が今日と同様に初回からしっかりと援護してほしいですね。

 

 

 

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玉村がプロ初打点に初勝利

2021年06月18日 23時13分34秒 | 試合結果

広  島 016 000 000 7
DeNA 101 000 020 4
勝利投手:玉村1勝3敗
敗戦投手:濵口4勝5敗
セーブ:栗林1敗13S
本塁打:[DeNA]桑原5号

 先発の玉村は、初回に安打と四球などで1死1,2塁のピンチを招き、2死後に宮崎に適時打を浴びて先制を許しましたが、打線は直後の2回に四球と安打などで2死1,3塁として、玉村がプロ初適時打を放って同点に追いつきました。続く3回には連打と四球で無死満塁として、連続押し出し四球と林の3点適時2塁打で5点を追加し、さらに四球などで1死1,3塁となり、菊池涼の適時内野安打で1点を追加して、この回6点を挙げました。

 4回にも四球と敵失で無死1,2塁のチャンスを貰いながら、坂倉が遊ゴロ、林が併殺に倒れてしまい、5回は振り逃げによる無死1塁で玉村が犠打失敗、7回1死1,2塁は宇草と玉村が凡退して追加点を奪えませんでした。

 玉村は、3回無死から桑原に本塁打を浴びて1点を失うも、続く4回の無死2塁ではソトと田中俊を連続三振、四球を挟んで代打楠本を二直に打ち取って無失点で凌ぎました。5回から7回までは2安打に抑えて、7回を投げて6安打2四球2失点10奪三振の好投でマウンドを降りました。

 8回は森浦がマウンドに上がるも、2塁打などで1死3塁とされ、宮崎に適時打を浴びてしまい、2死後に安打で1,3塁とされたところでマウンドを塹江に譲りました。塹江は大和に適時打を浴びて、さらに安打で2死満塁の大ピンチを迎えましたが、桑原を三振に斬ってこの回2失点で止めました。

 9回は栗林が登板して四球と安打で無死1,2塁とされましたが、オースティンを三振、宮崎を併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、リーグ戦再開初戦を白星で飾ると共に、玉村がプロ初勝利を挙げました。

 

 玉村は初回にいきなり1死1,2塁のピンチを招きましたが、ここで踏ん張り最少失点で凌ぐと、直後の攻撃では自ら適時打を放って同点に追いつきチームを鼓舞すると、3回にはDeNA先発濱口の乱調に付けこみ一挙6得点を挙げました。

 玉村は3回に本塁打で1点を失うも、その後は毎回のように先頭打者を出塁させながらも、後続を断って無失点に抑えて7回まで投げ抜きました。10奪三振はもちろん素晴らしいですが、それ以上に6安打されながら、2失点で踏み止まった粘投は先発として試合を作るという意味ではとても良かったと思います。

 前回登板のソフトバンク戦でも6回無失点の好投をしており、2試合連続で先発として役割をしっかりと果たしていることから、先発投手として一回り成長して、ローテを任せることができるようになったと思います。

 終盤にリリーフが乱れて2点を失ったものの、リーグ戦再開初戦を良い形で終えることができました。明日は森下が先発するので、この良い流れを継続させてチームに勢いを付けてほしいですね。

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中継ぎ投手が崩壊して交流戦最終戦は大敗

2021年06月16日 23時18分56秒 | 試合結果

日ハム 002 002 400 8
広島 000 010 000 1
勝利投手:伊藤4勝4敗
敗戦投手:九里5勝4敗

 コロナによる離脱から復帰した九里が先発し、初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、3回に2安打で1死1,2塁のピンチを迎え、2死後に近藤と王に連続適時打を浴びて2点を失いました。さらに四球で2死満塁としましたが、野村を左飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 5回にも死球と犠打で1死2塁とされましたが、近藤と王を凡打に打ち取って無失点で凌ぎ、5回裏の攻撃で代打を送られて、5回を投げて5安打2四死球2失点で降板しました。

 打線は、2回に四球と安打で1死1,2塁の先制機を作りましたが、宇草が二ゴロ併殺に倒れると、4回にも安打などで2死2塁としながら坂倉が三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 5回に安打と敵失で1死1,3塁とすると、代打田中広は三振に倒れるも、菊池涼が四球を選んで2死満塁として、野間の適時内野安打で1点を返すも、続く小園は二ゴロに倒れて1点止まりでした。

 6回からはコルニエルが登板するも、連打と犠打で1死2,3塁のピンチを招き、石原の捕逸とスクイズで2点を失ってしまいました。さらに7回には中田が2塁打と自らの失策に四球で無死満塁のピンチを招き、王と渡邉に連続適時打を浴びて3点を失って、1死も取れずマウンドを降りました。無死1,2塁でマウンドに上がった菊池保は、2死後に石川亮に適時打を浴びて、この回4失点で試合が決まってしまいました。

 8回は高橋樹が登板して三者凡退に抑えると、9回は島内が無失点に抑えましたが、打線は6回から8回まで完璧に抑えられてしまいました。9回に四球と安打で1死1,3塁とするも、宇草が三振、代打西川は右飛に倒れて得点を挙げられず、交流戦最終戦は大敗となり、交流戦は3勝12敗3分と散々な成績となってしまいました。

 交流戦最終戦は、攻守とも精彩を欠いた試合となり、収穫は復帰した九里が5回2失点と好投したことくらいで、リーグ戦再開に向けての光は見当たりませんでした。

 守っては1点差に追い上げた直後の6回に石原が捕逸で追加点を与えると、さらにスクイズで追加点を奪われて試合の流れを手放してしまいました。さらに7回には3番手中田がバント処理をミスして傷口を広げると、1死も取れず4点を失って試合が壊れてしまいました。

 最近の試合では、コルニエルの起用が5回や6回になっており、勝ちパターンの継投ではなくなっており、役割が明確に決まっていないように感じます。信頼しているのであれば、勝ちパターンとして7回に投げると決めて起用した方が良いと思います。また、中田への信頼が高すぎるのも気になります。今日の展開であれば7回は中田ではなく、菊池保、島内でも良かったと思います。リーグ戦再開に向けて再度中継ぎ陣の起用方法を見直してほしいですね。

 攻撃では2回の先制機で宇草が併殺に倒れて流れを掴み損ねると、5回には敵失で貰ったチャンスで代打田中広がハーフスイングでの三振と最悪の結果となり、一気に攻めたてられませんでした。

 この場面でなぜ代打が田中広だったのか理解できません。何かを仕掛けるつもりだったなら分かりますが、特にサインは出ていなかったと思われ、単純に左という理由だっただけのような気がします。状態の良くない左打者より右打者ながら状態の良い中村奨を起用しても良かったと思います。

 野手の起用についても、右左に拘り過ぎているように感じます。あまり拘り過ぎず、単純に状態の良い選手を率先して起用してほしいですね。

 

 また、東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」の内定選手が発表され、カープからは菊池涼、鈴木誠、會澤、森下、栗林の5人が選ばれ、球団別では最多選出となりました。ただ、會澤については昨日の試合で左足を負傷して、今日出場選手登録を抹消されており、出場は不透明な状況となっています。

 カープから5人も選ばれるのは光栄なことですが、栗林や菊池涼は後半戦に備えて休ませてあげたいという思いもあり、少し複雑な心境です。ただ選ばれたからには、チームの勝利に少しでも貢献して金メダルを獲得して帰ってきてほしいですね。

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脅威の粘りで連敗を止める

2021年06月15日 22時58分50秒 | 試合結果

西武 010 010 100 3
広島 100 110 02X 5
勝利投手:塹江2勝2敗
敗戦投手:ギャレット1勝3敗2S
セーブ:栗林1敗12S
本塁打:[西武]川越2号、山川10号
    [広島]宇草2号

 

 打線は、西川をスタメンから外し、左翼には宇草を起用してテコ入れを図ると、初回に2塁打と犠打で1死3塁として、小園が適時2塁打を放って先制点を挙げました。しかし、先発の大瀬良は初回の1死2塁は呉を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、2回に四球と安打などで1死1,3塁とされて、山田の犠飛で同点に追いつかれてしまいました。

 それでも4回に連打で無死1,3塁として、宇草の二ゴロの間に1点を挙げて勝ち越しに成功するも、直後の5回に大瀬良が2死無走者から代打川越に本塁打を浴びて再び同点に追いつかれました。

 しかし、直後の5回裏に2死後に四球で2死1塁として、坂倉が適時3塁打を放って三度勝ち越しました。ところが、大瀬良が7回に山川に本塁打を浴びてまたも同点に追いつかれ、なおも安打と犠打などで2死3塁のピンチを迎えましたが、金子を左飛に打ち取って勝ち越しは許さず、7回を投げて7安打1四球3失点でマウンドを降りました。

 8回は塹江が登板すると、連打と犠打で1死2,3塁のピンチを迎えて、栗山を三ゴロに打ち取るも、三本間の挟殺プレーで會澤が負傷交代となりました。さらに死球で2死満塁とピンチが拡大しましたが、菊池涼の好守により愛斗を二ゴロに打ち取って勝ち越しは許しませんでした。

 すると直後の8回裏に2死後に林の安打で2死1塁として、宇草が2点本塁打を放って勝ち越しに成功し、この試合初めて2点のリードを奪いました。

 9回は栗林が登板して三者連続三振に斬る完璧な投球で、チームの連敗を8で止めました。

 

 3度のリードを追いつかれる苦しい展開でしたが、最後は若手の奮起で4度目のリードを奪い、栗林がリードを守り切ってチームの連敗を止めました。

 先発大瀬良がピリッとせず3度のリードを守り切れず、打線も得点後のチャンスであと1本が出ず、最近の投打がかみ合わないチームを象徴するような試合運びでした。

 8回に塹江がピンチを招いた時には9連敗を覚悟しましたが、塹江も良く踏ん張り、菊池涼の好守が悪い流れを変え、好調の林と西川に変わって起用した宇草が流れを掴み勝ち越しに成功しました。

 チーム状態が悪い時は、調子の良い若手を積極的に起用することで、現状を打破できることを示した試合でした。

 投打が噛み合わず8連敗とチームの雰囲気は重苦しかったと思いますが、林と宇草の活躍で重たい空気を吹き飛ばしてくれました。これでチームの雰囲気も変わると思うので、明日の交流戦最終戦は白星で終わりたいですね。  

 ただ、負傷交代した會澤の状態が心配です。軽傷であることを願いたいですね。

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好守の歯車が噛み合わず8連敗

2021年06月14日 20時29分44秒 | 試合結果

西武 000 111 000 3
広島 000 200 000 2
勝利投手:森脇1勝
敗戦投手:コルニエル1敗
セーブ:平良1勝7S

 チームは今日の先発薮田の他、バード、石原、上本の4人を出場選手登録し、高橋昂、曽根、クロンの3人の登録を抹消して、計7人を入れ替えてテコ入れを図りました。

 今季初登板初先発の薮田は、初回を三者凡退に抑えると、2回2死後に3塁打を打たれてピンチを招くも、愛斗を三振に斬って無失点で凌ぐなど、3回まで1安打無失点に抑えました。

 4回に安打と四球で無死1,2塁のピンチを迎えて呉に適時打を浴びて先制を許しましたが、その後の四球で1死満塁とされましたが、愛斗を併殺に打ち取って最少失点で凌ぎました。

 打線は、3回まで西武先発の與座に無安打1四球で無得点に抑えられましたが、4回に2番手佐々木から2死後に2四球と安打で満塁として、林の2点適時打で逆転に成功しました。

 しかし、薮田は直後の5回に2四球で2死1,2塁としたところで降板となりました。代わったコルニエルが森に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまい、薮田は4回2/3を投げて3安打5四球2失点でした。

 続く6回には続投したコルニエルが、振り逃げに安打と四球などで1死満塁のピンチを招き、代打の中村を浅い中飛に打ち取りましたが、中堅の羽月が落球してしまい、1塁走者を2塁で封殺したものの、3塁走者の生還を許して勝ち越しを許してしまいました。

 7回は中田が2塁打と四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、スパンジェンバーグを三振に斬って無失点で凌ぐと、8回は森浦が1安打無失点に抑えました。

 9回は新外国人バードが初登板して2三振を奪って三者凡退に抑えました。

 打線は、5回に1死後連続四球で1死1,2塁のチャンスを貰いながら、小園が右飛、鈴木誠が三ゴロに倒れて無得点に終わると、6回と7回は三者凡退に抑えられました。

 8回に四球と犠打で1死2塁としながら、鈴木誠が遊ゴロ、坂倉は三振に倒れてしまい、9回は平良に無安打無得点に抑えられて、5回以降無安打と打線が沈黙して、西武に競り負けて8連敗で借金は13となりました。

 

 泥沼から抜け出す気配を全く感じられない試合となりました。先発の薮田は3回まで踏ん張ったものの、4回に四球絡みで先制を許し、味方が逆転した直後の5回にも2四球でピンチを招いて降板しました。代わったコルニエルも悪い流れを止められず同点とされると、6回には磯村の捕逸が振り逃げとなり、四球で走者を貯めた後、中堅の羽月がまさかの落球で決勝点を与えてしまいました。

 打線も今季最少の2安打に封じられて、得点を挙げた4回以外は無安打と沈黙して投手陣を援護できませんでした。

 投手が抑えると打線が沈黙し、打線が援護すると投手陣が大量失点と完全に悪循環に陥ってしまいました。今日はその負の流れを変えようと、大量7選手の入れ替えを行いましたが、バードが1回を完璧に抑えたものの、チームの雰囲気を変えることはできませんでした。

 本当は、心機一転するため休みを挟みたいところですが、コロナの影響により9連戦中で悪い流れを止めることができません。何とか明日の先発エース大瀬良が流れを変えてくれることを願うしかありませんね。

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打線が終盤に追いつくも、栗林が打たれて7連敗

2021年06月13日 21時27分59秒 | 試合結果

広島 310 000 013 8
オリ 206 000 001 9
勝利投手:ヒギンス1勝1敗2S
敗戦投手:栗林1敗11S
本塁打:[広島]菊池涼6号、鈴木誠8号
    [オリックス]杉本13号

初回に菊池涼が先頭打者本塁打を放って先制すると、さらに安打と敵失などで2死1,3塁として、會澤の2点適時2塁打で2点を追加して、幸先良く3点を先制しました。

しかし、先発の高橋昂が1回裏に先頭の福田に四球を与えると、2死後に杉本に2点本塁打を浴びて1点差に追い上げられましたが、2回に四球と内野安打で2死1,3塁として、小園が適時2塁打を放ってリードを2点に広げました。

 しかし、高橋昂は3回に連打と自らの野選で無死満塁のピンチを招き、吉田正、杉本、ロメロに3連続適時短長打で4点を失って逆転を許してしまい、1死2,3塁の場面でマウンドを降りました。 

 代わった菊池保は、2死後に伏見に2点適時打を浴びて、この回6安打で6点を失ってしまい、高橋昂は2回1/3を投げて6安打1四球8失点でした。

 菊地保は4回も続投して1安打無失点に抑えると、5回からは島内が登板して5回に安打などで2死2塁とされながらも、伏見を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、6回も1死2塁のピンチを迎えましたが、宗と吉田正を凡打に打ち取り追加点を与えまず、7回と8回は高橋樹が無安打1四球無失点に抑えました。

 打線は、3回から6回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏めず、7回には2死後に安打と敵失で1,2塁とするも、羽月が三振に倒れてしまいました。

 しかし、8回に鈴木誠が鈴木誠が本塁打を放って1点を返すと、9回1死後に連打と暴投で1死2,3塁として、菊池涼の適時打で1点を返し、盗塁で2死2,3塁として小園の2点適時打で同点に追いつき、さらに安打で1,3塁の逆転機を作りましたが、坂倉が二直に倒れて勝ち越すことはできませんでした。

 9回は栗林がマウンドに上がりましたが、四球と犠打に敬遠と四球で1死満塁のピンチを招き、2死後にT-岡田に適時打を浴びて、栗林は初失点するとともに初黒星を喫して、自身の開幕からの連続無失点試合は22で止まり、チームはサヨナラ負けで2分を挟んで7連敗の借金12で交流戦の最下位が確定するとともに、リーグでも最下位に転落してしまいました。

 

 今日は打線が奮起して序盤に4点を挙げて試合の主導権を握りながら、先発の高橋昂が3回に6失点で逆転を許してしまい、打線もその後は沈黙してしまい、このまま終わるかと思われましたが、8回に鈴木誠がコロナから復帰後となる初本塁打を放つと、打線が息を吹き返して、9回に5安打で3点を挙げて同点に追いつく粘りを見せました。

 しかし、9回に登板した栗林が珍しく制球を乱して四球で走者を貯めて、T-岡田に適時打を浴びてしまいました。7回終了時点で4点差があり、出番がないと思われたので準備をしていなかったのではないでしょうか。それが9回に3点を挙げて同点に追いついたことで、急遽出番が回ってきたことで、急ピッチで仕上げたと思われますが、完全に状態を上げきれず、気持ちの部分でも集中できていなかったと思われるので、この失点は仕方ないのではないでしょうか。

 ここまで22試合連続無失点とチームの窮地を何度も救ってきたので、栗林が打たれて負けるのであれば、諦めるしかありません。この苦い経験を今後に活かして、更なる成長に繋げてほしいですね。

 

 

 

 

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森下6回3失点も打線の援護なく6連敗

2021年06月12日 20時48分25秒 | 試合結果

広島 000 002 000 2
オリ 030 000 00X 3
勝利投手:田嶋3勝4敗
敗戦投手:森下3勝4敗
セーブ:平野佳1敗5S

 先発の森下は2回に無死1塁とされるも、盗塁死などで2死を取ってピンチを脱したかと思われましたが、連打と四球で満塁のピンチを背負うと福田に3点適時3塁打を浴びてしまいました。

 3回から6回はオリックス打線を1安打1四球に抑える危なげない投球で無失点に抑え、6回を投げて6安打3失点でマウンドを降りました。

 打線は、初回に安打と盗塁で1死2塁の先制機を作るも、西川と鈴木誠が凡退して無得点に終わると、2回から4回はオリックス先発田嶋に1安打に封じられて2塁さえ踏めませんでした。

 5回には2安打で2死1,2塁としながら、菊池涼が三振に倒れてしまいましたが、6回に2番手村西から2四球と安打で無死満塁の好機を作ると會澤が押し出し四球を選び、続く坂倉の二ゴロ併殺の間に得点しましたが、続く2死3塁では堂林が二ゴロに倒れて追いつくことができませんでした。

 7回はコルニエルが三者凡退に抑え、8回は塹江が1安打無失点に抑えて追加点を与えませんでしたが、打線が7回以降はオリックスの継投の前に1安打に封じられて得点を奪えず、オリックスに惜敗を喫して、チームは2分を挟んで6連敗となり、借金は11まで膨らみました。

 

 連敗ストップを託された森下は、6回を3失点に抑えて先発の役割を果たしましたが、打線の援護が無くチームの連敗を止めることができませんでした。

 森下は立ち上がりに制球が安定せず、2回はオリックス打線に粘られて少し甘くなったところを捉えられて3点を失ってしまいました。それでも3回以降は立ち直りテンポの良い投球で追加点を与えなかったのはさすがでした。

 次戦こそは立ち上がりからテンポの良い投球でチームに良い流れを呼び込んで、自身も白星を挙げてほしいですね。

 

 打線は、オリックス先発の田嶋を捉えられませんでしたが、2番手村西にか代わったところで試合の流れが変わり、無死満塁の大チャンスを作り、會澤の押し出し四球で1点を返してなおも無死満塁とビッグイニングに繋がる場面で、坂倉は遊ゴロ併殺の最悪の結果となりました。

 この場面で一気に畳みかけることができず、同点に追いつくことさえできないところに今の打線の苦悩を感じました。現状では打開策も見いだせず、苦しい戦いが続きそうです。誰か救世主が出てきてくれることを願うしかありませんね。

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大道が5回無安打無失点も打線が3安打零封され完敗

2021年06月11日 22時54分00秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
オリ 000 000 31X 4
勝利投手:山本6勝5敗
敗戦投手:森浦2勝2敗

 プロ初先発の大道は、初回に2四球で1死1,2塁のピンチを招いたものの、T-岡田を二飛、安達は二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、2回以降は立ち直りオリックス打線を翻弄して2回から5回まで完璧に抑えて得点を与えず、5回を投げて無安打2四球無失点5奪三振の好投でした。

 6回はコルニエルが三者凡退に抑えるも、7回に登板した森浦が四球と安打に犠打で1死2,3塁のピンチを招いたところで中田に交代するも、四球で満塁として杉本に2点適時打を浴びてしまいました。2死後に安打を浴びて再び満塁とされたところで高橋樹に交代するも、福田に押し出し四球を与えてこの回3点を失いました。

 8回は島内が連続長短打で無死1,3塁とされて、會澤の捕逸で1点を失ってしまいました。

 打線は、1番2塁で羽月を起用しましたが、オリックス山本に翻弄され、7回まで6連続を含む12三振を喫して一人の走者を出すこともできず完璧に抑え込まれました。

 完全試合の様相を呈してきた8回に鈴木誠と坂倉の連打で無死1,2塁と初めて走者を出すとともに得点圏に走者を進めましたが、會澤、小園、代打菊池涼が三者連続三振に抑えられて得点を奪えず、山本に8回までで15三振を喫しました。

 9回は平野に1安打2三振に抑えられて、計17三振を喫する完敗で、チームは2分を挟んで5連敗で、ついに借金は今季最多の10まで膨らみ、交流戦の負け越しが決まりました。

 

 大道がプロ初先発し5回を無安打無失点の素晴らしい投球でした。初回は緊張からか制球が安定せずに2四球を与えてピンチを招きましたが、ここを無失点で凌ぐと、2回以降は制球も安定してテンポの良い投球で危なげなく5回を投げ抜きました。

 残念ながら打線が山本に完璧に抑えられて援護できず白星は成りませんでしたが、昨日の玉村に続く好投は先発投手崩壊が続いていたローテに明るい兆しとなりました。先発投手不足が解消される見通しが立っておらず、今後も先発として起用されると思われるので、先発初勝利も近いのではないでしょうか。

 一方の打線は7回までパーフェクトに抑えられて、得点を挙げるどころか安打を放つのが精一杯でした。コロナから復帰した主力野手の状態が上がっておらず、若手主体で組む打線に対して力の違いを見せつけられた試合でした。

 今日は、完全試合をされなくて良かったと思うしかありませんね。

 

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玉村が6回無失点の好投も救援陣が打たれて初白星逃す

2021年06月10日 22時55分37秒 | 試合結果

広島 001 000 000 1
SB 000 000 010 1
本塁打:[広島]クロン6号

 打線は、3回にクロンが本塁打を放って先制点を挙げると、4回には2死後に安打と敵失で2死3塁の追加点機を作りましたが、小園が三飛に倒れて追加点を挙げることができませんでした。

 5回から7回まではソフトバンク先発のレイに完璧に抑えられ、8回には1死から安打で走者を出すも、代走曽根が盗塁死して好機を拡大できませんでした。

 先発の玉村は、初回に安打と犠打で1死2塁のピンチを招くも、栗原と柳田を抑えて無失点で凌ぎました。3回には2死後の安打と四球などで2死1,2塁とされながら、栗原を一直に打ち取って無失点で凌ぐと、4回から6回を1安打無失点に抑えて、6回を投げて3安打無失点6奪三振の快投でマウンドを降りました。

 

 7回は森浦が三者凡退に抑えるも、8回に登板した塹江が安打と犠打で1死2塁とされて、三森に適時3塁打を浴びて同点に追いつかれ、なおも1死3塁のピンチでしたが、今宮と栗原を抑えて勝ち越しは許しませんでした。

 9回は菊池涼、西川、林の上位打線が三者凡退に倒れると、9回裏に登板した栗林が四球とボークに敬遠で1死1,2塁の一打サヨナラのピンチを招きましたが、長谷川を一ゴロ、代打柳町を三振に斬って引き分けに終わり、栗林は22試合連続無失点として球団記録を更新しました。

 

 先発の玉村は、球の切れ、制球とも素晴らしく、強力ソフトバンク打線をほぼ完璧に封じました。初回に1死2塁とされたところでも、落ち着いて栗原を二ゴロ、柳田を中飛に抑えてピンチを脱すると、3回の2死1,2塁では栗原に捉えられましたが、打球がクロンの正面に飛び一直となり、運も味方に付けていたようでした。

 その後は危なげない投球で6回を散発3安打に抑えて、勝ち投手の権利を持って降板しましたが、8回に塹江が同点とされて、プロ初勝利はお預けとなってしまいました。それでもソフトバンク打線を零封したことは、本人にとって大きな自信になったと思われ、次戦に繋がるはずです。そして何より先発陣が崩壊状態だったところに、ようやく救世主が出てきたことは、チームにとっても大きな意味があります。

 チーム浮上にためには、先発ローテの整備が急務であることから、このまま玉村がローテに残ってくれることを期待してしまいますね。

 

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野村5回途中8失点でチームは4連敗

2021年06月09日 22時58分50秒 | 試合結果

広島 000 300 100 4
SB 012 050 00X 8
勝利投手:東浜1勝
敗戦投手:野村4敗
本塁打:[広島]西川6号
    [ソフトバンク]柳田13号

 

 先発の野村は、初回に2塁打で1死2塁のピンチを迎えるも、栗原と柳田を抑えて無失点で凌ぎましたが、2回は3塁打で無死3塁とされ、中村晃に適時2塁打を浴びて先制を許しました。なおも犠打で1死3塁のピンチでしたが今宮と松田を抑えて追加点を与えませんでしたが、続く3回には安打と盗塁で2死2塁とされて、柳田に2点本塁打を浴びてしまいました。

 打線は、3回まで東浜に完全に抑えられていましたが、4回に安打で無死1塁として西川が2点本塁打を放つと、さらに四球を連打で無死満塁として、會澤の内野ゴロの間に1点を挙げて同点に追いつきました。

 野村は、5回に安打と敬遠に四球で2死満塁としてしまい、中村晃に2点適時打を浴び、さらに四球を与えて満塁としたところでマウンドを菊池保に譲りました。

 代わった菊池保は今宮へ押し出し四球を与え、続く松田には2点適時打を浴びて、この回5失点となり野村は4回2/3を投げて7安打4四球8失点でした。

 その後は、高橋樹と島内が3回を無安打無失点に抑えましたが、打線は7回に1死2塁として2死後に野間が適時打を放って1点を返すも、反撃もここまででソフトバンクに完敗してチームは引き分けを挟んで4連敗となり、借金は今季最多の9まで膨らみました。

 

 投打とも今季を象徴するような試合でした。投手では、先発の野村が四球でピンチを広げて適時打を浴びてしまいました。2回と3回の失点は仕方ないとしても、5回は踏ん張ってほしかったです。

 安打と犠打で1死2塁とされ、栗原を遊飛に打ち取って2死としたところで、柳田を敬遠して勝負した長谷川に対してコースを狙い過ぎて四球を与えて満塁としてしまいました。失投できないプレッシャーから際どいところを狙ったのでしょうが、返って傷口を広げてしまい、大量5失点に繋がってしまいました。

 以前の野村であれば、制球出来たと思うのですが、今季まだ未勝利ということもあり力みが出たのかもしれません。理由はともあれ、昨日の大瀬良の好投が作った良い流れを継続できなかったのは痛いですね。

 打線は4回に2点を返してなおも無死満塁と一気に逆転できる雰囲気を作りましたが、會澤の遊ゴロの間に1点を挙げただけで同点止まりでした。続く小園は投ゴロ、クロンは遊ゴロと畳みかける攻撃ができず、試合の流れを掴み損ねました。

 ここで逆転できていれば試合の流れも変わり、どうなっていたか分からなかったと思われるだけに、この拙攻は痛かったです。

 投打とも復調の兆しは続かず、このトンネルの出口が見えてきません。何とか明日は玉村がこの悪い流れを止めてくれることを願うしかありあませんね。

 

 

 

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