本書は福島原発事故について、物理的側面から(理科)と歴史・社会経済的側面(社会科)の双方から大変わかりやすく解説した、わずか63ページの薄い本である。だが、内容はすごくエッセンスが凝縮されていると思う。
第1章は、放射線の健康に対する影響への人々の深い関心に対し、解説している。
1)福島原発事故は、何をもたらしたか? 2)放射線の影響と防護の基本-2種類の影響 3)どうやって放射線のリスクを減らすか? という3部構成になっている。
この第1章を読み、私が学んだ要点を、考え方と対処法・対策としてまとめると次のようになる。このまとめに誤解がないかを含めて、詳しくは本書をお読み願いたい。どの辺りの解説かをページ範囲を付記した。
a)考え方
*確定的影響と確率的影響を分けて考えること。 p6-9
確定的影響:「限界線量(しきい値)」の被ばく限度を超えた被曝
確率的影響:「限界線量」以下でも、「放射線のがん当たりくじ」の可能性あり。
*放射線ホルミシスは放射線の影響を過少に印象づける使われ方に要注意 p10-11
*高レベル汚染地帯と低レベル汚染地帯は分けて考えること。 p14-15
*食品の放射能汚染をなくすこと p18-19
*放射線と放射能を区別すること。「一秒一発一ベクレル」 p22-23
*放射線・放射能について3つの誤解がある。
無害化できる。自然放射線は無害/人口放射線は有害、被災者から二次被ばく
→ 3つの誤解は皆ウソ! p24
*原子力発電、その原理は核兵器産業との密接なつながりがある。 p28-29
*放射性廃棄物最終処分地は世界どの国にもない=「トイレなきマンション」状態 p28
b)対処法・対策
*外部被ばくに対する安全な環境(その場所に限定で)確保は「削る」と「洗う」。
表面の土と深部の土の入れ替えは、対策にはならない。 p12-13
*高レベル放射性物質の汚染物は集中管理型処分:丈夫な防護壁での囲い込み p14
*内部被ばくには、リスクの把握のために継続的な「陰膳調査」が重要。 p18-21
*食品の汚染に厳しい監視の目を続けることが大切。放射線関係の専門家集団による善行レベルでの系統的な調査・研究と市民の自主的取り組み p20-21
第2章は、原発が導入された歴史的背景とどのような政治や経済の動きがあったのかそのエッセンスを簡潔に説明してくれる。
本書を読むと、原発開発が猛然と推進されてきた歴史が良く理解できる。それを推進させてしまった責任の一端は、やはり主権者側の無知・無関心にあったとも言える。あるいは、そう誘導させられた情報操作が見抜けない状況にあったと言うべきか。「原発開発の歴史を見直す大切さ」を再認識するのに、わかりやすい導入の章となっている。
日本政財界の主導者が如何にアメリカの政策に追随してきたかがよく理解できる。
米ソのしれつな核軍備競争のただ中で、「アトムズ・フォー・ピース(平和のための原子力)」が主唱されてきたのだ。この局面でも、米ソの競争があった。
人類史上最初の実用規模の原子力発電は、ソ連がモスクワ郊外のオブニンスクで、1954年6月27日に運転を成功させたという。イギリスは1956年にコールダーホール型炉の開発に漕ぎ着けた。アメリカは、ウェスティング社が原子力潜水艦用に開発した加圧水型軽水炉(PWR)を原発に仕上げる。一方、GE社がq沸騰水型軽水炉(BWR)を開発する。
つまり、そこには原発開発技術競争が優先されていたのだ。「原発は、都市に電力を送るために安全性を一歩一歩確かめながら、技術の発展段階を着実に踏まえて十分な時間をかけて開発されるという経過をたどったものではないのです。いきおい、安全性は二の次になりました」(p34)という事実である。
一方で、原発の開発過程で、アメリカは「ブルックヘブン報告」として知られる原発大事故での影響と損害想定をしていたこと。その研究を踏まえて、「プライス・アンダーソン法」が制定され、国家と電力企業の共同を前提に原発がアメリカで推進されてきていたのだ。「日本の原発はひとりでに54基に増えてきたわけではありません。背景に、原発を推進したアメリカの対日核エネルギー戦略があり、それをスッポリと受け入れた日本政府の対米従属的なエネルギー政策がありました。」(p49)という経緯につながっていく。
このあたりのおおきな歴史的背景が、わずかのページで簡潔に説明されていく。「温故知新」として、必読だろう。
慎重な学者の意見に業を煮やした中曽根氏が補正予算に原子炉築造予算「2億3500万円」の提案をし、当時の保守3党の賛成で慌ただしく成立させる。この額、「ウラン235」からとった数字だというから呆れる。正力松太郎氏が原発導入の旗振りを強力に進め、田中角栄内閣が「電源三法」の整備をしていくという筋書きになる。
著者は、1973年9月18・19日の日本初の福島市で開催された住民参加型公聴会の中身が、「茶番劇」以外の何物でもなかった事実にも触れている。これは、東京電力福島第二原発1号炉の設置許可をめぐる公聴会である。
そして、その結果が福島第一原発事故に帰結し、「想定外」のという言い訳が行われたのだ。そこに至るには歴史的社会的流れがあるといえる。
深刻な原発事故の発生に至るまでに、「構造的な『国民総動員原発開発翼賛体制』とでも呼ぶにふさわしい仕組み」(p50)ができあがってきていた経緯を著者は簡潔に記している。この点を私たちは再認識し、心に銘記しておくべきだろう。そこから、今後のありようを考える必要に迫られている。
福島第一原発事故が何ら問題解決しない最中、2013年5月4日の朝刊は「原発輸出へ協定 首脳会談 日本・トルコが確認」(朝日新聞)、「トルコと原発建設合意 三菱重工など受注確定へ 首脳会談」(日本経済新聞)と報じている。愕然となる。懲りない人々が蠢いている。「原子力ムラ」の蠢きを警戒しなければならないのではないか。
本書から外れるが触れておきたい。、正力氏は原発導入推進の立役者の一人だった。正力氏の思想・行動を主軸にしながら、有馬哲夫氏が『原発・正力・CIA 機密文書で読む昭和裏面史』(新潮新書)で詳しく分析されている。この本も原発事故の「社会」背景を再認識しておく上で欠かせない一書だろう。
今後のための「社会」的側面について、本書の著者の主張点は明確である。
最後に、この点を以下引用させていただく。
*日本の原子力開発にまつわる構造的な欠陥が改められないままで、個別の原発が急作りの安全基準を満たしているか否かといった矮小化された判断で「再稼働」の可否を判断すべきではない。 p52
*私たち国民が国の政治や経済のあり方に鋭い関心を振り向け、主権者といわれるにふさわしい主体的な行動をとることが不可欠です。そうでなければ、原発を推進してきた巨大な「原子力ムラ」構造を変えることはできないでしょうし、「脱原発」の将来計画も不明確なまま、場当たり的な「再稼働」の連鎖の果てに「元の黙阿弥」になる危険性を振り払うこともできないでしょう。 p54
*政策推進者たちが主張する「安全性」や「コスト」には操作の余地がある。 p56
→自分たちに都合のいい情報のつまみ食い、不都合な情報の隠蔽・過少評価、捏造
*事実に誠実に、批判に真摯に、脅威に謙虚に p57
ご一読ありがとうございます。
本書に出てくる単語関連でネット検索した結果を一覧にまとめておきたい。
積算線量計 :「原子力防災基礎用語集」
熱ルミネッセンス線量計(TDL) :「原子力防災基礎用語集」
個人線量計 :「原子力防災基礎用語集」
ガラスバッジ 新語時事用語辞典 :「コトバンク」
→ 個人線量計(ガラスバッジ)測定結果について :「福島市」
→ ガラスバッジ情報隠蔽操作のまとめ記事 :「痛かったニュース(ノ∀`)」
熱蛍光線量計 :「福島県原子力センター」
ホールボディ・カウンター :ウィキペディア
→ ホールボディーカウンターによる内部被ばく検査について :「福島市」
→ ホールボディーカウンター~調べてわかった被ばくの現状:「SYNODOS JOURNAL」
坪倉正治×斗ヶ沢秀俊×早野龍五
ホールボディーカウンター~調べてわかった被ばくの現状Ⅰ~ :YouTube
ラジオ福島チャンネル rfcJOWR-TV
ホールボディーカウンター~調べてわかった被ばくの現状Ⅱ~ :YouTube
ラジオ福島チャンネル rfcJOWR-TV
バイオアッセイ法 → バイオアッセイ :ウィキペディア
バイオアッセイ(排泄物等分析による体内放射能評価) (09-04-03-13):「ATOMICA」
ブルックヘブン報告 世界大百科事典 :「コトバンク」
→ §3.原発の経済性・安全性 :「科学と技術の諸相」
「安全性評価」の項で、この報告書について説明されている。
プライス・アンダーソン法 :ウィキペディア
アメリカの原子力法制と政策 井樋三枝子氏
諸外国の原子力損害賠償制度の概要 (10-06-04-02) :「ATOMICA」
平和のための原子力 :ウィキペディア
→ 第3回「被ばくの記憶 原子力の夢」 :「東京新聞」2012.11.7
(4)仕組まれた「わな」
核燃料サイクル :ウィキペディア
核燃料サイクルコスト、事故リスクコストの試算について(見解) 原子力委員会
平成23年11月10日
核燃料サイクルって何? :「さよなら原発神戸ネットワーク」
電源三法 :ウィキペディア
電源三法交付金制度 :「電気事業連合会」
電源三法交付金 地元への懐柔策 :「よくわかる原子力」
インターネットに有益な情報を掲載してくださった皆様に感謝します。
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今までに以下の原発事故関連書籍の読後印象を掲載しています。
読んでいただけると、うれしいです。
『原発と環境』 安斎育郎 かもがわ出版
『メルトダウン 放射能放出はこうして起こった』 田辺文也 岩波書店
『原発をつくらせない人びと -祝島から未来へ』 山秋 真 岩波新書
『ヤクザと原発 福島第一潜入記』 鈴木智彦 文藝春秋
『官邸から見た原発事故の真実』 田坂広志 光文社新書
原発事故及び被曝に関連した著作の読書印象記掲載一覧 (更新1版)
(情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません。
その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)
第1章は、放射線の健康に対する影響への人々の深い関心に対し、解説している。
1)福島原発事故は、何をもたらしたか? 2)放射線の影響と防護の基本-2種類の影響 3)どうやって放射線のリスクを減らすか? という3部構成になっている。
この第1章を読み、私が学んだ要点を、考え方と対処法・対策としてまとめると次のようになる。このまとめに誤解がないかを含めて、詳しくは本書をお読み願いたい。どの辺りの解説かをページ範囲を付記した。
a)考え方
*確定的影響と確率的影響を分けて考えること。 p6-9
確定的影響:「限界線量(しきい値)」の被ばく限度を超えた被曝
確率的影響:「限界線量」以下でも、「放射線のがん当たりくじ」の可能性あり。
*放射線ホルミシスは放射線の影響を過少に印象づける使われ方に要注意 p10-11
*高レベル汚染地帯と低レベル汚染地帯は分けて考えること。 p14-15
*食品の放射能汚染をなくすこと p18-19
*放射線と放射能を区別すること。「一秒一発一ベクレル」 p22-23
*放射線・放射能について3つの誤解がある。
無害化できる。自然放射線は無害/人口放射線は有害、被災者から二次被ばく
→ 3つの誤解は皆ウソ! p24
*原子力発電、その原理は核兵器産業との密接なつながりがある。 p28-29
*放射性廃棄物最終処分地は世界どの国にもない=「トイレなきマンション」状態 p28
b)対処法・対策
*外部被ばくに対する安全な環境(その場所に限定で)確保は「削る」と「洗う」。
表面の土と深部の土の入れ替えは、対策にはならない。 p12-13
*高レベル放射性物質の汚染物は集中管理型処分:丈夫な防護壁での囲い込み p14
*内部被ばくには、リスクの把握のために継続的な「陰膳調査」が重要。 p18-21
*食品の汚染に厳しい監視の目を続けることが大切。放射線関係の専門家集団による善行レベルでの系統的な調査・研究と市民の自主的取り組み p20-21
第2章は、原発が導入された歴史的背景とどのような政治や経済の動きがあったのかそのエッセンスを簡潔に説明してくれる。
本書を読むと、原発開発が猛然と推進されてきた歴史が良く理解できる。それを推進させてしまった責任の一端は、やはり主権者側の無知・無関心にあったとも言える。あるいは、そう誘導させられた情報操作が見抜けない状況にあったと言うべきか。「原発開発の歴史を見直す大切さ」を再認識するのに、わかりやすい導入の章となっている。
日本政財界の主導者が如何にアメリカの政策に追随してきたかがよく理解できる。
米ソのしれつな核軍備競争のただ中で、「アトムズ・フォー・ピース(平和のための原子力)」が主唱されてきたのだ。この局面でも、米ソの競争があった。
人類史上最初の実用規模の原子力発電は、ソ連がモスクワ郊外のオブニンスクで、1954年6月27日に運転を成功させたという。イギリスは1956年にコールダーホール型炉の開発に漕ぎ着けた。アメリカは、ウェスティング社が原子力潜水艦用に開発した加圧水型軽水炉(PWR)を原発に仕上げる。一方、GE社がq沸騰水型軽水炉(BWR)を開発する。
つまり、そこには原発開発技術競争が優先されていたのだ。「原発は、都市に電力を送るために安全性を一歩一歩確かめながら、技術の発展段階を着実に踏まえて十分な時間をかけて開発されるという経過をたどったものではないのです。いきおい、安全性は二の次になりました」(p34)という事実である。
一方で、原発の開発過程で、アメリカは「ブルックヘブン報告」として知られる原発大事故での影響と損害想定をしていたこと。その研究を踏まえて、「プライス・アンダーソン法」が制定され、国家と電力企業の共同を前提に原発がアメリカで推進されてきていたのだ。「日本の原発はひとりでに54基に増えてきたわけではありません。背景に、原発を推進したアメリカの対日核エネルギー戦略があり、それをスッポリと受け入れた日本政府の対米従属的なエネルギー政策がありました。」(p49)という経緯につながっていく。
このあたりのおおきな歴史的背景が、わずかのページで簡潔に説明されていく。「温故知新」として、必読だろう。
慎重な学者の意見に業を煮やした中曽根氏が補正予算に原子炉築造予算「2億3500万円」の提案をし、当時の保守3党の賛成で慌ただしく成立させる。この額、「ウラン235」からとった数字だというから呆れる。正力松太郎氏が原発導入の旗振りを強力に進め、田中角栄内閣が「電源三法」の整備をしていくという筋書きになる。
著者は、1973年9月18・19日の日本初の福島市で開催された住民参加型公聴会の中身が、「茶番劇」以外の何物でもなかった事実にも触れている。これは、東京電力福島第二原発1号炉の設置許可をめぐる公聴会である。
そして、その結果が福島第一原発事故に帰結し、「想定外」のという言い訳が行われたのだ。そこに至るには歴史的社会的流れがあるといえる。
深刻な原発事故の発生に至るまでに、「構造的な『国民総動員原発開発翼賛体制』とでも呼ぶにふさわしい仕組み」(p50)ができあがってきていた経緯を著者は簡潔に記している。この点を私たちは再認識し、心に銘記しておくべきだろう。そこから、今後のありようを考える必要に迫られている。
福島第一原発事故が何ら問題解決しない最中、2013年5月4日の朝刊は「原発輸出へ協定 首脳会談 日本・トルコが確認」(朝日新聞)、「トルコと原発建設合意 三菱重工など受注確定へ 首脳会談」(日本経済新聞)と報じている。愕然となる。懲りない人々が蠢いている。「原子力ムラ」の蠢きを警戒しなければならないのではないか。
本書から外れるが触れておきたい。、正力氏は原発導入推進の立役者の一人だった。正力氏の思想・行動を主軸にしながら、有馬哲夫氏が『原発・正力・CIA 機密文書で読む昭和裏面史』(新潮新書)で詳しく分析されている。この本も原発事故の「社会」背景を再認識しておく上で欠かせない一書だろう。
今後のための「社会」的側面について、本書の著者の主張点は明確である。
最後に、この点を以下引用させていただく。
*日本の原子力開発にまつわる構造的な欠陥が改められないままで、個別の原発が急作りの安全基準を満たしているか否かといった矮小化された判断で「再稼働」の可否を判断すべきではない。 p52
*私たち国民が国の政治や経済のあり方に鋭い関心を振り向け、主権者といわれるにふさわしい主体的な行動をとることが不可欠です。そうでなければ、原発を推進してきた巨大な「原子力ムラ」構造を変えることはできないでしょうし、「脱原発」の将来計画も不明確なまま、場当たり的な「再稼働」の連鎖の果てに「元の黙阿弥」になる危険性を振り払うこともできないでしょう。 p54
*政策推進者たちが主張する「安全性」や「コスト」には操作の余地がある。 p56
→自分たちに都合のいい情報のつまみ食い、不都合な情報の隠蔽・過少評価、捏造
*事実に誠実に、批判に真摯に、脅威に謙虚に p57
ご一読ありがとうございます。
本書に出てくる単語関連でネット検索した結果を一覧にまとめておきたい。
積算線量計 :「原子力防災基礎用語集」
熱ルミネッセンス線量計(TDL) :「原子力防災基礎用語集」
個人線量計 :「原子力防災基礎用語集」
ガラスバッジ 新語時事用語辞典 :「コトバンク」
→ 個人線量計(ガラスバッジ)測定結果について :「福島市」
→ ガラスバッジ情報隠蔽操作のまとめ記事 :「痛かったニュース(ノ∀`)」
熱蛍光線量計 :「福島県原子力センター」
ホールボディ・カウンター :ウィキペディア
→ ホールボディーカウンターによる内部被ばく検査について :「福島市」
→ ホールボディーカウンター~調べてわかった被ばくの現状:「SYNODOS JOURNAL」
坪倉正治×斗ヶ沢秀俊×早野龍五
ホールボディーカウンター~調べてわかった被ばくの現状Ⅰ~ :YouTube
ラジオ福島チャンネル rfcJOWR-TV
ホールボディーカウンター~調べてわかった被ばくの現状Ⅱ~ :YouTube
ラジオ福島チャンネル rfcJOWR-TV
バイオアッセイ法 → バイオアッセイ :ウィキペディア
バイオアッセイ(排泄物等分析による体内放射能評価) (09-04-03-13):「ATOMICA」
ブルックヘブン報告 世界大百科事典 :「コトバンク」
→ §3.原発の経済性・安全性 :「科学と技術の諸相」
「安全性評価」の項で、この報告書について説明されている。
プライス・アンダーソン法 :ウィキペディア
アメリカの原子力法制と政策 井樋三枝子氏
諸外国の原子力損害賠償制度の概要 (10-06-04-02) :「ATOMICA」
平和のための原子力 :ウィキペディア
→ 第3回「被ばくの記憶 原子力の夢」 :「東京新聞」2012.11.7
(4)仕組まれた「わな」
核燃料サイクル :ウィキペディア
核燃料サイクルコスト、事故リスクコストの試算について(見解) 原子力委員会
平成23年11月10日
核燃料サイクルって何? :「さよなら原発神戸ネットワーク」
電源三法 :ウィキペディア
電源三法交付金制度 :「電気事業連合会」
電源三法交付金 地元への懐柔策 :「よくわかる原子力」
インターネットに有益な情報を掲載してくださった皆様に感謝します。
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今までに以下の原発事故関連書籍の読後印象を掲載しています。
読んでいただけると、うれしいです。
『原発と環境』 安斎育郎 かもがわ出版
『メルトダウン 放射能放出はこうして起こった』 田辺文也 岩波書店
『原発をつくらせない人びと -祝島から未来へ』 山秋 真 岩波新書
『ヤクザと原発 福島第一潜入記』 鈴木智彦 文藝春秋
『官邸から見た原発事故の真実』 田坂広志 光文社新書
原発事故及び被曝に関連した著作の読書印象記掲載一覧 (更新1版)
(情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません。
その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
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