SaltyDog

               by kaji

城めぐり 新たな楽しみ

2010-05-12 | 城めぐりの旅
軍資金不足というせつない理由によって、城攻めを中断せざるを得なくなって
しまったが、それはやむを得まい。ならばと、100名城には選ばれていない、
関東の城跡を巡ってみようかと計画中である。 それは、名城100選に
選ばれていない「米子城跡(鳥取)」が、とてもすばらしかったことに影響
されたと言って良い。100名城の選考基準に疑問を持たざるを得ない。
もちろん、すべての城跡に行くことは無理であるが、自分なりの基準で名城を
探してみることもおもしろいのではないかと思い始めている。

城めぐりの旅もちょうど半ばにして、5月・6月は、新たな城めぐりの楽しみ
を考える良い期間となりそうだ。

島根攻め(4:完)

2010-05-11 | 城めぐりの旅
米子城からの戻り、登ったときとは違う道を下山。 まだ少し時間がある。
残りの時間で、米子市街を散策することにした。 いただいたパンフレットを
基に、いくつか行き先をピックアップ。とりあえず「白壁土蔵」を目指す。
地図がわかりやすくかかれていたので、迷うこともなく進む。ただ、この土蔵は、
期待したほどでもなかった。次に寺町通りへ。う~ん、ここも比較的建物が
新しく、イメージと違った。 次だ、後藤家、なるほど古い建物だが、これなら
川越の方が・・・。 気をとりなおして米子港へ・・・。
さすがに疲れた。 米子の駅まで戻ることにするが、商店街があるのを見つけた。
この商店街を通り抜ければ米子駅にも通じる。「笑い通り」という商店街があって、
どんなところか興味があったが、ほんの一瞬で終わった。
その先に元町商店街が。距離は長いがほとんど店じまい。18時閉店が多いようだ。
新しく、若々しい店も何店かあるものの、ほとんどは、昔からやっているお店。
なんともさびれた感じは否めない。まぁこればっかりはどこも一緒ではあるが。

米子を発ち再び松江に。いよいよ帰りの時間が近づいてきた。バスの時間までを
駅の近くの公共施設で過ごす。

結果的に米子に今回行って正解であったと思う。 次に鳥取へ行く時は「鳥取駅」
周辺になると思うので、そうすると米子まで足をのばしたかどうか疑問である。
米子城跡を観ることができただけで、米子は満足であった。


ポテトサラダ

2010-05-10 | お酒&肴&料理&レシピ
某店で食べたポテトサラダが美味しかったと聞いた。アンチョビと
カレー風味であったそうな。 タイミング良くポテトサラダを作る
準備をしていたので、早速作ってみた。 全てそれにして失敗すると
ショックが大きいので、3分の2はいつものポテトサラダにして、
残りをカレー風味にしてみた。

恐るべきアンチョビの塩分。 やや塩辛くなってしまった。それと
カレー粉も調子に乗って入れすぎた感がある。 食べられないほど
ではないが、喉が渇くというか、酒がすすむ。 ただ、だいたい
わかった。次回はきっと美味しくできるだろう。

苦渋の選択

2010-05-10 | 城めぐりの旅
6月に青森・岩手・兵庫攻めを計画していたが、これをキャンセル
することにした。 軍資金が枯渇しており、当該計画を決行するには、
ややリスクが大きくなる。 攻めるも戦であるが、引くもまた戦で
あろう。

5月は、高遠・松江・月山富田の3城で打ち止めというか、もとより
計画なし。 したがって当面おとなしくしているのではないだろうか。

7月後半には四国攻めを控えているので、そのときまでには準備を
怠りなきようにしたい。

現在57城。 ちょっと 一休みである。

月山富田城

2010-05-10 | 日本の名城
好き度:★★★
城攻め:2010/05/08
※日本100名城

「がっさんとだじょう」と読む。 現地に行くと「広瀬富田城」とか単に「富田城」
との表記が多かった。登山口から往復で1時間程度。 案内表示はそれなりに
あるが、肝心なポイントになにもなく、本丸までは何度か迷う。
山城であるが、さほどキツイ印象は残っておらず、その分達成感も少ない。

松江城

2010-05-10 | 日本の名城
好き度:★★★★★
城攻め:2010/05/08
※日本100名城
※現存天守12城

ここは現存する12城のうちのひとつ。 国宝の犬山城や彦根城など
よりも大きく、見応えのある城である。 姫路や犬山などと同じ時代
に建てられたとのこと。 松江も国宝に指定されるべきだと思うが。

中の階段は、他の現存する城のそれよりも、ややゆるやかであるように
感じた。

島根攻め(3)

2010-05-10 | 城めぐりの旅
安来駅を出ると目の前にバス停が。乗り換え時間が短かったので、少々不安で
あったが、問題なくバスに乗り換えることができた。 約30分ほどで
市立病院前に到着。 そこから徒歩10分ほどで歴史資料館に着き、本丸
までの行き方を聞く。 いざ登山開始。 途中若干迷いながらも、約30分
ほどで本丸に到着。なかなか見事な石垣もあり、見応えのある城跡であった。
2~3組の方々とすれ違った他は、ほとんど人もいなくて、幸いであった。


<月山富田城から見た景色>

さて、ゆっくりと城跡を堪能した後は、米子へ向かうことに。米子行きは当初
予定していなかったのだが、スケジュールを少し調整するだけで、米子、つまり
鳥取県まで行くことができる魅力に惹かれ、急遽計画に組み入れた。

市立病院前から、戻りの安来行きバスの時間までには1時間の待ち時間があった。
ただ、その隣駅 荒島駅までなら15分待ち。 それならばと、荒島まで行き、
そこから米子に向かえないかと検索してみると、ちょうどよい乗り継ぎがあった。

おかげで、当初の予定よりも30分ほど早く米子へ到着することができた。
観光案内所で米子市内観光のパンフレットをもらい、とりあえず米子城跡をめざす。
駅からおよそ20分ほど歩き、登山口に。そこからさらに15分ほど登ると、
目を見張るほどの石垣が。


<米子城の石垣>

米子城は名城100選にも入っていないし、実はあまり期待していなかった。
ところがである。実にすばらしい。夢中でカメラのシャッターを切る。 さらに、
本丸までたどり着くと、それはそれはみごとな絶景が広がる。能登で訪れた
七尾城とどちらの景色がすばらしいか・・・、もしかすると米子城からみる
景色の方が勝っているかもしれないと思えるほどだ。どうしてここが100名城に
選ばれなかったのか、その理由を知りたい。


<米子城からみた景色>

つづく

島根攻め(2)

2010-05-09 | 城めぐりの旅
島根県庁前でバスを降り、お堀や石垣などを眺めつつ、天守を目指す。
券売機で入場料550円を支払い、振り返ると雄大な現存天守が目の前に現れた。
思わず声をあげてしまいそうになるほど、その姿は美しい。まだ朝も早めで
あったためか、人出も少なく、写真を撮るには好都合であった。

もちろん天守にも登ったが、城はやはり外観である。城の周りを何周かまわって、
写真を撮ってまわった。 おおむね先日購入したコンパクトカメラで撮ったが、
壊れている一眼レフも持参していた。症状が出たり出なかったりだから、もしか
すると数枚は撮れるかもとの思いがあった。その思惑通り5枚ほどはシャッターを
切ることができた。写真展で使えそうな写真も撮れたのではないかと思っている。

お堀の周りをめぐる遊覧船を観ながら進むと、やがて武家屋敷跡がみえてくる。
今回は中へ入らず、さらに宍道湖方面へ足をすすめる。宍道湖にかかった宍道湖大橋
を渡り、松江駅へと向かう。 やや時間にゆとりがある。いつもこれくらいのんびり
できるとよいのだが・・・。

軽く昼飯をすませ、12時過ぎの電車に乗って次ぎなる目的地月山富田城を
攻めるため、安来へと向かう。

つづく

島根攻め(1)

2010-05-09 | 城めぐりの旅
どういうわけか、このところ出陣の夜は雨である。翌朝の現地では晴れている
ので良いのだが、折りたたみ傘を持って出ることになり、荷物である。
今宵もそぼふる雨の中、新宿を19時50分定刻に出発。 今回のバスは
隣席が空席のようだから広々と座れ、快適だ。松江までの長旅にはありがたい。

東京駅・横浜駅でそれぞれ乗客をひろい、鳥取・島根方面へと向かうわけだが、
横浜を前にして、3本目のビールをあけている間にどうやら寝てしまったらしい。
気がついたのは、最初の休憩場所「足柄SA」であった。外へ出てみると、
雨はすでにあがっていたが、異常に寒い。松江に着いてこの寒さだったらどう
しようと、若干の不安が募る。

その後も刈谷・加西と休憩をとりながら、6時30分、「道の駅白うさぎ」で
最後の休憩となる。(写真) 目の前に海がひろがっていた。休憩時間は15分間。
私はあわてて道路をわたり、波打ち際まで駆け寄った。 エメラルドグリーンに
透き通った海を、思いがけずも観ることができたのは幸運であった。

9時ちょうど。予定よりも20分ほど早く、松江に到着。早速 松江城を目指す。
ただ、当初、往復とも歩くつもりだった。ところがタイミング良くバスが来た
ものだから、行きだけバスに乗ることにした。

つづく