手麻利・織子

貴方の思い出を織物をとうして繋いでみませんか。

小さな正月・唐戸市場へ

2025-02-22 12:45:39 | 日記・エッセイ・コラム

 小さな正月・唐戸市場へ 

 1月19日、我が家の小さな正月行事・フグを求め下関「唐戸市場」に出かけた。水中翼船・新幹線、そしてタクシーを乗り継ぎ目的地には昼前に到着した。途中タクシーの運転手さんから「お客様、今日は暖かい絶好の日ですよ。だからお客様も大勢来ていますよ」との事。その言葉通りで、市場の中も場外の芝生の上も観光客で溢れかえっていた。私は入口付近のお店で握り寿司をゲット、そこで留守番。娘と息子は奥深く散策しながら好きなものを購入した。私たちは関門海峡を吹き抜ける風を感じながら、それぞれの昼食を楽しんだ。一番美味しかったのは、私は「フグ汁」・娘は「アンコウのから揚げ」・息子は「生エビの握り寿司」・・・・。胃袋が満たされる頃には、行き交う人々の笑い声や、異国の言葉も多数聞こえた。3人はそれぞれの関門海峡を楽しみ、今夜の宿、湯元温泉「大谷山荘」にむかった。

 大谷山荘は安倍晋三元首相がプーチン大統領を招待した宿です。我が家には身の丈に合わない宿だが、想い出作りのためへそくりをちょっと奮発する。ホテルの外観、中の造り、おもてなしの数々・・・。「痛み入ります」という言葉が心から突き出てきた。お抹茶のお出迎え、夕食の少し少なめのフグ料理を含む懐石料理、プレモルの生ビールをいただきながら、大満足の夜となった。水入らず夜はぐっすり夢見心地だった。

 帰宅後、留守番役の主人から嫌みを・・・・。一人残されて体調に不安を感じたのかな?これが最後の旅になったかも・・・・です。

 

   

 

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萬翠荘に出かけました

2024-11-24 09:02:50 | 日記・エッセイ・コラム

 水彩画&トールペイント&俳句展 

 秋晴れの午後、萬翠荘で開催されている『水彩画&トールペイント&俳句展』に出かけた。会場に入るとすぐ少女の絵に足がとまる。少女は、お母さんに手伝ってもらったのだろう三つ編みの髪が愛らしく、先を見つめる瞳に固い意志を感じ、強く惹きつけられた。少女の名前は「あるがまま」でした。「あるがまま」さんの未来に思いを巡らしながら作品を鑑賞する。会場内では、品のあるきめ細かさを称賛する声や、俳句から醸し出る優しさ、そして、清い気持ちにさせられる絵画等に感動した言葉達で、賑やかな時間が流れていた。サプライズ!!琴の演奏に嬉しいおまけも味わうことができた。作品を見終わり今日の「あるがまま」さんを見た。彼女は朗らかな声でお客様との対応を忙しくされていた。その姿に近頃花屋で見かける黄色い「カラー」の花を思い浮かべた。

 今日の展覧会には二重の喜びがあった。作品の出会いは勿論、「お久しぶりです」「お変わりありませんか」「先日はお世話になりました」等々懐かしい出会いがあった。感謝・感謝です。秋の気配が感じながらの「萬翠荘」は大変素敵でした。

   

    

 

叉、連れの「三日月」さんとの談笑は、前頭葉の活性化が多いにできた。出会えた縁に感謝です。

①今年の紅白歌合戦? ②松山市の「幸せになろう」? ③「選挙」? ④「タブレットだけ文字を書かない」? ⑤朝ドラ?だけど「三屋清左衛門残日録」はいいよね・・・・。

 

 

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大崎上島 きのえ温泉に出かけました

2024-09-19 10:39:02 | 日記・エッセイ・コラム

 大崎上島 きのえ温泉に出かけました 

 半年ぶりに温泉の会の行事に参加することができ、大崎上島 きのえ温泉に出かけた。大崎上島は大三島と隣接する広島県との県境の島です。50年前、私は大三島で暮らしていたので、バスから見える案内板や風景を感慨深げに眼を凝らした。様変わりしている所も多いが懐かしい姿も見えて嬉しくなった。又、添乗員さんの案内で、「忠海港」「きのえ」の言葉は、その頃日常によく出ていた場所だったので、その言葉も心地よく耳に流れた。

 大三島から出た船は15分で大崎上島へ到着した。海運が盛んな時代に賑わった旅館や遊び処が並ぶ通りは、朽ち果てている状況で残っていた。文化財を保存するということは、口では容易いが個人の力の限界を感じながら歩いた。

 「きのえ温泉ホテル清風館」は素晴らしい宿でした。一番は温泉の泉質(ナトリウム カルシウムを多く含んだ塩化物冷鉱泉)です。すごく塩辛い湯に驚き、又、湯上がり後の爽やかな肌がいつまでも続くのに感動・感動でした。二番目は景観です。ホテルのベランダからは穏やかな瀬戸内海の海、のどかな島々、ゆっくり進むタンカー船・・・・・。癒しのパノラマが流れた。

 三番目は料理です。「アワビのバーター焼き」と「もいか」と「鯛」の刺身は、うなりました。美味しくて!! 

私の育った島も30年前ごろには、冬の大潮の夜、磯を3時間程歩けば岩の隙間からサザエやアワビを取ることが出来た。みかんのちぎり籠に貝を一杯つめて、それはお正月料理になった。一番多く取った男の自慢話と大きな貝を見つけた話に酒は進み、漁の下手な私は酒の肴にされていた風景が浮かび、父や母の顔を久しぶりに思い出すことができた。彼岸花の月です。

アワビは昔食べたかぶりつきで食べた。他の人はナイフとフォークでいただいていた。今日は合掌の日になった。

  

 料金6,600円

     

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菜の花会 ランチの前に動物園

2024-06-02 08:35:12 | 日記・エッセイ・コラム

 菜の花会 ランチの前に動物園  

 5月25日、愛車はナビで砥部動物園を目指した。久々の訪問なのでナビに頼っている私、年齢を実感。「カワウソオブジェ」で仲間と合流、今年の「菜の花会」スタートです。全員目指すは「シロクマピース」。前日のテレビ番組にも取り上げられていたので、ベストタイミングの訪問になった。バリーバお母さんはゆっくり見ることは出来たが、ピースはお休みタイム・・・動き始めた・・・こちらに歩いてきます・・・柵越しに見たピースの優しい目に、嬉しい喜びがマックス!!状態になった。ファンが多いのを納得する。

 今日は太陽に照りつけながらの散策となったが、開園より36年間の年月で、樹木は大きく枝を広げ木陰つくり、園内には爽やかな風が通り抜け、高齢の私達をいたわってくれているように感じた。みんなはそれぞれの思いで動物と楽しんでいた。翌日仲間から、ジャガーの名付け親になったと嬉しい知らせも届き、計画して良かったと安堵する。

ピース         

 私の今日は思い出を呼び起こす一日となった。私は過去を振り返える事が無く前ばかりに感心がある人間と思っていたのに・・・・。

一つは娘との出来事で、夏休みに動物飼育体験をさせ、行はバスで自分、帰りは私が砥部まで迎えに行っていた映像が浮かんできた。が、その時に娘の姿は思いだせず、何年生だったんだろう。

二つ目は、おしゃべりインコを見た瞬間、オーストラリアを旅した映像がゆっくり流れた。帰宅後自作の旅日記を開いた。【ピナクルズ4WDアドベンチャーツアー:・・・カンガルーの散歩や威嚇闘争も見る事ができ、目玉が飛び出た。インコや水鳥がそこかしこで自由を満喫していた。】

嬉しい課題発見!!:ジップラインに挑戦予定

 旅日記

ランチは砥部の「カメリア」で楽しんだ。6名の近況は、それぞれの年齢や今の立ち位置で日々を過ごしている。活動者から元気をもらい、先輩からは知恵を、話を聴いて、笑って、美味しい料理に感動して、今日のこの時を共に過ごせることに感謝しながら帰路についた。

菜の花会も14年が経過していた。心の根っこで繋がっている仲間、次回もみんなが健やかで、そして私も・・・。

 カメリア  

 

 

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くままち ひなまつり

2024-04-11 09:16:19 | 日記・エッセイ・コラム

 くままち ひなまつりのそぞろ歩きは  

 3月28日、『くままち ひなまつり』に幼なじみと出かける。ひな街道マップを片手に、マイペース歩幅で散策する。街道の両側にはそれぞれに趣向をこらした”お雛様”が飾られ、私たちはほっこりする時間をゆっくり楽しんだ。

 久万木材の端材を活用したディスプレイには、雛人形が誇らしげに座っているように見えた。そして、町全体がおもてなしの心で取り組んでいるイベントだと感じると、町民の方々の準備作業に思いをはせると、込み上げる熱いものがあった。

 今年の特別展示に「紫式部コーナー」があった。大河ドラマを忠実に再現されて飾られた人形の衣装や調度品等々には、大変感動させられた。はんなり色の十二単、小さな机には文の文字が・・・・。この展示に何時間が費やされたのだろうかと想像しながら、深いおじきをして、ハイライトの「あけぼの座」に足を運んだ。天井までに並べられた人形を仰ぎ見ながら、今日の雛人形たちは、私を温かく優しい気持ちにさせてくれた。と同時に、久万の雛様は幸せな人形だなあと思いながら、友との談笑を堪能しながら、帰路についた。

     

   紫式部

      あけぼの座

 雛菓子  

 それぞれに熟成した72歳私たちは、道の駅で鶴岡市に伝わる雛菓子を食べる。

のんびりした島で育った私たち、半世紀たった今のおしゃべりを聞きながら、おしゃべり大得意○○ちゃんは・・・・。内に凛としものがある○○ちゃんは・・・・。華やかさと気配り上手な○○ちゃんは・・・・。それぞれの子ども時代の姿が想像できない。私の中学生頃の性格もはっきりしない。次の機会にはそんな話でお腹を抱えて笑い合いたいなと思っている。

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