風立ちぬ
ファンタジーの宮崎監督が、重いテーマに挑んだ作品、どのようにアニメ表現するのか楽しみに出かけた。主人公は夢の飛行機を作りたかった。でも時代の渦の真っただ中、「ゼロ戦」を飛ばした。日本国の維新をかけて飛び立った「飛行機」は一機も帰らなかった。戦前・戦後謙虚に一生懸命生きた人々に思いを馳せながら、監督が伝えたかった「生きる」という事はビンビン心に伝わってきた。特に感極まったのは、バックに流れる音楽の表現方法です。ドイツ人と共に歌うドイツの歌や最後に流れた「ひこうき雲」等、涙にむせびながら素晴らしいの一言。
帰宅後、堀越氏をインターネット検索してみた。彼はその後もエンジニアとして活躍されて人生を終わられていたので安心した。作家の堀氏の作品「風たちぬ」を読んでみなければと思っている。
叔母から譲りうけた着物をリメーク