手麻利・織子

貴方の思い出を織物をとうして繋いでみませんか。

未来のだるまちゃんへ

2018-06-21 09:57:53 | 日記・エッセイ・コラム

「未来のだるまちゃんへ」かこさとし 

 かこさとしさんの人生を知りたいと思い図書館を訪ねた。初めの一行、「敗戦のとき、僕は19歳でした。」日本が180度変わった時代、彼は、社会や大人達に失望憤激し、児童文学を志したそうだ。末っ子の彼は、父親からあまり期待を掛けられず自由に育ち、工夫をする子供だった。ある日、父が川原の「エノコログサ」を取り、「でんぐの鼻だ」と驚かせた。彼のこの思い出が「だるまちゃんとてんぐちゃん」が生まれた原点と思った。彼は本の中に、時々父親が先をこして「おもちゃ」を買って来る事に、おせっかいと感じ喜ぶ事ができなかったと書いている。私も親として子供たちにあれこれ良かれと信じ、与えた品多数経験有。子供たちの反応が少なくかったことに納得させられた。だるまちゃんはてんぐちゃんの持っているを欲しがる。だるまどんはその代用品をありあわせのもので探す。だるまちゃんは不格好な品でも満足して喜ぶ。そんな無欲な日々を過ごしたいと思う。大きくなり過ぎた娘と絵本の思い出を総菜にし、夕食の会話が弾む今宵、ほっこり気分で乾杯です。

 

 バックが出来上がりました。

 皮職人の製作

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島と温泉 岩城島「菰隠温泉」

2018-06-10 09:17:39 | 旅行記

 島と温泉 岩城島「菰隠温泉」 

温泉友の会、今回は初めて耳する名前の温泉でした。岩城島に温泉?、昔は聞いた事無かったな?。懐かしさと、ワクワク胸弾ませてバスに乗車しました。しまなみ海道を走り、生口島からフェーリー(5分)で岩城島に上陸です。「菰隠温泉」は18年前に開業し、個人で運営している温泉施設でした。泉質はカルシウム・ナトリウム塩化物温泉。塩の温泉と理解しながらまったりした湯を身体にまとわらせていると、誰かが声高らかに「塩辛い」と。塩分濃度の強さに仰天、泳ぎにきている感じだねーと、皆で談笑しました。でも、露天風呂から眺める瀬戸内ののどかな風景は、至福のひと時でした。

帰路に就く前、同島の祥雲寺であじさいでを鑑賞をしました。私は45年前に岩城島に来ています。数人で友を訪ねた記憶があるが、誰ときたとか何をしたとかは曖昧で、友との縁も寿退職後は切れています。でも、この寺で「ウバメガシ」を見た事だけは強く記憶に残っていました。日帰りの温泉ミニ旅、今日も発見や癒しに楽しい時間を過ごすことができました。

道の駅店や温泉施設に若い外国人労働者が働いていました。津々浦々で外国人労働者が日本を支えている現実に触れました。いい労働条件で過ごせますように・・・・。

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