手麻利・織子

貴方の思い出を織物をとうして繋いでみませんか。

お婆ちゃんの織物

2024-02-11 09:32:39 | 日記・エッセイ・コラム

 お婆ちゃんの織物 

 心と時間のゆとりができたので織物に向き合えるようになり、久し振りに二重織のマフラー製作をする。「カラフル」をテーマに色遊びをしてみた。老婆になったから明るい色に引きつけられるのかわからないが、今の私の心のあり様がそうするのだと思っている。

 以前指導を受けた先生から、「お年寄りの織物には、穏やかな表情がにじみ出る」と聞いたことがある。が、私の織物は・・・・。変わってきたのは、小さな間違でも「これもまた味」と修正することが少なくなった。又、組織のむつかしいものには挑戦せず、平織で色を楽しむようになってきている。

    

 

 鶴亀こども能楽教室発表会 

 1月27日土曜日、松山市民会館で「鶴亀こども能楽教室発表会」を楽しみました。

  

  

私には初めての能楽鑑賞です。能楽の知識を持っていない私には、番組表の言葉の意味に頭脳が右往左往状態でした。連吟・独吟・素謡(すうたい)・仕舞。演目:鶴亀・猩々(しょうじょう)・羽衣・老松・葛城等等・・・・。

 15周年記念の発表会でした。長い間こども達の指導や文化の継承に尽力されている、運営リーダー○○先生に脱帽です。伝統芸能継承には、時間や労力、そしてお金も多くかかりますが、地道な努力の賜物です。子ども達が演ずる姿は、愛らしさが感じられ、静寂と凛が醸し出る舞台に、私の背筋は伸び、穏やかに鑑賞することができました。日々好日。

 

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