Eテレ 介護百人一首
フルネーム 書くのにかかった一時間 小さな前進 大きな一歩
麻痺の残る母親の日常を介護福祉士の息子が作った一首です。脳梗塞で麻痺している右手で、就職が決まった息子の書類に自分の名前を書いた。嬉しい気持ちと、息子への愛しい気持ち、親としての安堵の気持ち、幸せな空気が広がる部屋で一生懸命に書いた、その時のオーラが息子に投稿する力を押し出させた。テレビでは、二人の日常が放送された。若くして夫を亡くされ、パートで二人の子供を育てあげた。深いい苦労はあっただろうが、明るくユーモアのある可愛い母、何よりの素晴らしさは我が子をいとう言葉が一杯あった。それを受けての息子も優しかった。経済的には決して豊かではない親子だけれど、「些細な日常に喜びを感じたい」と最後を締めくくった。私は母親としてのあり様の原点に触れることができたような気がした。
小さな発見 はまぼうふう
興居島の砂浜にはかつて「はまぼうふう」という植物が群生していたが、絶滅の危機になり地域で再生の取り組をしている。「ごごしま里山作りグループ」「地域の町内会」「興居島小学校の児童」等で、年々株は増えてきているようである。初夏の日差しを浴びて可愛い花を咲かす写真ンを取るのが楽しみです。