「律」織り上げる
県展出品作品「律」を織り上げた。これから糸の始末と湯に通しアイロンがけをして、額の業者に依頼する。仕上がりは納得にはならなかったが、達成感はある。何も考えず、素直に緯糸を通し続けた。織の完成度の反省点も、染の達成率も悔しさはあるが、織り上げた時間に満足をして、出展することにする。落選するかもしれないが、68歳の挑戦です。
「律」に込めた思いは、2年前の皇居奉仕で見た宮殿中庭の光景です。高層ビル群の風景をかき消す高い木々の前に、こんもりと小山の形で寄せ植えられた木々の美しさがありました。20種類の低木は四季折々に自分の花を咲かせている。自分で立って自分の役割を果たしている姿を、「律」という題で表現すること決めました。その時「五輪塔」が頭に浮かび、色は、土・水・火・風・空で考えました。
糸の始末も大変
ていれぎの湯に浸って
始めての「ていれぎの湯」温泉に到着。台風接近の中だったので、人もまばらでゆっくり、まったりが堪能できた。金色・銀色の露天風呂も独り占め状態。私は最高に良かったが、家族は、鷹ノ子も捨てがたいとのこと。
日々の癒しは、「エール」を楽しみに待っている。「すぐ死ぬんだから」を楽しみに見ている。原作本の中で「情と誠で菩薩になる」という言葉を思い出している。