手麻利・織子

貴方の思い出を織物をとうして繋いでみませんか。

手麻利・織子の個展の日々

2017-02-02 14:29:37 | 私の作品

  手麻利・織子手織りのある暮らし展④ 

 個展を終えて一番得たものは、「縁」でした。繋がった縁・深まった縁・広がった縁等、嬉しい心は一杯あったけれど寂しい持ちになった時もありました。

我が家を訪ねて下さった「女人」は、日本人にはめずらしい黒色の色素が薄く、若い頃には「ドロシー」の雰囲気を醸し出す女性でした。女人は「おでんち」を持って来てくださいました。女人(教員)が家庭訪問のさいに戴いた品だそうで、生徒の祖母が作ったものとのこと。私の冬のユニホームは、「おでんちと割ぽう着」の毎日。おでんちと聞くとすかさず「ただでいただけるんですか」と嬉しさ余ってお行儀の悪い言葉を言ってしまいました。でも、作った方の思いを大切に愛用させていただきます。今度「おとめ」を考えます。

 私達は若い頃に出会いました。結婚・子育て・夫の親等等、未来は夢はいっぱいあり、続いていくものと信じていた。今、身の丈にあった幸せの毎日と思っているが、人生は思い通りにはゆかないし、心配や心労も多々あったな。でも、日々是好日を目指して・・・・・・。

 

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手麻利・織子の個展の日々

2017-01-28 13:23:15 | 私の作品

 手麻利・織子 手織りのある暮らし展③ 

 個展を終えて次の目標は?。65歳の私はまだ体力と気力はある。次に目指すもの・・・・・・。一つは復習をしようと考えている。私はいろんな織の手法に挑戦してきたが、自分のものになってはいないと痛感している。難しいもの、手間のかかるものに再チャレンジをする。今年より自宅での作業にしたので、ゆっくり・まったり・糸が絡まってものんびり、心の赴くままに・・・・・・。が理想。

一番再チャレンジしなければならない作品

自宅での作品第1号(絹)

          

個展会場で出会った方の一言「絹の作品が少ないのですね」と。その一言で、絹の深い魅力を探求しようと思いました。

  40年ぶりの再会 

  18歳だった私は7歳年上の「ほうずき」さんと仲良くなった。彼女は寿退社し東京に嫁ぎ、45年ぶりに故郷に帰った。私は三越で待ち合わせをした。数人の人がいたが「ほうずき」さんらしい人は見当たらない。仕方ないので携帯を鳴らしてみた。反応した人のもとへ足を進めた。「お久しぶりです。わからなかったですね。お互い。」

ほうずきさんとの縁が始まりました。

  頂いてしまいました。

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手麻利・織子の個展の日々

2017-01-06 15:02:13 | 私の作品

  手麻利・織子手織りのある暮らし展② 

 12月のある日、知人とお茶をした。お花のお礼に作品を使っていただこうと思い連絡をとり喫茶店で待ち合わせた。彼女もミーハーな一人、私もミーハー。話題は「ボブディランのノーベル文学賞」について意見がヒートアップした。受賞が決まって承諾するまでの時間がながすぎる。子供過ぎる。余りにも栄誉のある賞に自分自身の立ち位置が揺らぎ、平常心がむつかしかったのではないか。65歳の二人・・・・。最後に落ち着いたのは、ノーベル文学賞を受けてくれてよかった。ボブディランの言葉は、市民が共感するイデオロギー歌詞だ。文学が純文学だけでなく広い範囲の文學賞の道が広がった。ノーベル賞の懐の深さに改めて感動した。久し振りの対話は、若かりし頃戻っていた。

彼女は「夜桜おひち」のマフラーを選んでくれました。

         

 海賊と呼ばれた男 

 海賊と呼ばれた男の映画を二輪草さんと見た。原作本を読んでいたのでどんな演出になっているのか楽しみだ。油を船で売るシーンや、戦地から帰った社員を守り続ける映像、ドロドロのタンクから石油を精製する労働者の映像等、泣いたり笑ったり時間を忘れた。先妻の様子は原作と多少内容は違っていたが・・・。最大の山場、日昇丸がイランに向かう状況に船長や船員の命がけの心意気、感無量でこみ上げる心の鼓動。

感動・感動だった。今、石油業界は提携のニュースを目にする。出光は創業者と会社側との対立?、難しいことなんでしょうね。

 

 

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手麻利・織子の個展の日々

2017-01-01 09:26:27 | 私の作品

手織りのある暮らし展①

 私は個展を開いた。それは、ある方の助言と私にある時間と意欲が合体して実現したのだと思っている。そして、その風景は高揚感で押しつぶされそうになる感覚を味わった。私は「落陽」という作品で皆様を出迎えるため、案内状にその写真とコメントをのせていた。「若いころより落陽(吉田拓郎)の歌に元気をもらってきました。65歳になった今、落陽の風景は趣を変え穏やかに流れています。沈みゆく夕日に想いを込めてひと色ひと色織り上げました」と。

この言葉に感動をしたと言ってくださった方がいます。そして萬翠荘まで足を運んでくださり、会場で見た「落陽」には文字まで演出されていて、益々素敵だったと感動の言葉を下さいました。

私の琴線は深くゆっくり震えました。

  紅白歌合戦 

 都会に住む中学の友が突然電話をしてきた。内容は紅白歌合戦に出場する大竹しのぶを見てほしいと。彼女は彼の営む整体店の長年にわたるお客だそうだ。見た感想は、普通。今回の紅白で嬉しかったのは、アイさんの「みんながみんな英雄」を歌ってくれたこと。楽しめたのは「恋ダンス」、感動したのはゆずの歌。そして、さみしかった・物足りな方・ポツンと穴が開いていると感ずる感情は何

。彼たちがいないせいなのだろう・・・・。

 

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つづれ織り

2016-07-29 10:27:00 | 私の作品

 つづれ織りに始めて挑戦 

 経糸はタコ糸を使用し、緯糸は厚みを出すため4本どりにして織りあげた。経糸を見せない織物のため打ち込みはきつくし、今回は模様を作らず、糸が持つグラデーションの面白さを表現してみた。異色の4本が醸し出した風合いに穏やかな風が通りすぎた。次は幾何学模様を織り交ぜた作品に挑戦しようかな!。

   

 福祉サービス利用援助事業 

 社会の弱者を襲った残忍な事件、悲しくて辛くて苦しい。

数日前、市の社会福祉協議会へ出向き面談を行い、「福祉サービス利用援助事業の生活支援員」の登録希望をした。小さなことだが頑張ってみようと思っている

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