今日は朝から日が差してきて、まだ消えずに残っている雪がキラキラと眩しい! 家の中から見ている限り昨日よりは暖かそうなんですが、今日の最高気温も2℃、最低気温は-4℃ですって。
でも、道路に雪はもう全くありませんので、延していた母との病院行きを午前中に済まし、午後は俳画教室へ。
今日の画材は〝わさび〟。春の季語で、アブラナ科の日本特産の多年草です。渓流の浅瀬に自生しますが、ほとんど山葵田や山葵沢などで古くから栽培され、特に長野県の安曇野などが有名ですね。晩春から初夏、白い小さな四弁花を開き、特有の辛みと香りがあって、香辛料として古くから利用されてきました。
今日の俳画はあまり載せたくないんですが…これ山葵に見えますか?やっぱりイマイチですよね。
俳句としては「山葵田」や「山葵沢」などが詠まれて、山葵のごつごつとした根茎そのものを詠んだ例句はほとんど見当たりませんでしたが、次の2句にはその根茎が見えてきますね。「山葵の花」は初夏の季語で、山葵の根や茎、葉を刻み、酒粕に漬けた「山葵漬」は春の季語です。
水清く山葵はかくて人に辛し 山口青邨
山葵の芽砂に暦日ありやなしや 川端茅舎
写真は我家の大きな榎(えのき)です。今日の青空が透けてとてもきれいでした。