だだ今最終便で帰ってきました。疲れましたね~。東京へ行くとホントに疲れます。あの地下鉄などの乗り降りに…。私独りでは怖くってとても行けないので、いつも誰かと一緒なんですけどね。
今回は「深大寺」へ行こうと言うことで、羽田で友人と待ち合せをし、さらに国分寺市にいらっしゃる大学時代の先輩が一緒に案内して歩いて下さるというので、三鷹で合流。千葉の友人も午前中の用事が済んでから合流することに。
深大寺はもう20年近くなるかしら…一度来たことがあるのですが、全く記憶に残っていません。確か石田波郷の墓と神代植物公園には行ったかなというぐらいのかすかな記憶です。
三鷹駅からバスは便が悪かったのでタクシーで。山門前で降りると、まず目に入ったのはゲゲゲの鬼太郞…ええっ!何で…とびっくりです。〝妖怪〟といえば、私には境港しか思い浮かばなくて、聞くと原作者の水木しげるさんがここ調布に住んでいたからなんですと。そう言われればそうでしたね~。朝ドラの〝ゲゲゲの女房〟でよく見ていましたのに…この深大寺がロケ地になっていたとは全く知りませんでした。まあ、妖怪グッズがあるわ、あるわ、鬼太郞のオヤジの目玉まんじゅうまで売っていました。
山門を潜って中に入ると、黒塗りの車がズラーッと、黒いスーツの人も、何なんでしょう?アラ、警察の人たちもいますよ。とにかく異様な雰囲気…お詣りもできないので離れて見ていました。聞くところによると今からお祓いを受けるんだそうな、それで本堂は後回しにして、他を見て回ることに。そろそろお腹もすいてきたんですが、もう一人の友人が来るまではガマンです。
深大寺には句碑や歌碑がたくさんありますね。散策マップをもらうと、15個もありました。いくつか見ていくと、今度は国宝の釈迦如来像が3月までは拝観無料とあるじゃあないですか。これは見なくっちゃね~。この仏様は新薬師寺の香薬師像・法隆寺の夢違観音像と酷似していて、共に白鳳期の傑作と称され、東日本随一の「白鳳仏」と言われているんですって。眉目秀麗とはまさにこんな感じなのでしょうね。
①〈春惜しむ深大寺そば一すヽり〉皆吉爽雨 ②〈遠山に日の當りたる枯野哉〉高浜虚子 ③〈萬緑の中や吾子の歯生え初むる〉中村草田男 ④〈そのひ万の空者まぼろし辛夷咲く〉井澤正江
あっ!やっと待ちかねた彼女が来ましたので、まずは腹ごしらえを。先輩オススメのそば屋に…でも入口で作っていた草餅が美味しそう…それも〝食べた~い〟ということで、全員温かい「たぬきそば」を注文。いや~美味しかったです。〝そばがき〟もあるというので、ついでに…でもお腹いっぱい…でも冬の季語よ!…ということで一つだけ頼み皆で分けて食べました。
もう今日は疲れましたので寝ます。続きはまた明日ね…