ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

何事も〝しまれ、がんばれ、ねばれ、おしきれ〟だよ!

2020年05月17日 | 俳句

 今日は久し振りに良いお天気…だといっても私はちょっと溜まった俳句の添削で、一日が過ぎてしまいました。このところコロナでぐうたらを決め込んでいるので、根を詰めてはなかなかできず、ちょっとやっては休みという具合でなかなか捗らないのです。

 この2、3日外出が続いているので思ったのですが、私はコロナ騒ぎのせいで殆ど化粧らしきものをしていません。化粧をするとマスクが汚れますし、また、外出してもマスクははづす時がないのですから、せいぜい見える部分の目の辺りと眉墨ぐらい…

 服だって出かけないときは殆ど部屋着で過ごしますので、そこら辺のでいいし、靴だってサンダルがあれば間に合うし…と、こう考えていくと、今の私の消費生活といえば、殆どが食費ですものね。

 この3ヶ月ばかりは外食もせず、飲みにも行かず、レジャーランドへも旅行へも行かないし…とにかく一部の人を除いてはみんなが家で自粛しているのですから、これじゃあ世の中にお金が出回ることなどあるはずがありませんよ。だから経済が急激に冷え込んで、倒産や閉業、閉店、また、倒産しないまでも企業の縮小など、全国に目白押し…それに伴って当然失業者の増大も…思えばなに一つ明るい話題はありません 。先日の大手企業のレナウンが倒産したのにもびっくりしましたが、こちらでは大手ホテルの閉鎖が続いていますし、何とか持ちこたえているところでもこれから先はどうなるか分かりません。だからでしょう、今後の生き残りをかけてみんなが必死に知恵を出し合っているんです。

 私はしがない年金暮しですので贅沢は出来ませんが、今のところまあまあ食べることには困りません。でもこの先は分かりませんよね。何が起こるか…。だって今回のパンデミックは日本だけではなく、世界中の問題なんですから。そのうち世界恐慌でも起これば…しかし、私はそれがどんなものかを全く知りませんので、余計に怖いんです。

 こんな時だからでしょうか、ふっと高校時代の校訓を思い出してしまいました。確か〝しまれがんばれねばれおしきれ〟だったと。 

  ● しまれ - 事に臨んで本気を出すこと

  ● がんばれ - 常にプラス志向で元気を出すこと

  ● ねばれ - 試練に耐える根気をもつこと

  ● おしきれ - 一歩踏み出す勇気をもつこと

 その頃はただ指導の厳しさだけが印象に残って、当時の先生方の熱い思いが十分に分からぬままに卒業してしまったような気がします。でもこの○○魂をもってすればどんなことでも乗り越えられないものはないと、その時叩き込まれた魂が今でも私の心のどこかに消えずに残っていたのでしょう。

 それでは昔に戻って…さあ、これからも四つの「れ」でガンバリまっしょ!みなさんもどうぞご一緒に。

 写真は、雨が止んでも頑張っている〝カタツムリさん〟です。 最初は何かを引きずりながら這っていましたが、それを振り払って頑張って前進しています。ほら〝つの出せ やり出せ あたま出せ〟と…。応援してあげて下さいね。その写真を撮るのにしゃがんだら、向こうの木にしがみついている空蝉を発見。これまさか今年のじゃあないですよね。まだ鳴き声は聞きませんもの。去年のものなら、ここにもガンバッテルのがいますよ!

 

コメント (2)
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