昨日は木曜日で病院が午前中でしたので、リハビリは10時過ぎに出かけました。朝から少し暑いくらいで…。いいお天気がまた続いていますので、プランターの花や野菜に水をやらないとすぐにぐったりしてしまいますね。
せっかく育ってきているのに、枯らしたら悔しいでしょう。でも、あのサンチュは正解でした。今までは殆どレタスかチシャを植えていたんですよ。
…と、書いていて、あれ、「レタス」と「チシャ」、「サンチュ」の違いってあるの?と思ってしまいました。
私の頭の中では、丸く玉になったものが「レタス」、玉でなく葉の塊になっていてちょっと茶色がかったものが「チシャ」。「サンチュ」は焼肉用の一枚一枚で手頃の大きさの葉…これがス-パーの野菜売り場に並んでいるものの私の見分け方でした。あ、そういえば私が「チシャ」と思っているのはスーパーでは「サニーレタス」として二種類、緑と茶系のものがありましたね。
調べてみましたら、エエッ、知らなかった!…私の思い込みだったんですね。間違っていました。ゴメンナサイ!
「サンチュ」は「レタス」の一種で、旬は初夏から秋なのに対してレタスは晩春から初夏なんです。「チシャ」は、数種類のレタス全般のことをいうので、私がレタスと言っていたのはタマヂシャのこと、チシャと言っていたのがカキチシャのこと、他に玉にならず葉の皺が少ないのがサラダ菜だと…フウン
はあ、ややこしいですが、要するに「チシャ」は種類ではなく、レタスなどを含む蔬菜の総称なんですね。
別名掻きレタスという「サンチュ」もチシャの一種ということになりますが、これは韓国名ですので調べても広辞苑などに載っていなかったのも道理。でも、サンチュの方が普通のレタスよりも栄養豊富で、カロテンは約30倍、ビタミンCは約3倍、ビタミンEは約5倍、カルシウムは約3倍、カリウムや約2倍、食物繊維は約4倍と、大違いなんですって。もう、ビックリ!
サンチュはス-パーでは一枚一枚の葉にして売っていますが、それが我が家にあると、必要な時に必要な枚数だけ掻いてきて食べられますのでとっても便利、それにいつも新鮮なものなので美味しいですよ。これはお買い得でした!でも無農薬ですので、写真見たら分かるように、ほら虫食いも…アハッ
ちなみに、「チシャ」は春の季語で、「萵苣」と書きます。傍題には、レタス、サラダ菜も。この萵苣は中国から渡来してきたもので古くから日本にありますが、レタスの方は明治の初めに渡来したもののようです。
春もはや山吹白く苣(ちさ)苦し 山口素堂
萵苣掻いて寒村いまも川深し 橋本鶏二
すみずみに水行き渡るレタスかな 櫂未知子
山口素堂は江戸中期の、橋本鶏二は昭和の、櫂未知子さんは現役の俳人です。