おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 逆調論篇 第三十四
第五節
(原文)
帝曰。人有逆氣不得臥而息有音者。有不得臥而息無音者。有起居如故而息有音者。有得臥行而喘者。有不得臥不能行而喘者。有不得臥、臥而喘者。皆何藏使然。願聞其故。
岐伯曰。不得臥而息有音者、是陽明之逆也。足三陽者下行。今逆而上行。故息有音也。陽明者胃脈也。胃者六府之海。其氣亦下行。陽明逆不得從其道。故不得臥也。下經曰、胃不和則臥不安、此之謂也。
夫起居如故而息有音者、此肺之絡脈逆也。絡脈不得隨經上下。故留經而不行。絡脈之病人也微。故起居如故而息有音也。
夫不得臥、臥則喘者、是水氣之客也。夫水者循津液而流也。腎者水藏主津液、主臥與喘也。
帝曰。善。
(訓読)
帝曰く「人逆氣して臥することを得ずして息に音あるものあり。臥することを得ずして息に音無き者あり。起居故の如くにして息に音有る者有り。臥行を得て而かも喘する者あり。臥することを得ずして行くこと能わずして喘する者あり。臥することを得ずして喘する者あり。皆何藏の然らしむるや。願くは其の故を聞かん」と。
岐伯曰く「臥することを得ずして息に音ある者は、是れ陽明の逆なり。足の三陽は下行す。今逆して上行す。故に息に音有るなり。陽明は胃の脈なり。胃は六府の海なり。其の氣亦下行す。陽明逆して其の道に從うことを得ず。故に臥することを得ざるなり。下經に曰く、胃和せざるときは則ち臥すること安からずとは、此れをこれ謂うなり。
夫れ起居故の如くにして息に音ある者は、此れ肺の絡脈逆するなり。絡脈經に從って上下するを得ず。故に經に留りて行かず。絡脈の人を病ますや微なり。故に起居故の如くにして而かも息に音あるなり。
夫れ臥するを得ず、臥するときは則ち喘する者は、是れ水氣の客するなり。夫れ水は津液に循いて流るるなり。腎は水藏にして津液を主り、臥と喘とを主るなり」と。
帝曰く「善し」と。
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