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黄帝内経素問 瘧論篇 第三十五 第二節

2013-12-21 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 瘧論篇 第三十五

第二節

(原文)

 陽并於陰則陰實而陽虚。陽明虚則寒慄鼓頷也。巨陽虚則腰脊頭項痛。三陽倶虚則陰氣勝。陰氣勝則骨寒而痛。寒生於内。故中外皆寒。陽盛則外熱。陰虚則内熱。外内皆熱則喘而渇。故欲冷飲也。

 此皆得之、夏傷於暑、熱氣盛、藏於皮膚之内、腸胃之外。此榮氣之所舎也。此令人汗空疏、腠理開。因得秋氣、汗出遇風。及得之以浴、水氣舎於皮膚之内、與衛氣并居。衛氣者晝日行於陽、夜行於陰。此氣得陽而外出、得陰而内薄。内外相薄。是以日作。

 

(訓読)

 陽陰に并すれば則ち陰實して陽虚す。陽明虚するときは則ち寒慄して頷を鼓するなり

巨陽虚するときは則ち腰脊頭項痛む。三陽倶に虚するときは則ち陰氣勝つ。陰氣勝つときは則ち骨寒して痛む。寒は内に生ず。故に中外皆寒するなり。陽盛んなれば則ち外熱す。陰虚すれば則ち内熱す。外内皆熱するときは則ち喘して渇す。故に冷飲せんことを欲するなり。此れ皆之を夏暑に傷られ、熱氣盛んにして、皮膚の内、腸胃の外に藏することより得。此れ榮氣の舎する所なり。此れ人をして汗出でて空疏ならしめ、腠理を開かしむ。因って秋氣を得て、汗出でて風に遇う。浴を以て之を得るに及んで、水氣皮膚の内に舎し、衛氣と并居す。衛氣は昼日は陽に行き夜は陰に行く。此の氣は陽を得て外に出で、陰を得て内に薄(せま)る。内外相薄(せま)る。是れを以て日に作(おこ)るなり」と。

 

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