おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 瘧論篇 第三十五
第六節
帝曰。善。夫風之與瘧也、相似同類。而風獨常在。瘧得有時而休者何也。
岐伯曰。風氣留其處。故常在。瘧氣隨經絡(1)沈以内薄。故衞氣應乃作。
(1)沈以内薄 甲乙經は次以内傳に作る。
東洋学術出版社素問【注釈】
沈みて以て内に薄る―『新校正』「思うに『甲乙経』は『次以内搏〔次以て内に搏(せま)る〕』に作っている」。
傳と搏、どちらが正しいか分かりませんが、柴崎先生は伝(傳)えるとしていて、東洋学術出版社素問では伝入としています。
語句の意味
夫風之與瘧也、相似同類。
風の瘧とや、相似て類同じ
*「風の瘧とや」とは、「風の瘧に対する関係は」ということで、つまり「風と瘧とは」ということ。鍼灸医学大系
常=ジョウ。ツネ。いつまでも変わらないこと。いつも。なみ。普通。ひごろ。ふだん。不変の道。きまっていること。一定していること。トコ。いつも。いつでも。カって=嘗尋(ひろ・八尺)の二倍の長さ。
隨=随。隨は旧字。ズイ。シタガう=従。あとにつく。よる=依。シタガって。たびごとに。ものごとには、・・・かと思え(みれば)ば、たちまち・・・と(に)なる。
沈=沉は正字。チン。シズむ。水中深くはいる。沈没。おぼれる。さがる。気がおちつく。沈静。とどこおる。沈滞。シズめる。水中深く入れる。心をおちつかせる。深い。シン。人の姓。
沈=ちん。
①伏積した病のこと。
②沈脈のこと。<傷寒論平脈法>「遅緩相搏つ、名づけて沈という。」
③薬物の下降・瀉下・分利などの効能を沈という。たとえば大黄・牛膝・磁石などの薬物がそれである。
④月経が沈滞すること。一説に痔をいう。<素問気厥論>「小腸の熱、大腸に移るを虙瘕(ふくか)となす、沈なり。」
この節の沈は次にとする方が正しいのではあるまいか。鍼灸医学大系
漢方用語大辞典、明解漢和辞典、鍼灸医学大系、東洋学術出版社素問
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