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黄帝内経素問 瘧論篇 第三十五 第八節

2014-01-20 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ⑥ 黄帝内経素問 瘧論篇 第三十五

第八節

(原文)

 帝曰。夫經言。有餘者寫之、不足者補之。今熱爲有餘、寒爲不足。夫瘧者之寒、湯火不能温也。及其熱、冰水不能寒也。此皆有餘不足之類、當此之時、良工不能止。必須其自衰、乃刺之、其故何也。願聞其説。

 岐伯曰。經言。無刺熇熇之熱。無刺渾渾之脈。無刺漉漉之汗。故爲其病逆未可治也。

 夫瘧之始發也、陽氣并於陰。當是之時、陽虚而陰盛。外無氣。故先寒慄也。陰氣逆極則復出之陽。陽與陰復并於外、則陰虚而陽實。故先熱而渇。夫瘧氣者并於陽則陽勝、并於陰則陰勝。陰勝則寒。陽勝則熱。瘧者風寒之氣不常也。

 病極則復。至病之發也、如火之熱、如風雨不可當也。故經言曰。方其盛時、(1)必毀。因其衰也、事必大昌、此之謂也。

 夫瘧之未發也、陰未并陽。陽未并陰。因而調之、真氣得安、邪氣乃亡。故工不能治其已發。爲其氣逆也。

(1) 必毀 太素に勿敢必毀に作る。此に従う。

毀・原文の毀のヘンは臼の下に工となっている。

東洋学術出版社素問は、必毀

 

(訓読)

 帝曰く「夫れ經に言う。有餘は之を寫し、不足は之を補せと。今熱を有餘と爲し、寒を不足と爲す。夫れ瘧する者の寒は湯火も温むること能わざるなり。其の熱するに及べば、冰水も寒すること能わざるなり。此皆有餘不足の類なるも、此の時に當りては、良工も止むること能わず。必ず其の自から衰うるを須ちて乃ち之を刺すは、其の故何ぞや。願くは其の説を聞かん」と。

 岐伯曰く「經に言う。熇熇(カクカク)の熱を刺すなかれ。渾渾(コンコン)の脈を刺すなかれ。漉漉(ロクロク)の汗を刺すなかれと。故は其の病逆未だ治すべからざるがためなり。

 夫れ瘧の始めて發するや、陽氣陰に并す。是の時に當りては陽虚して陰盛んなり。外に気なし。故に先づ寒慄するなり。陰氣逆して極まれば則ち復び出でて陽にいく。陽と陰と復外に并するときは、則ち陰虚して陽實す。故に先づ熱して渇す。

夫れ瘧の氣は陽に并するときは則ち陽勝ち、陰に并するときは則ち陰勝つ。陰勝つときは則ち寒し、陽勝ときは則ち熱す。瘧は風寒の氣常ならざるなり。病極まれば則ち復す。

病の發するに至りてや、火の熱あるが如く、風雨の當るべからざるが如きなり。故に經に言うて曰く。其の盛んなるときに方りては、敢えて必ず毀することなかれ。其の衰うるに因ってや、事必ず大いに昌んなりとは、此れをこれ謂うなり。

 夫れ瘧の未だ發せざるや、陰未だ陽に并せず。陽未だ陰に并せず。因って之を調すれば眞氣安きを得て邪氣乃ち亡ぶ。故に工も其の已發(イハツ)を治すること能わず。其の氣逆するがためなり」と。

 

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