おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 腹中論篇 第四十
第五節
帝曰。夫子數言。熱中消中不可服高梁芳草石藥。石藥發癲、芳草發狂。夫熱中消中者皆富貴人。今禁高梁、是不合其心。禁芳草石藥、是病不愈。願聞其説。
岐伯曰。夫芳草之氣美、石藥之氣悍。二者其氣急疾堅勁。故非緩心和人、不可以服此二者。
帝曰。不可以服此二者何以然。
岐伯曰。夫熱氣慓悍。藥氣亦然。二者相遇、恐内傷脾。脾者土也。而惡木。服此藥者、至甲乙日更論。
語句の意味 2-2
癲・疒に眞=てん。
①精神病の一種。痰気の鬱結による。症状は、精神が抑鬱され、表情が漠然とし、あるいはブツブツ一人ごとをいう、また泣いたり笑ったり常でなく、幻想幻覚があり、言語錯乱して穢潔もわからず、食欲もなく、舌苔は薄膩、脈弦滑などをあらわす。治療は理気解鬱、化痰開竅するによい。<素問奇病論>参照。
②病がなおらず、しきりに発すること。<素問長刺節論>「病初めて発し、歳に一たび発すれば治せず、月に一たび発すれば治せず。月に四五発するは名づけて癲病という。」
富貴=フウキ。財産と地位と。金があって、身分も高い。
心=シン。心臓。ココロ。精神。思い。心念。心府。心思。心意。考え。思慮。気持。意味。わけ。思いやり。心ばかり。ほんのわずか。本心。本意。ほんとうの気持。気をくばること。気。ムネ→胸。ムナ。むな先。ものごとの根本。まん中。中心。中央。=芯。中央にはいっているもの。星の名→二十八宿の一。明解漢和辞典。
参考
心=黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第二節 語句の意味 心主夏 手少陰 手太陽
美=ビ。ミ。ウツクしい。うるわしい。きりょうがよい。りっぱ。心がきよらか。ウマい。おいしい。ヨい。ヨミする。ほめる。うつくしいこと。味がよいこと。うまいこと。よいこと。すぐれたこと。アメリカ(美利堅)州。アメリカ合衆国の略称。美国。わが国では米をつかう。
鍼灸医学体系(語句の解)
*本文の「芳草の気は美なり」とは「薬草の香気あるものは多く感覚的な散の性質をもっている」という意であろう。散とは胸中の欝を晴らす如きをいう。
悍=カン。タケダケしい。アラい。気があらい。悍勇。「悍馬」
気=活動能力
急=急激
疾=しつ。①疾病のこと。②脈証の一つ。⇒疾脈(しつみゃく)。③はやいこと。
勁=ケイ。キョウ。ツヨい→強。力。
緩=ゆったりした感じのよい徴候の脈。新・東洋医学辞書13
緩=カン。ユルヤか。ユルい。のろい。おそい。遅緩。やわらか。寛大。ユルめる。ゆるやかにする。のばす。中止する。寛大にする。のろくする。ユルまる。ゆるやかになる。H26・7・24
和=漢方治療法の1つで、汗や下を使えないときに穏やかに熱を冷ます。新・東洋医学辞書13
和=わ。①和解の意味。和法(わほう)に同じ。②薬名に冠して日本産なることを示す。殊に中国産と品種基源を異にするわが国の代用品をいう。漢方用語大辞典
和=。ワ。ヤワらぐ。仲よくなる。柔らかになる。静かになる。穏やかになる。従う。さからわない。楽しい。ヤワらげる。やわらぐようにする。ナゴやか。穏やか。のどか。楽しそうなようすの形容。ナぐ。静まる。ヤマト、日本の意。一致する。いっしょになる。平らか。仲よくすること。仲直り。おだやかのこと。なごやかなこと。平和。まぜる。調合する。混ざる。調和する。ととのえる。剛柔の中間。ほどよい。〔数〕二つ以上の数を合わせた結果。こたえる。応ずる。アえる。まぜる。
慓悍=ヒョウカン。気ばやで、あらあらしい。明解漢和辞典
木=もく。五行の一つ。人体では肝と胆に配当される。<霊枢熱病篇>「得ずんば木に之を索む、木は肝也。」
至甲乙日更論。
鍼灸医学体系(語句の解)
*至甲乙日更論
右の文を「甲乙の日に至りて更に論ず」と訓じたのでは何のことかわからない。これは「甲乙の日に至りて更論せん」と訓ずべきであるり、その意味は「甲乙の日になると何等かの変化が起こる」という意である。
鍼灸医学体系、漢方用語大辞典、明解漢和辞典、新・東洋医学辞書13
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