おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
季刊誌 うみのせい 2014 夏 海の精クラブ 「減塩」の効果は？ より1‐3
アメリカの影響で始まった減塩運動
アメリカでは1969年(昭和44年)以来、ナトリウムと健康について大きな関心が持たれるようになり、高血圧を予防するために食塩摂取量を下げようと、1977年(昭和52年)上院特別委員会で食塩の目標摂取量を一日4～6gにすることが勧告されました。
それ以来、減塩政策が始まりました。
西ドイツでも年代別に細かく区分して、食塩の摂取量が勧告されました。しかしアメリカの過去20年間の国民栄養調査では、平均食塩摂取量は下がらず増えていて、その政策の効果は上っていません。
日本では、アメリカや西ドイツの動きをみて、1979年(昭和54年)に一日10g以下という減塩運動の具体的な目標が設定されました。
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欧米人はパンと肉を食します、パンには塩がはいっており、肉・生肉1kgに約7gの塩がはいっています。また欧米人は1日3回ぐらいしか小便をしないため体から塩が抜けないので、減塩してもよいのです。
日本人は米を主食としています、炊いたご飯の65％は水といわれています、これを排泄するには、味噌汁、漬物、梅干し等の塩が必要となります。
欧米人と日本人の違いを知るべきではないでしょうか。
2－3へつづく
3－3は既報長野県の長寿日本一は減塩のおかげ？！ 長野県の食塩消費量は、2008年の調査では第4位？！え？！。
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