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p128右肩がこるより左肩がこるほうが病は進行している!

2012-10-21 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

第2章 漢方はどう診断するか

 

血の道症(血毒症)の原因とその対症法

 

p128右肩がこるより左肩がこるほうが病は進行している!

 

水滞による肩こりをもう少し説明しますと、腹がちゃぷちゃぷになれば、腸は下がってきます。

痔になったりヘルニアになるおそれもあります。

その腸を持ち上げるのは、腹筋がつっているということ、腹筋が網引きをしているようなもので、体のなかで荷物を持って気張って立っている状態なのです。


 ところで、胃が悪くなると背筋がこるといいます。

背筋は、内臓を背と腹でつっかえ棒をして支えているわけですから、胃に水分がたまってきますと、背中までこってきます。

胃がいっぱいで腸が空っぽなら食べものは腸に下がります。

かならず、水滞は腸からはじまって胃にいたるという床上浸水型なのです。

 

浸水が腸の場合は右肩がこり、胃まで浸水してくると背中までこってきます。

そして腰までつったり、だるくなると、これは病気が相当進行していることになるのです。

こりの場所は、病気の状態を示しているわけです。

 肩こりぐらいという人がいますが、肩は体の変調があるからおこるわけですから、そのこりの場所で病気の原因をつかむことが第一です。

この場合は風邪をひきやすい条件にあります。

そうしたときは「桂枝湯(けいしとう)」という湯薬を飲ませています。

ちょっと湿っている状態を、散歩や運動で発散する役割です。

この「桂枝湯」は上薬で、まだ病気の前兆の薬です。

 血液の循環に異常があったり、心臓が疲れたりすると、かならず左肩がこってきます。

この左肩のこりはよくこりをほぐす、充血をとるということがまず第一になるのです。

 漢方薬に上・中・下薬があることはすでに述べましたが、

p78漢方薬は中国で二千年前から人体実験によって生まれた!

p85 漢方薬にも副作用のあるものもあり、使い方によっては劇薬ともなる
風邪をひくとか、足がしびれる、痛むというときは、はっきり病気が現れているわけですから、中薬の「葛根湯(かっこんとう)」とか「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」が処方されるのです。

 へそが立っているのは、美容上の問題ではありません。

病気の起爆剤を抱えている状態です。

ふつう、へそは丸くて真横に向いて寝ているのですが、体質に変調のある人、自律神経失調症とかアレルギー症の人は、へそが立っています。

したがって、へその立っている女性は子宮後屈が多いということになるわけです。

 へそ相という八卦見(はっけみ)がありますが、へそは人間の健康状態を表わしているのです。

へそのゴマをとるとお腹(なか)が痛くなるというのも、へそが胃や腸と密接に関係があるということなのです。

漢方ではよくへそを中心にして腹証をとります。

右肩だけがこっている(水滞が起こっている)と、へその左の横に動悸(どうき)があるのです。

右には動悸は起こりません。

 この左の動悸を、〝芍薬(しゃくやく)の証〟といっているのです。

動悸がへその右にある人は、動物食ばかり食べすぎて香辛料が不足してカルシウム不足になり、神経を使っていらいらしている状態にあるといえます。

動悸は、いちばん最初の体のストレスの起こりです。

左の場合は一過性の水分代謝が悪いという状態ですが、右に動悸がきたときは、充血とか心臓の負担が多くて、血液障害があるときです。

 ややこしくなりましたが、肩こりは、

右肩がこって、へその動悸が左にある場合は、水分代謝が悪い水滞の状態。

右肩がこって、へその右に動悸があるときは香辛料不足で心臓の負担が多くなった状態です。

つまり右肩がこるより左肩がこるほうが病は進行しているということになります。

 漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第八節 語句の意味

2012-10-20 09:44:54 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第八節

九候之相應也、上下若一、不得相失。一候後則病。二候後則病甚。三候後則病危。所謂後者應不倶也。察其府藏、以知死生之期、必先知經脈、然後知病脈。眞藏脈見者勝死。足太陽氣絶者、其足不可屈伸。死必載眼。

 

語句の意味

上下=①寸と尺をさす。<霊枢終始篇>「病まざる者・・・上下相応じて倶に往来するなり。」②手と足をさす。<素問皮部論>「上下法を同じくす。」同法とは手足のそれぞれの経の診察法が同じであるということ。

 

鍼灸医学大系・上下若一

王冰の注に「上下一の如しとは、遅速大小等しきを言うなり」とある。

 

失=シツ。ウシナう。なくす。見うしなう。逃がす。とりおとす。死なせる。乱れる。ウせる。なくなる。過失。しくじる。ちがう。それる。

 

後=コウ。ゴ。ウシろ。あと。かげ。ノチ。以後。将来。死後。子孫。すえ。後継者。あと。おそくなる。あとに残る。生き残る。及ばない。まける。恐れる心。失敗。

 

倶=グ。ク。トモに。ミナ。いっしょに。両方。ともなう。つれだつ。

 

察其府藏

鍼灸医学大系

王冰の注には「夫れ病の府に入るときは則ち愈ゆ。藏に入るときは則ち死す。故に生の期準、察して以て之を知る」とある。

 

經脈=ここでは正常な経の状態。鍼灸医学大系より

 

眞藏脈=

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第十一節 語句の意味1-2

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第十一節 訳

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第十二節

黄帝内経素問 玉機真藏論篇 第十九 第十二節 訳

 

旧カネボウ薬品の資料より

足太陽=足太陽膀胱経・目の内眼角(睛明穴)から始まり、額に上って頭頂にまじわる。頭頂部の支脉:頭頂から側頭部に至るその直行の脉は頭頂から裏に入り、脳を絡い、戻ってからわかれて頂部に下行し、肩甲骨の内縁に沿って脊柱を挟み、腰部に至り、体内に入り、腎とつながり、膀胱に属する。

腰部の支脉:下に臀部を通って膝膕窩中に入る。

項部の支脉:肩甲骨の内側縁を通って直下して臀部を経て下行し、それから大腿の外側に沿って腰部から下がる支脉に膝膕窩中にまじわる。ここから下っては腓腸筋を経て外踝の後側に出て、第五注足骨粗面に沿って小趾の外側端に至り、足少陰腎経とつながる。

 

戴眼=たいがん・証名。目が上を向いて動かすことができないことをいう。

太陽経の経気が絶えてしまったものである。

これは病が非常に重い段階にあらわれる一種の脳神経症状である。

また小児の急驚風、厥陰の風痰閉阻などでもあらわれる。

<素問診要経終論>「太陽の脈、其の終りや戴眼し、反折し瘈瘲し・・・。」

 

漢方用語大辞典、明解漢和辞典

 

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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第八節

2012-10-18 09:43:08 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ④ 黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第八節

原文

九候之相應也、上下若一、不得相失。一候後則病。二候後則病甚。三候後則病危。所謂後者應不倶也。察其府藏、以知死生之期、必先知經脈、然後知病脈。眞藏脈見者勝死。足太陽氣絶者、其足不可屈伸。死必載眼。

訓読

九候の相應ずるや、上下一の如く相失するを得ず。一候の後るるは則ち病む。二候び後るるが則ち病甚だし。三候の後るるは則ち病危し。所謂後るるとは應ずること倶にせざるなり。其の府藏を察して以て死生の期を知り、必ず先づ經脈を知り、然る後に病脈を知れ。眞藏の脈見われる者は勝つときに死す。足の太陽の氣絶する者は、足屈伸すべからず。死するや必ず載眼す。

 

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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第七節 訳

2012-10-17 09:28:30 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第七節

帝曰。何以知病之所在。

 岐伯曰。察九候、獨小者病。獨大者病。獨疾者病。獨遲者病。獨熱者病。獨寒者病。獨陥下者病。

 以左手足上去踝五寸按之、庶右手足當踝而彈之。其應過五寸以上蠕蠕然者不病。其應疾中手渾渾然者病。中手徐徐然者病。其應上不能至五寸、彈之不應者死。

 是以脱肉身去者死。中部乍疏、乍數者死。其脈代而鉤者病在絡脈。

 

黄帝が申されました

どういうことで此処が病だということが知ることができるのであろうか。

岐伯が答えて申し上げました

三部九候をみて、その中の一候だけが他に比較して、小・大・速・遅・熱・寒・陥下と、この七つの異常をあらわしている時は、そこが病んでいると考えるのでございます。

左の手で患者の足の踝の上部五寸の位置を按じまして、右の手を患者の足の踝に当てここを振動させます。その振動が踝の上五寸以上の部位ではい上がるような者は病ではありません。その振動が早くわかりにくいようなものであれば病んでおりまして。手の中でゆったりしている者も病んでいるのでございます。その振動が踝の上五寸で応じず、分からぬ者は死ぬのでございます。

 ゲッソリ痩せ細ってしまう者は死にまして。中部の脈拍が不規則で、散乱して秩序を失い遅くなったり早くなったりするような者は死ぬのでございます。その脈が代で鉤脈の者の病は絡脈にあるのでございます。

 

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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第七節 語句の意味

2012-10-16 09:28:52 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第七節

帝曰。何以知病之所在。

 岐伯曰。察九候、獨小者病。獨大者病。獨疾者病。獨遲者病。獨熱者病。獨寒者病。獨陥下者病。

 以左手足上去踝五寸按之、庶右手足當踝而彈之。其應過五寸以上蠕蠕然者不病。其應疾中手渾渾然者病。中手徐徐然者病。其應上不能至五寸、彈之不應者死。

 是以脱肉身去者死。中部乍疏、乍數者死。其脈代而鉤者病在絡脈。

 

語句の意味

鍼灸医学大系の語句の解より

王冰の注に「相失するの候診凡て七つ有りとは、此を之謂うなり。然して脈に七診を見わすは、参伍して調わざるを謂う。其の独り異なるに随って以て其の病を言うのみ」とある。

七診=七種の脈候または七種の診察法。

①脈象。三部九候をみて、その中の一候だけが他に比較して、小・大・速・遅・熱・寒・陥下と、この七つの異常をあらわしている時は、そこが病んでいると考える。<素問三部九候論第十節>参照

②診法。心を静めて神を存する。外を忘れて慮をあらう。呼吸を均しくして中気を定める。軽く皮膚の間を案じて、その腑脈を探る。やや重く肌肉の間を按じて、その胃気を探る。さらに重く骨上を案じて、その臓脈を探る。上は魚際を尋ね、下は尺沢を尋ねてその終始を求める。

 

按=①おさえる。なでさする。しらべる。②脈診する。その沈部の象を求める。③案(かんがえる)。

按診=触診に同じ。

按診=手を用いて患者の身体に触れて診断すること。

 

彈=鍼灸術語。刺針した針の柄を指ではじいて、刺激を強めること。

 

蠕=ゼン。ウゴメく。のろのろ動く。ジュ。虫が動きはうさま。

蠕蠕=ゼンゼン・ジュジュ。うごめく、はい歩く形容。シナ北方にいた種族名、→匈奴の別種。

 

渾渾=水が盛んに流れる形容。濁った水が流れるさま。わかりにくいさま。

 

徐徐=ゆったりと。もの静かなさま。

 

脱肉=肉がやせほそってゲッソリとしてしもうことである。鍼灸医学大系

 

身去=体力がぬけてしまって何する力もないことである。鍼灸医学大系

 

乍疏乍數=たちまちそ、たちまちさく。脈拍が不規則で、散乱して秩序を失い遅くなったり早くなったりすることで、怪脈の脈經に属する。気血が消滅しかけているときにあらわれ、危篤な病状である。

怪脈=生命が危機に瀕した時に現れる特殊な脈象。

 

代脈=脈象の一つ。脈の到来が緩弱で、規則的な休止があるもの。この脈は、臓気の衰弱を主り、心臓疾患・驚恐・打撲の重症なものなどにみられるが、また妊娠後期にも見られるので、これは区別しなければならない。

代脈=脈の拍動が一定の回数になると止まる脈。

 

鉤脈=<素問陰陽別論>「一陽鼓するを鉤という。」

<黄帝内経素問王冰注>「一陽とは三焦の心脈の府をいう。しかり一陽鼓動する者は則ち鉤脈也。まさにこの鉤脈は則ち心脈なるべし。・・・・・」

<難経十五難>「夏の脈は鈎、心は南方の火なり、万物の茂する所、枝垂れ、葉を布き皆下曲すること鈎の如し、故ににその脈の来ること疾く、去ること遅し、故に鈎と曰う。」

<難経十五難>「夏の脈は鈎、反するものは病となす、何を反すと謂う。然る也。その気来ること実強、是を太過という。病外にあり、気来ること虚微なる、是を不及という。病内にあり。その脈の来ること累累として環の如く、琅玕を循るが如きを平という。来りて益々数、鶏の足を挙ぐるが如くなるものを病という。前曲がり、後居して帯號を操るが如くなるを死という。夏の脈は微鈎なるを平という、鈎多く胃の気少きを病という。但鈎にして胃の気少きを病という。但鈎にして胃の気なきを死という。夏も胃の気を以て本となす。」

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第二節

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第二節 語句の意味 2-2

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第二節 夏 訳

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第八節

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黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第九節

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第九節 訳

漢方用語大辞典、新・東洋医学辞書、明解漢和辞典

 

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